CGソフト★なんでも覚書 <gooブログ版>

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AfterEffects を使ってみる(20)ベクトルペイントと線 4/5 前編

2007-08-07 01:34:42 | After Effectsを使ってみる(11)-(20)
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ベクトルペイントの続きは後回しにして、今回からエフェクトの「線」を使って何ができるのか? 数種類のサンプル動画を作ってみます・・・

<放射状に線を描く>

「線」はマスクに沿って線が描かれるので、まずは、ペンツールでパスを描きます。
花火のように中心から放射状に描くので、「ビュー」→「定規を表示」を使って「ガイド」で中心の位置に合わせます。

Aftereffects_197

ガイドはロックして移動しないようにします。

中心でクリックしてから左端でShiftを押しながらクリックします。

頂点をクリックする順番で、「線」の「開始」と「終了」が決まるので放射状の場合は、すべて中心をクリックしてから端の頂点をクリックする事になります。

<アニメーション>

0フレーム目で「開始」、「終了」共に0にします。

Aftereffects_198

45フレーム目で「終了」を100%にします。

線の長さは。「開始」の値を変化させて決めます。

Aftereffects_199

これで1回分となるので、繰り返す場合は変化させたキーポイントをすべてマウスでドラッグして範囲を選択します。

コピーして時間の針を移動させてからペーストします。

これを繰り返せば同じ動作が繰り返されます。

今回は、「パス1」をコピーしペーストして、点と線の平面を作成しています。

Aftereffects_200

新規コンポジションに、さきほどのコンポジションを6回ドラッグし角度を変えれば、6個の線が放射状に動く動画が完成。

Aftereffects_201

パスの形を変えて線をアニメーションさせることもできます。

0フレームで作成したパスにペンツールで適当な数の頂点を作ります。

Aftereffects_203

図では2個頂点を追加していますが、円形や四角形に変化させるには3個以上追加です。

下図は2個追加で円形を選択したところ

Aftereffects_204

6個集めたコンポジションをみると

Aftereffects_205

6個集めたコンポを新規コンポジションに4個入れて少し回転させると

Aftereffects_206

上図では、タイムグラフを2フレームづつずらしてあります。
このように新規コンポジションを作成していくとネズミ算式に増えていきますが処理は当然重くなっていきます・・・

<グロー>

Aftereffects_208

これまでのコンポジションは800x800で作成していたので、最終のレンダリングをするコンポジションを作成して2種類のコンポジションを入れて、さらに調整レイヤーでグローを適用しています。

Aftereffects_209

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AfterEffects を使ってみる(19)ベクトルペイントと線 3/5 中編

2007-07-29 01:04:37 | After Effectsを使ってみる(11)-(20)

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Illustratorで写真をイラスト風にして色分けした素材に、After Effects(AE)のベクトルペイントを使って、塗り絵をしてみます。

Illustratorのパスだけコピーして、AEの平面に貼り付ける方法とIllustratorのデータをコンポジションとして読み込む方法があるので、今回は両方します。

< パスをコピペする方法 >
Ctrl+Nで新規ポジションを作成

Aftereffects_183

時間は、30秒の場合は、「3000」と入力、「99」までの数値だとフレーム数になり、フレームレート30の場合で「99」は「03秒09フレーム」となります。

Aftereffects_184

新規平面(Ctrl+Y)のカラーは、Illustratorと同じ色を使っていますが、お好みで選択してください。

Illustratorの画面がCS3になって変更されているので下図を参考に・・・

Aftereffects_185

Aftereffects_186


 

AEで新規平面を色数だけ作成します。

Aftereffects_187

Illustratorから、1色分だけパスをコピーして新規平面に貼り付けます。

Aftereffects_188

 

すべての平面にマスクを貼り付けたら、ベクトルペイントで塗りつぶしていきます。

塗り方は、ひとそれぞれなので説明できませんが、塗る方向・塗るスピードがアニメーションに反映されるので、いろいろ工夫して下さい。

Aftereffects_189

 

最初の着色は、「再生モード」を「現在のフレーム」を選択して塗ってから「線のアニメーション」に切り替えて、タイムラインの針を動かして他のレイヤーとのタイミングを見ながら、着色していきます。

Aftereffects_190

塗る面積が広いので、直線で塗るか、円を描きながら又は、放射状に塗るか?いろいろありますが、巨大なブラシサイズでマウスワンクリックで塗りつぶす事もできます。


< Illustratorのデータを読み込む方法 >

Ctrl+Iでファイルを読み込みます。

Aftereffects_191

読み込むファイルは、色別にレイヤーに分けてあるファイルになります。

(7月28日の記事を参照)


