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MaPZoneのテクスチャーをProAnimatorで使う #2

2008-01-30 23:22:53 | もっとAfter Effects(4) 3Dプラグイン

"MaPZoneのテクスチャーをProAnimatorで使う #1"の続きで、今回は、ProAnimatorの作業をします。

Adobe Illustratorで、リングの形状を予め作成しておきます。

Aftereffects_635

After Effectsに、MaPZoneで作成したテクスチャー2枚を読み込んで、ProAnimatorの"Layer Map"に設定しておきます。

Aftereffects_641

ProAnimatorの編集画面を開いて、Illustratorで作成したファイルを読み込みます。

球状のオブジェクトは、ProAnimatorに標準で用意されているので、これを利用します。

カメラビューの「フロント」を選択して表示した状態です。

Aftereffects_637

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<オブジェクトをコピー>

オブジェクトの複製は、オブジェクトを指定してからモードを切り替えて、"Duplicate"ボタンを押すだけです。

Aftereffects_638

タイムレインには、自動で"Object Track 3"レイヤーが追加されています。

<マテリアルの設定>

オブジェクトを指定して、画面上部の"Material Set-Up"を選択し、マテリアルタブの赤枠部分で、各設定をします。

テクスチャーを使う項目では、"Layer Map"の番号を選択し、完成したら、右に表示されているマテリアルのサンプルを中央の"①"へマウスでドラッグ&ドロップします。

Aftereffects_639

<アニメーション設定>

静止した状態で、サイズや角度を調整して、今回は、カメラだけを動かしてアニメーションを作成します。

カメラは、After Effectsのものは使わず、ProAnimatorのカメラを使っています。

赤枠の"TRY"ボタンを押すごとに、次々プリセットに用意されているアニメーションが高速プレビューできるのは、簡単でProAnimatorのすごいところです。

Aftereffects_640

完成したアニメーションに、サードパーティエフェクト Knoll Light Factoryも適用してみましたが、カメラが動いてるはずなのに、ライトは同じ位置になっていますね(・。・;

Aftereffects_642

次回は、ライトもカメラに合わせて見え方が変わる設定をする予定です。

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MaPZoneのテクスチャーをProAnimatorで使う #1

2008-01-30 00:55:50 | もっとAfter Effects(4) 3Dプラグイン

フリーソフトの「MaPZone」で作成した(プリセットの物を使用)テクスチャーを利用します。

2D画像の編集ソフトでも利用できますが、今回は、After EffectsのサードパーティプラグインのProAnimatorを使って、3Dオブジェクトマテリアルに適用してみます。

テクスチャーは、前回の記事で書き出したものを使いますが、ProAnimatorをアプリケーションソフトとして起動させた場合、読み込めるファイル形式が静止画だと「PSD」と「JPG」だけになります。

AfterEffectsのプラグインとして使う場合は、「BMP」・「PNG」や他のファイル形式でも対応できます。

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<Normal画像の色分解>

MaPZoneのスタート画面で、プリセットの物を書き出すと、2個のファイルができますが、バンプマップに使用すると思われる!?全体に青いNormal画像をチャンネルで表示させてみました。

Aftereffects_644

RGBをバンプマップに使うか、どれか一色を選んで使うかは、画面見ながら判断して下さい。

カラーをグレーに変換するしたい場合は、チャンネルコンバイナーを使用します。

Aftereffects_636

最近、平日でも夜になるとブログサーバーが重たくて、記事の投稿が思うようにできません・・・

0時を回ると少しましになりますが、時間がないので、記事を2日にわけて投稿する事が、増えるかもしれません。

Aftereffects_643

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もっと(4)AfterEffects 3Dプラグイン #4

2008-01-11 00:26:10 | もっとAfter Effects(4) 3Dプラグイン

After Effects用のサードパーティZaxwerksのプラグイン"3D Warps"に含まれている"3D Layer Warp" は、ディスプレイスメントマップ用のグラデーションが無くても、平面レイヤーを想像つかない形に変形させる事ができます。

まずは、想像できるものから作ってみます。

「もっと(4)AfterEffects 3Dプラグイン #3」で作成した、段差を"Warp"の設定だけで作成できますが、設定が3個なので、ここまでだと思います!?

Aftereffects_589

数値や、"Warp Style"を変化させる事で、オブジェクトや背景素材の作成にと、適当に設定しただけで、面白いアイデアが浮かんでくるかもしれません。

Aftereffects_579

上記の段差を作成した設定で、"Warp Style"を変化させて出来た中で、こじんまりしたのを掲載します。

Aftereffects_590

皿付きのお銚子、フラクタルノイズでキノコ雲にならないか?、中をのぞいたら何が見えるかな?

