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AfterEffects を使ってみる(100)Zバッファーを使ったブラー

2008-03-24 01:22:24 | After Effectsを使ってみる(91)-(100)

3Dソフトを使った記事「【Lightwaveレイアウト】(4) 2Dパーティクル★ソフトとの連携」で作成し、レンダリングしたムービーを、2DソフトのAfter Effectsで編集します。

AVI形式(無圧縮)のムービーとDepth BufferをPNG形式の静止画連番で出力したものをAfter Effectsに読み込んでいます。

出力形式については、ベストかどうか?ハッキリと断言できません・・・

<表計算ソフト>

そして、テキスト形式で書き出した、モーションパスのデータを表計算ソフトにペーストして開きます。

今回も、Googleドキュメントを使っています。

Aftereffects_752

<After Effectsプロジェクト>

赤枠部分が、エフェクトのTrapcode Particularを使用しているレイヤーで、黄色枠がDepth Bufferのレイヤーです。

Aftereffects_753

Particularの「Position XY」に、Googleドキュメントのデータをコピーしたものをペーストします。

Particularの「Z Buffer」の設定を変化させて、スモークが壁や機体に馴染むように設定します。

この設定は、当ブログの過去記事を参考にして下さい。

「AfterEffectsを使ってみる」カテゴリーの最近の記事を振り返ってもらえば、わかると思います。

<サンプルムービー:ClipLife>

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<Depth Bufferのレベル設定>

今回は、さらにブラー(合成ブラー)をかけます。

Depth Bufferのレイヤーを「レベル」で調整して、ブラーのかかる位置を変化させて、遠近感をだしています。

トーンカーブだと、Depth Bufferのレイヤーが1個で変化できますが、自動で補完させると思うような変化ができない場合が多いです。

Depth Bufferのレイヤー2個で、奥と手前に分けるような設定をしています。

・奥の設定

Aftereffects749

白色が、ブラーが強く効いて、黒が全く効きません。

「情報パネル」で色の数値を見ながら設定したほうが良いでしょう。

・手前の設定

Aftereffects_755

・「加算」で合成した画像

Aftereffects750

・わかりにくいですが、ブラーをかけた画像

Aftereffects_756

<サードパーティプラグイン:GenArts Sapphire>

過去に記事で、ちょっとだけふれた「GenArts Sapphire」の体験版をインストールして、同じような効果があるエフェクトを使用してみました。

「S_ZBlur」は、Depth Bufferのレイヤー1個で、「合成ブラー」、「反転」などAfter Effectsのエフェクト数個、使わないとできない事が、簡単にできてしまいます。

Aftereffects_757

サンプルムービーでは、最後の映像がそれです。

Aftereffects_758

手動でレベル調整するより、きれいにぼかせられます。

Sapphireのブラーは、After Effectsのブラーより、全般的に綺麗にぼけているようにみえますが、気のせいでしょうか?

<100回目!?>

このカテゴリーが、100回目となりましたが実際は、101~102回目だと思います(^^ゞ

番号がダブっているのがあるためです。

一応、一区切りにという事と、これから、5月初にかけて、超多忙でパソコンもCGソフトよりワープロソフトを動かしてる方が多くなりそうなので、このカテゴリーはしばらくお休みとなります。

時間がかからない、After Effectsの小ネタとかは、できるかもしれません。

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AfterEffects を使ってみる(99)表計算ソフトでクルクル螺旋

2008-03-18 00:21:45 | After Effectsを使ってみる(91)-(100)

前回の関連記事、「AfterEffects を使ってみる(97)表計算ソフトでデータ編集」で、After Effectsのデータをコピーして、表計算ソフトなどに貼り付けると、編集可能なデータが表示されるのが確認できたので、表計算ならではの関数を使って、キーフレームを作成します。

ブラウザで使える、オンラインの表計算ソフト「Googleドキュメント」でも、数学の三角関数等が使えます。

Aftereffects740

もっと機能が欲しい場合は、マイクロソフト「エクセル」やGoogleパックからインストールできる無料の「StarSuite」等を利用する事になります。

下図は、「Googleドキュメント」で、「SIN 関数」を使っている例ですが、SINの後の「B12」は「Frame」の値を参照するようになります。

Aftereffects741

表計算ソフトのデータをコピーして、After Effectsに貼り付けると、平面が左右に動くアニメーションになります。

Aftereffects742

After Effectsの「エクスプレッション」を使っても、同じ事ができますが、After Effectsが、エクスプレッションに対応していないバージョンを使っている場合には、おススメです。

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<マイクロソフト Excel のマクロを使ったツール>

本日の本題ですが、前回の記事で申し上げた通り、表計算ソフトで編集出来る事は、パーティクルソフトの「Particle Illusion」についてサイトを調べていて見つけたもので、関連サイトには、3Dソフトからモーションを書き出すツールやAfter Effectsとの連携するためのチュートリアルが用意されています。

その中に、Excel で三角関数を使い、円や螺旋状にモーションキーが簡単に作成できる、Particle Illusion用のツールがあったので、After Effectsのモーションを作成するのに使えないかと思って、使用してみました。