Aftereffects_192


レイヤーごとにベクトルペイントで、塗っていきますが、「コンポジットペイント」の設定は使いやすい設定に変えて作業して、最後は「マットのみ」に変えます。

Aftereffects_193

同時に2本以上の線を描くと、同時にアニメーションがスタートします。

Aftereffects_194

Aftereffects_195

私のパソコンでは、ベクトルペイントをRAMプレビューやレンダリングすると、プレビュー後エラーが必ず出ます。

今度レンダリングする時は、プレビューを閉じてみようと思っています。

ペイントする時に、コンポジションウィンドウを拡大表示しているので、このままプレビューしている為か? 原因はわかりません。

Aftereffects_196

ちょっとトラブルが出そうな場合は、「プリレンダリング」しておくと安心です。

 

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AfterEffects を使ってみる(18)ベクトルペイントと線 3/5 前編

2007-07-28 01:22:04 | After Effectsを使ってみる(11)-(20)
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< 7月25日の補足 >
記事では、テキストのアウトラインを作成してから、ベクトルペイントを適用しましたが、マスクが無くても直接ペイントして、コンポジットペイントを「マットとして」を選択すれば、記事と同じ結果になります。

背景が透明であれば図形でも、マスク無しできれいな輪郭の図形をペイント可能です。
テキストや図形を変形させてからペイントしたい時には、マスクを使うと便利です。

本日から、図形を使ってペイントのアニメーションを作ってみます。

だいたいの感じは、上のムービーのようになる予定です・・・
フリーハンドで描くと、子供の落書きみたいになるので^_^;
CS3のPhotoshop・Illustratorを使って、素材は写真を利用してみます。

7月26日のブログで、PhotoshopCS3の「クイック選択ツール」で花だけを選択し、Illustratorの「ライブトレース」を使用してイラスト風に変換する動画を公開しています。

使い方がよくわかっていないので、効率の悪い操作かもしれない Illustratorの「ライブトレース」での素材作りから書いていきます。

Aftereffects_175

写真を配置(リンクファイルでも可能)したら写真の上をクリックすると「ライブトレース」のメニューが現れる。

ライブトレース横のボタンを押すとプリセットメニューが出てくるので写真(高解像度)を選択。

Aftereffects_176

①の「最大カラー」で色数を調整して②の「拡張」ボタンを押すとパスが表示される。

Aftereffects_177

パスは、グループ化されているので、「グループ解除」して同じ色同士にグループを組みなおす。

  ※ 同じ色でグループにする方法が、用意されているかもわかりませんが今日は、私の執った方法を書きます。


Aftereffects_179

①スポイトで ②画像の色を採取 ④で「カラー(塗り)」を選択すると同じ色がすべて選択されるので、グループにしてレイヤーの目玉を消して選択した部分を一旦、画面から消す。

Aftereffects_180

残っている色を順番に、選択してグループ化すると下図のようになる。

Aftereffects_181

冒頭で太字で説明しているように、ベクトルペイントを利用するときに、この素材のパスだけをコピーして、マスクに張り付ける方法と、マスク無しでIllustratorの素材をこのまま読み込む場合があるが、後者の場合は色のグループを個別のレイヤーに入れなければならない・・・?

ただし、あえて全体で1個のオブジェクトとして利用する場合は、色グループに分けなくても、トレースした画像をそのまま利用できます。

Aftereffects_182

上は、イラストのデータが最初の物と異なっていますが、レイヤーに分けた図です。

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AfterEffects を使ってみる(17)ベクトルペイントと線 2/5

2007-07-25 01:09:08 | After Effectsを使ってみる(11)-(20)

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筆文字を書き順通りにペイントするアニメーションを作ってみます。

After Effects5.5を使っていた時は、アドビIllustratorでフォントのアウトラインを作成してAEにもってくればできそうだなとは思っていたのですが、一度もやった事がなく、今回が初めてになります・・・

AE7.0なら、すごく簡単に出来ました!

フォントのアウトラインは、Illustratorを使わなくともAEの標準機能に、「アウトライン作成」、「オートトレース」が付いているのでアウトラインは一発で作成できてしまいます。

Aftereffects_162

まずは、「オートトレース」でマスクを作成。

Aftereffects_163

プレビューを見ると、フォントの周辺に黄色いマスクの線が描かれているのがわかります。

タイムラインは、下図です。

Aftereffects_164

コンポジションウィンドゥを拡大してみると

Aftereffects_165

文字はギザギザですが、滑らかにパスでマスクが作成されています。「オートトレース」は、テキスト以外でもビットマップの図形などでもアウトラインを作成できます。

次に「アウトラインを作成」でマスクを作成します。
レイヤーのメニューか、又はテキストレイヤーを右クリックしても選択可能です。

Aftereffects_166

テキストの場合は、通常「アウトラインの作成」でマスクを作成します。

Aftereffects_167

上図のように、レイヤーのマスクの名前が「オートトレース」とは違っています。

新しいレイヤーにマスクが作成されているので、色を変えるときは「平面設定」Ctrl+Shift+Yで変更できますが、ペイントするので今回は変更する必要はありません。