全て、1枚の平面からできているので、出来るまでの工程をアニメーションにもできます。

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もっと(4)AfterEffects 3Dプラグイン #3

2008-01-10 23:54:00 | もっとAfter Effects(4) 3Dプラグイン

もっと(4)AfterEffects 3Dプラグイン #2に続いて、サードパーティZaxwerksのプラグインを使って、3Dのオブジェクトを作成します。

今回使うプラグインは、"3D Warps"の"3D Layer Warp”というプラグインで、3D Warpsには、もうひとつ"3D Grid Warp"というプラグインも含まれています。

【カラーマップの作成】

前回は、ディスプレイスメント用のマップを作成しましたが、オブジェクトのテクスチャーとなるカラーマップも用意しておきます。

単色でよければ、平面にエフェクトを適用するだけですが、画像やムービーを変形させたい場合は、カラーマップになるコンポジションを用意しておきます。

青色の平面は、後で説明します。

Aftereffects_584

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【3D Layer Warpの設定】

ディスプレイスメントマップを選択して、適用度を設定し、"Warp 1"で四角形をZ方向に曲げると下図のようになります。

Aftereffects_585

わかりやすいようにグリッドを表示しています。

手前の、グラウンドとスタンドの間の壁を一体にして高くしたので、壁の部分だけが極端に引き延ばされた為、カラーマップの壁の部分を縮小しています。

Aftereffects_586

<画像の品質>

画像の品質を調整する事ができるので、テストしてみました。

一応、スタジアムのスタンドをイメージして作ったグラデーションです。

Aftereffects_588

初期設定の「60×60」の設定です。

Aftereffects_581

「1000×1000」の設定です。

Aftereffects_587

同じ設定でも、解像度を変化させると別物に見えるほど変化してしまう場合もありますが、レンダリングに時間がかかりすぎるので、考えどころです。

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もっと(4)AfterEffects 3Dプラグイン #2

2008-01-10 01:23:04 | もっとAfter Effects(4) 3Dプラグイン

After Effects用のサードパーティプラグインを使って、AEのカメラで自由に撮影できるオブジェクトを作成します。

下は、参考にする画像ですが、全体作るのは無理なので、部分的に作ってTrapcode Particularで作成する観客と組み合わせる考えです。

Aftereffects_565

今年は、オリンピックイヤーという事で、関連した物が作れたらと思っています。^^

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1回目は、座席の部分だけ作ってみて、観客の配置を試みてみます。

エフェクトは、Zaxwerksの3D WarpsとProAnimatorのうち、新製品の3D Warpsを使います。(Trapcode Formでも同じような事ができると思います)

Aftereffects_564

<ディスプレイスメント用グラデーションの作成>

まず、平面に段差をを付けるために、グレーのグラデーションを作成します。

グラデーションは、どのCGソフトを使ってもできますが、これもサードパーティZaxwerksの"The Werks Vol. 1"で作成します。

<The Werks Vol. 1>

オーソドックスなグラデーションを作成するプラグインですが、いろいろ便利な機能があるので、追々、記事にしていきます。

段差は、丸みのない、直角に曲がったデザインなのでグラデーションは、にじみが無いように設定していきます。

最初に、両端にマーカーを設置します。

Aftereffects_566

黒は、真黒にする必要はありません。数値を50にして余裕を持たせています。

間の、適当な位置をクリックすると新しいマーカーが現れます。

Aftereffects_567

Altキーを押しながら、マーカーをクリックすると、同じ位置に複製が作成されるので、マウスで横に移動させます。

微調整は、キーボードの矢印キーで移動させ、重なった状態から1クリック分ずらすと、境目がハッキリしたグラデーションになります。

Aftereffects_568

図では、右端にVの値が"0"の黒を追加しています。

真黒を追加する事で、4段目の座面が現れます。

真黒を追加しなかった場合は、下図のようになります。

Aftereffects_574

今回は、正面から見て、手前が白で、奥に行くほど黒くなるようにグラデーションを設定しています。

上から見た場合は、高い位置が白で、底の方が黒になります。

上から見た場合は、コンポジションを拡大して、さっきのグラデーションに、黒の背景をプラスし、両端を黒くします。

Aftereffects_576

そうすると、下図のように、座席の裏の壁の部分まで出来上がります。

Aftereffects_577

次回に、3D Warpsの設定をします。

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