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CGソフト★なんでも覚書 <gooブログ版>

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AfterEffects を使ってみる(80)トラックレイヤー

2008-01-12 00:50:32 | After Effectsを使ってみる(71)-(80)

サードパーティプラグインの中には、別の平面レイヤーやライトの移動やサイズ変更などと同期してエミッタやオブジェクトの設定を変えれるエフェクトがあるので、このトラックレイヤーについての記事です。

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<トラックレイヤーが使えるプラグイン>

トラックレイヤーとしていますが、プラグインの会社により名前が変わってくるので、今回は、Zaxwerks"3D Warps"の”Track 3D Layer"の名を省略して、「トラックレイヤー」としています。

プロの方は、どう呼んでいるのか、はわかりません。

Aftereffects_592

"3D Warps"で作成した、3Dオブジェクトでシーンを作成したものですが、赤いコーンの動きにトラックレイヤーを使っています。

After Effectsで3Dプラグインは、2Dレイヤーでしか動作しないので、3Dレイヤーのように、プレビューはカメラから見た状態しかプレビューできないので、オブジェクトのモーションを作成するには、不便です。

この3Dオブジェクトの動きを、別の3Dレイヤーで作成して、そのまま同じ軌道で動くようにするものです。

Aftereffects_594

"3D Warps"以外にも、"Trapcode Particular"や、動きは2Dですが"Knoll Light Factory"等に同様の機能があります。

Aftereffects_596

<3Dプラグインでもできない事>

見かけ上は、3Dのオブジェクトですが、出来ない事があります。

カメラをグルっと回して背後に移動は、できますが・・・

Aftereffects_591

最初に述べたように、2Dレイヤーで作成しているので、カメラを固定したまま、奥にあるオブジェクトをレイヤーを飛ばして手前に持ってくることは出来ません。

Aftereffects_593

どうしても、手前に移動させたい場合は、トラックマットや、マスクなどを使って、2Dのレイヤーを合成するような作業が必要です。

Zaxwerksの”Pro Animator"なら、オブジェクト同士を重ねたり、前後を入れ替えたりできます。

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AfterEffects を使ってみる(78)トランジション

2008-01-07 22:39:01 | After Effectsを使ってみる(71)-(80)

After Effectsで、ムービーファイルにトランジションを適用する場合の注意点です。

Adobe Premiere とAfter Effectsの組み合わせで、ビデオ編集する場合、トランジションをかけるオーバーラップの部分だけ切り取って、After Effectsでエフェクトを適用するのが、一般的だと思いますが?

After Effectsだけで、ムービーファイルを結合しようとする場合、エフェクトをかけたレイヤーの全ての時間において、エフェクトが適用された状態になって、レンダリングに余計な時間がかかってしまいます。

レイヤーのオーバーラップ部分を分割して、エフェクトを適用する方が、時間は短縮されます。

エフェクトによっては、あまり影響がない物もありますが、今回、下図のようなワイプを①レイヤーに適用してレンダリングするとレンダリングが非常に遅くなっているので気がついたのですが、①レイヤーを①と②に分割する事で、解決します。

Aftereffects_563_2

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AfterEffects を使ってみる(77)Trapcode Particular #5

2008-01-06 23:21:48 | After Effectsを使ってみる(71)-(80)

After EffectsとGarry'sModスタジオ #2 \(^o^)/」及び

AfterEffects を使ってみる(74)Trapcode Particular #4

 の補足になります。

<カスタムパーティクルの設定>

まずは、Trapcode ParticularのParticle部分について、万歳するアニメーションを作成例にしてみます。

黄色いハンカチについては、誰でも綺麗になびく旗が作れる"Zaxwerks 3D Flag"を使っているため、アニメーション設定をしなくても、何時間でもヒラヒラしているので省略します。

Aftereffects_559

万歳は、3枚の静止画で作成しています。

前回もちょっと説明していますが、手を上げてから、手を下げて腰を下ろすまで、レイヤーを並べ、時間を設定しておきます。

(画像は、ブログ記事用に作成したもので、横に並べる必要はありません)

