CGソフト★なんでも覚書 <gooブログ版>

gooブログに引越ししました!よろしくお願いします

【Google SketchUp】被写界深度(DOF)を作る注意点

2008-05-19 00:31:30 | Google SketchUp とAfter Effects

2Dソフトで被写界深度を利用するための、Depth Bufferを出力する機能がないGoogle SketchUpで、何とか近い物を作ろうとしています。

5月17日の記事で、使用した3Dモデルのエンブレムとホイール周りが、白く浮き上がっていたので原因を調べてみました。

<ポリゴン裏側の色>
5月17日に使った画像(Green 255 のフォグを表示:面をモノクロ表示)

Aftereffects_841

オブジェクトの面をモノクロにしているのに、エンブレムとホイールの周りに色が付いています。
これは、調べたらポリゴンの裏側の色(デフォルト設定)である事が判明しました。

<解決策>
ウィンドウ >> スタイル で、「裏の色」を白に変更します。

Aftereffects_852_2

これで、エンブレムとホイール周りは、「モノクロ」表示で白色になります。

Aftereffects_850

Photoshop 又は、After Effects に読み込んで、Green色を選択しアルファチャンネルにすると、形状に沿ったグラデーションのDepth Bufferができます。

Aftereffects_851


<残る問題点:色域指定>
After Effectsでは、エフェクトのKeylightを使えば、滑らかなグラデーションができるのに、Photoshopではチョット足りない・・・

私が知らないだけかもしれないけど、フォグの色をぬくには「色域指定」しか見当たらず、オブジェクトの上の色をスポイトで採るとダメで、背景の色をスポイトで採る事になる。
ところが、許容量が"200"までしかないので、手前の方がグラデーションにならず、白で塗りつぶされたようになってしまいます。

SketchUp で、フォグを表示する際に、色を"Green 200"に設定しておくと、奥から手前までグラデーションになるんですが、階調が少なくなります。

<関連記事>

<リンク>

<script type="text/javascript"> </script> <script src="http://pagead2.googlesyndication.com/pagead/show_ads.js" type="text/javascript"> </script>