<ベクトルペイントの操作>

Aftereffects_168

マスクの入っているレイヤーに「ベクトルペイント」のエフェクトを使って着色していきます。

マウスでブラシを使用すると設定した太さの線しか描けませんが、ペンタブレットを使うとペンの圧力で太さを加減できます。

【 ベクトルペイントの取り消しは、1回だけ 】

多分ですが、1回だけのようです。 書き損じたらその場で、元に戻さないと後からはベクトルペイントだけでは修復できなくなるので、注意して下さい。

消しゴムはありますが、アニメーションの修復には役に立ちません。

画面を消していくアニメーションになってしまいます。


Aftereffects_169

ひとつのフレームに2角以上書いてみました。(コンポジットペイントの設定を変更しています。使いやすいモードに変更してください。)

Aftereffects_170

「再生モード」を「線のアニメーション」に変えて時間を進めるとアニメーションが始まりますが、上図の説明にあるように全ての線が同時に描かれてしまします。

まずは、1本の線だけ引いて時間を進めて、アニメーションが終わったら数フレームずらして2番目の線をブラシで描きます。

これを繰り返していけば、割と早く作業は終わります。

アニメーションスピードを速くするには、「再生スピード」の設定で変更できますが、AEのレイヤーメニューの「時間」でも変更できます。

 

< マスクで修正 >

Aftereffects_172

きれいに塗りつぶそうとして、太いブラシで塗っていくと、線が交差するところで変な形で色がはみ出してしまいます。

取り消しは1回しかできないので、すべて描いてから気がついても後の祭り・・・

書き直すか、修正するかになります。

今回、私はマスクで修正しています。

Aftereffects_173

ペンツールではみだしている部分をマスクで描いて、形状(シェイプ)を変化させたり、不透明度を変化させて、できるだけゴマかせれるようにしてみました。


Aftereffects_174

4カ所マスクを作成して修正していますが、いずれも設定は「マスクシェイプ」、「マスク不透明度」の2個の項目だけ変化をつけています。

上図は、マスク4に線が近づいてきたところですが、シェイプを少し後退させて不透明度を100%から下げることによって徐々に隠れていた色が浮かび上がってきています。

最後に作成したムービーです。

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AfterEffects を使ってみる(16)ベクトルペイントと線 1/5

2007-07-21 01:17:10 | After Effectsを使ってみる(11)-(20)

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7月16日の記事にあるムービーをネタにAfter Effects(AE)のエフェクトであるベクトルペイントと線について、なんとなくわかっている事を記事にしてみます。

ベクトルペイントは、プロバージョンのみで利用できる機能であるが、CS3からプロバージョンに統一されたので、旧のスタンダードバージョンからプロバージョンにアップグレードする価格が以前よりぐっと安くなっているので、手に入れやすくなっています。

Aftereffects_156

AEには、「ペイント」というエフェクトもあって、普通にブラシで描くだけなら「ペイント」の方が編集しやすくなっています。

ベクトルペイントの良い点は、アニメーションができるところでしょうか・・・

[8月10日訂正:「ペイント」でも操作は異なりますがアニメーションは作成できます。]


Aftereffects_157

上図のサンプルは、「ノイズ」レイヤーにベクトルペイントを適用して、手でこすった部分が透明になって背景の「雪」が100%見えるようになっています。

Aftereffects_158

アニメーションの作成は、まずはじめにタイムラインの針をアニメーションを開始したい地点に移動させます。

コンポジットペイントの設定を「オリジナル内」としておくとレイヤーの画像を表示した状態で描けます。(上図参照)

ブラシを設定して、できるだけ一筆書きで描きます。(ココはポイントです)

2本以上の線を描いた場合、アニメーションさせても書き順通りにはアニメートされず複数の線が同時に描画されて、思い通りにはなりません。 (同時に描画したい場合もあるので削除します)

2本以上のアニメーションについては、次回やります。(修正:テキストを書き順通りに描く方法をやります)

本題に戻ってペイントできたら「コンポジットペイント」を「反転マットとして」を選択します。

Aftereffects_159

「再生モード」を「線のアニメーション」にします。

Aftereffects_160

「再生スピード」を操作して時間を調整します。

7月16日のムービーは、今回とは逆で「コンポジットペイント」を「マットとして」を選択して、マウスを持った手が動くとテキストが現れるようになっています。

Aftereffects_161

今回のサンプルで「マットとして」を選択すると「雪」の背景の上に「ノイズ」が現れるようになります。

最後は、サンプルのムービーです。

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