コンポジションサイズは、80×100として、解像度はかなり低くしています。

ズームアップする場合は、大きい方が良いのですが、レンダリング時間が長くなるので、状況によって変えてください。

一旦、プリレンダリングしています。

<フレーム合成・タイムリマップ>

このブログ初! フレーム合成とタイムリマップを使用します。

下図では、フレーム合成のスイッチが隠れていますが、プリレンダリングするとスイッチが表示されるので、チェックマークを入れ、そして、赤枠のボタンもONにします。

Aftereffects_560

コンポジションの時間設定は、長めに設定してタイムリマップで、モーションを調整します。

逆転再生もできるので、5枚のレイヤーでなく、3枚でも作れたかな?と後になって思っています。

手を上げる時は、フレーム合成はほとんど見られませんが、腰を下ろす時は、時間をかけてゆっくりにしているので、フレーム合成の効果が出ています。

After Effects CS3のユーザーであれば、新機能で、きれいなモーションが作れると思うんですが、7.0以前のユーザー向けですね・・・

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<Trapcode Particular 設定>

ここからは、黄色いハンカチも同じような設定になります。

Aftereffects_561

"Emitter"のポジションだけ動かして、他は、ほとんど0又は1の数値になります。

"Emitter Size"を変更すると、バラけるので整列させない場合は、数値を上げます。

Particleの"Time Sampling"で、同じ動きをするか、黄色いハンカチのようにバラバラの動きをするか、決めます。

カスタムパーティクル作成時に、いろいろなモーションを作っておくほど、違う動きをします。

最後に、背景と合成するコンポジションです。

Aftereffects_562

2Dの背景と、3Dのパーティクルなので、カメラは水平方向に移動させるのがやっとで、回転なんか出来るものではありません。

次回から、このパーティクルとZaxwerksのプラグインを組み合わせてみる予定にしていますが・・・

いつもリアルタイム進行なので、どうなるかわかりません(^^ゞ

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AfterEffects を使ってみる(76)Zaxwerksプラグイン #4

2007-12-30 23:54:46 | After Effectsを使ってみる(71)-(80)

秋に発売されたTrapcode Formや、Zaxwerks 3D Warpsは、グリッドをベースにして、平面を3D空間で複雑に変形させられるAfter Effects(AE)のサードパーティプラグインです。

今回は、Zaxwerks 3D FlagsとAEの標準プラグインの"グリッド"を使って、2種類の動画を作ってみました。

3D Flagの良いところは、専用の高速プレビューで動作を確認できるところでが、今回のように"Color from Layer"が変化すると、高速プレビューは役に立ちません・・・

レイヤーを丸ごと3D変形させるプラグイン(Formなども含めて)では、普通のパソコンを使用していると、非常に処理時間が長くかかって、試行錯誤するところまでいきません(・。・;

経験とパソコン(ワークステーション)の性能が、物をいうプラグインですね・・・

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<1.三日月状の平面を回転させる>

Aftereffects_536

エフェクトの「円」を使って、三日月状の物を作成し、別のコンポジションで「グリッド」と色を付けます。

Aftereffects_537

合成するコンポジションで、3D Flagを適用する新規平面を3個作り、レイヤーの角度を変えて重ならないように設定しています。

Aftereffects_538

3D Flagの設定は、2種類の作例ともデフォルトに近い設定にしています。


<2.カメラでアップにして2枚のフラッグを重ねる>

3D Flagの専用プレビュー画面です。

Aftereffects_531

下段の赤枠の数値を上げると、細かい動きまで再現する事が出来、小さくすると紙のような質感に替ってきます。

2種類のグリッドを作成しています。

Aftereffects_532

新しいコンポジションンに、3D Flagを適用する平面を2個作成します。

Aftereffects_533

3D Flag以外に、CCの名が付くエフェクトをいろいろ試してみました。

今回は、"CC LightRays"をつかっています。

Aftereffects_534

"Time"フォルダのエフェクトも面白いかもしれません。

Aftereffects_535

Zaxwerksには、3D Flag以外に、3D Warpsというプラグインがあります。

3D Warpsの方が、新しいプラグインなので、レンダリングは早いかもしれません。

3D Warpsには、グリッドとレイヤーの変形をそれぞれ専用のプラグインに別れて用意されています。

形状を変形するなら、3D Warpsの方が扱いやすいかわりに、アニメーションさせる時は、タイムラインで時間の設定をしないとアニメーションしません。

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AfterEffects を使ってみる(74)Trapcode Particular #4

2007-12-30 00:19:17 | After Effectsを使ってみる(71)-(80)

過去の記事、AfterEffects を使ってみる(73)Trapcode Particular #3 の続きです。

<ParticularのParticleの設定>

100×100のコンポジションに、50×50の新規平面を作成し、100×100のホワイト平面には、Zaxwerks 3D Flag のエフェクトを適用します。

3D Flagを使用する際は、必ず専用の新規平面を用意し、"Color From Layer"を使うようにします。

使い始めたころは、ちょっと曖昧だったんですが、Color From Layer を使わないと画像が切れてします事を確認したので、今回から使うようにしています。

Aftereffects_540

フラッグは、上下左右のいずれか又は、複数個所を固定していないと、風が起きると画面の外へ飛んでいきます。
固定しない設定もあるので、まだ試してませんが、ハンカチがヒラヒラ飛んでいく!の場面で使えるかもしれません。
メッシュの数値を下げると、硬い感じの表現ができます。

Aftereffects_539

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<Particularの設定>

"Particle"のカスタムレイヤーの設定に、上記で設定したコンポを選択して、Time Sampling は、”Loop"が付く設定にします。
下図では、"Play Once"となっていますが間違いです。

Aftereffects_541


今回は、前回と少しフラッグの設定を変えています。
ロープの角度によって、フラッグの動きを変えてみました。

Aftereffects_542


背景が1枚の平面のため、カメラ角度を変えると、見れたもんじゃないんですが、建物を分割して3Dレイヤーにしたらどうかな? と思ってはいます・・・


Aftereffects_543

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