マクロが使われているので、セキュリティ警告を「コンテンツを有効」に切り替えて実行します。

Aftereffects743

右下の大きな数字は、プリセットで、左側の設定項目を調整する事で、いろいろな形に変化させる事ができます。

設定を変化させると、すぐにプレビュー画面に反映されるようになっています。

Aftereffects744

下部にあるタブを選択すると、位置データが表示されます。

横にある画像は、データとは関係ありません。

Aftereffects745

<After Effects用のデータに変換>

データはこのままでは使えないので、必要な範囲を選択してコピーし、Excel以外の表計算ソフト(今回は「Googleドキュメント」)を開き、下図の赤枠を選択し、貼り付けます。

Excel同士だと、計算式がコピーされて、正しい結果が出ないため、別のソフトを使いました。

Aftereffects746

「Z Pixels」の値を入力して(今回はすべて「0」)最後の行に、「End of Keyframe Data」が来るようにします。

途中に「End ・・・」を配置すると、そこまでのデータだけがコピーされます。

Aftereffects747

すべて、コピーして、After Effects 平面の「位置」に貼り付けると、ご覧のような螺旋状にアニメーションするようになります。

Aftereffects748

今回のツールの名前はSilly Sling Path generator 1.0といいます。Particle Illusion用のツールなので、Wondertouch社のサイトからダウンロードできます。

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After Effects チュートリアルビデオ詳細発表!

2008-03-17 01:47:18 | After Effectsを使ってみる(91)-(100)

AM1:30です。今帰ってきました。

すぐに寝ようと思いましたが、私が特に肩入れしている!?Motionworksのサイトに新作のAfter Effectsとサードパーティプラグインを使ったチュートリアルビデオの詳細が発表されていたので、取り急ぎ記事にしています。

今回は、John Dickinson氏のほかに、Zaxwerksプラグインのチュートリアルで有名な、Alan Shisko氏や爆発コンテストにも参加していたHarry Frank氏も制作にかかわっています。

詳しくはサイトで

Presenting Making It Look Great 2 and 3


AfterEffects を使ってみる(98)サウンド効果

2008-03-13 23:35:44 | After Effectsを使ってみる(91)-(100)

AfterEffects を使ってみる(96)Trapcode Particular #7 街 爆発 で作成したムービーに効果音を挿入してみます。

細かい設定は抜きにして、ただ、素材集の音を重ねていくだけの作業だったので楽しめました。

今回の効果音は、Digital Juice 「Sound FX Ⅰ」を使用しています。

日本で購入すると高価な素材集ですが、海外のDigital Juiceサイトでセール商品として取り扱いされて、50%以上の割引になることもあります。

<サンプルムービー:YouTube>

このムービーを高画質で見る→こちら(URLに&fmt=18を追加しています)

  </object>

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<After Effectsプロジェクト>

このムービーには、サウンドを少し加えても物足りないので、16種類の音を使っています。

ポリスラジオの音声も入れましたが、勿論、適当です(^^ゞ

Aftereffects737

After Effectsでレンダリングする際に、「出力モジュール設定」の「オーディオ出力」にチェックを入れるのを忘れないように・・・

Aftereffects738

<Digital Juice Sound FX>

この効果音を集めた素材集には、WAVEとMP3形式が収められていて、無料のソフト「Juicer 3」を使ってMP3形式のファイルはパソコンにインストールできます。

ディスクには、ファイル番号が名前になっていますが、Juicer 3を開くと、分野別にわかりやすいタイトル名が表示されます。

Aftereffects739

今回、WAVE形式のファイルが、After Effectsで読み込めなかったので、MP3形式を使用しました。

他のソフトでは、再生できるのに読み込めないとは・・・AEの方に問題があるのかな?

Juicer 3は、WAVE形式しか出力できないので、パソコンにインストールしてあるMP3形式のものを、Windows Media Playerで探すことにしました。

CDから読み込んだことはあるけど、パソコン内のファイルを再生する方法がすぐにわからず、あっちこっちクリックした結果、フォルダを「再生リスト」にドラッグして登録するのが良さそうです。

Aftereffects736

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AfterEffects を使ってみる(97)表計算ソフトでデータ編集

2008-03-13 00:20:49 | After Effectsを使ってみる(91)-(100)

簡単にパーティクルが作成できるソフト「Particle Illusion」について調べていたら、After Effectsのデータを読込む際に、タブ切りテキスト形式で読み込むそうなので、実際にAfter Effectsからテキストが出力できるのか試してみました。

<位置データをテキストで出力>

タイムラインの「位置」をクリックして、すべてのキーを選択して、コピーします。

Aftereffects_746

これをテキストエディッタや表計算ソフトなどに貼り付けます。

無料のテキストエディッタ「Apsaly」で開いた状態です。

Aftereffects_747

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<表計算ソフトで編集>

数値の編集には、表計算ソフトの方が使いやすそうなので、今回は、ブラウザで使える「Google ドキュメント」のスプレッドシートに貼り付けて編集してみます。

Aftereffects_748

数値を書き換えて、全体を選択し、コピーします。

Aftereffects_749

<テキストデータを読み込み>

表計算ソフトで作成したテキストデータをAfter Effectsに読み込みもやってみます。

新しい平面で、「位置」を選択し貼り付けると、データに沿ったモーションパスができます。

Aftereffects_750

Trapcode Particularの「Position XY」と「イエロー平面」の「位置」をエクスプレッションの投げ縄を使って、同期させています。

もちろんAfter Effectsの標準プラグインでも、応用できます。

Aftereffects_751

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