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AfterEffectsを使ってみる(110)Google SketchUp で被写界深度(DOF) #2

2008-05-15 00:07:43 | After Effectsを使ってみる(101)-(110)

前回 作成したイメージファイルを被写界深度などAfter Effectsのエフェクトに活用できる、Depth Buffer に変換します。

<エフェクト:Keylight>
使用するエフェクトは、最近のAfter Effectsには同梱されているサードパーティ プラグインの「Keylight」だけです。
緑色のフォグを表示して作成したイメージファイルをKeylightを使って、緑色を消してしまいます。

Aftereffects_826

Keylightの「View」を「Screen Matte」に変更すれば、Depth Buffer となるグレーイメージに変わります。

Aftereffects_827

<Depth Buffer 活用>

これまでも、LightWave 3Dとの連携やTrapcode ParticularのZバッファーなど、After Effectsで3Dを使う方法について記事にしてきましたが、今回もあまり変わり映えしませんが応用例をあげてみます。

<ブラー(レンズ)>
これまでは、合成ブラーを使っていましたが、被写界深度はこちらの方が良さそうですね。

Aftereffects_835

<Keylight 又は レベル>
調整で、アルファチャンネルを作成して、オブジェクトだけを切り抜くことができます。
徐々に、消していくアニメーションもできます。

Aftereffects_837

<背景を置き換える>
背景と一部のオブジェクトを上記と同様Keylight 又は、レベルの調整で消して、別の背景と合成できます。

Aftereffects_838

<Trapcode Particular Z Buffer>
マスクを使わなくても、Z Buffer の調整で、裏に回り込むように見せることができます。

Aftereffects_839

高価な3Dソフトが無くても、無料のGoogle SketchUp で、Depth Bufferが利用できるとなると、3D未経験の人や難しくてあきらめた人でも無料の3Dモデルで、気軽に仮想空間を作って、After Effectsのエフェクトを試したり作品に利用できます。
アニメーションをエクスポートする機能は、有料のPRO版にしかないのが残念ですね。

<関連記事>

<Google リンク>

SketchUP ホーム

Google Earthもセットで<script type="text/javascript"> </script> <script src="http://pagead2.googlesyndication.com/pagead/show_ads.js" type="text/javascript"> </script>
<script type="text/javascript"> </script> <script src="http://pagead2.googlesyndication.com/pagead/show_ads.js" type="text/javascript"> </script>


AfterEffectsを使ってみる(109)Google SketchUp で被写界深度(DOF) #1

2008-05-14 01:33:58 | After Effectsを使ってみる(101)-(110)

Google SketchUp は、無料で使える3DCGソフトです。
Google Earth との連携や、3Dギャラリーで手に入る豊富な無料の3Dモデルで、誰でも3Dシーンを作成できます。

2回にわけて、このGoogle SkechUp 無料版で、本格的な3Dソフト同様に!?Z深度を利用したAfter Effectsのエフェクトが使えるようにしていきます。

Aftereffects_836

<無料版と有料のPro版>
Sketch Up の有料版には、ポリゴンを使う3Dソフトに対応するファイルや2D ベクトル イメージをエクスポートする事ができるのだが、無料版はGoogle Earth用の3DデータとPNG形式など一般的な2D イメージ ファイルしかエクスポートできません。

そして、被写界深度の設定をするための、Depth Buffer イメージを出力する事もできませんが、「フォグ」機能があるので、これとAfter EffectsのエフェクトでDepth Buffer のイメージを作成します。

<Sketch Up フォグ>
3Dギャラリーから、車のモデルを読み込んで、配置し静止画だけの場合は、必要に応じて輪郭線などの表示を消し、2Dイメージをエクスポートします。

Aftereffects_824

「表示」メニューに、オブジェクトの色を「モノクロ」で表示する設定があるので、変更してフォグを追加します。
対象となるオブジェクト全体にフォグがかかるように、設定して2D イメージでエクスポートします。

Aftereffects_825

もうひとつ、遠近感が出しやすい、建物も用意してみました。
離れた場所にある建物なので、地面になるGoogle Earthのテクスチャーは、バラバラになっています(^^ゞ

Aftereffects_830

元のまま、フォグを表示した画面です。

Aftereffects_833

「モノクロ」に切り替えた画面です。

Aftereffects_832

ここまでの作業では、オブジェクトにライトによる陰影が付いているので、Depth Bufferとしては、まだ使えません。 <script type="text/javascript"> </script> <script src="http://pagead2.googlesyndication.com/pagead/show_ads.js" type="text/javascript"> </script>

After Effectsの作業へ続く >>

<script type="text/javascript"> </script> <script type="text/javascript" src="http://pagead2.googlesyndication.com/pagead/show_ads.js"> </script>


AfterEffectsを使ってみる(108)Particular★パーティクル#03

2008-05-13 01:12:52 | After Effectsを使ってみる(101)-(110)

本日は、Trapcode Particularのパーティクルに、標準機能である「Smokelet」を使っています。

Aftereffects_816

<Emitter : Light>

Particularは、Emitterの位置設定にAfter Effectsの3Dライトの位置とリンクする事ができるので、ライトの名前に「Emitter」と入力し、「Left」という名前を追加しています。

Aftereffects_817


Aftereffects_818

スモークより噴射口の近くに、新規平面にParticularで炎の色を追加していますが、これはビデオなどを参考に試行錯誤したほうがいいですね。

Aftereffects_819

もっと透明で、青白い感じがしたんだけど・・・

Aftereffects_820


Aftereffects_821


<ライト複製>
1本分出来あがったら、3Dライトを複製するだけで、同じスモークが表示されるので、ライトの位置を調整すればOKです。

Aftereffects_822


コンポジションの レイヤー 4~7 が、Particularに関連しています。

Aftereffects_823

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AfterEffectsを使ってみる(107)日本語版 → 英語版

2008-05-09 23:50:35 | After Effectsを使ってみる(101)-(110)

―― 5月11日追記 ――

日本語版After Effectsを英語表示で開きたい場合は、After Effectsのプログラムがインストールされているフォルダ内にある「Languages」フォルダ → ショートカット「Adobe After Effects E」をクリックします。

Aftereffects_808

これで、英語版で作成したファイルもエクスプレッション等をほとんど修正せず、開くことができます。
今回、再度テストしてみたところ日本語のファイルもほとんど開きそうです。

この方法は、L.P.TのLianさんに教えてもらった情報によるもので、ファイル名で実行する方法もあります。
プログラムのリンク先に、"-L EN" を追加して、「ファイル名を指定して実行」で起動させると、英語版になります。

Aftereffects_809

リンク先をコピーして、下図のように貼り付けて、オプションを追加します。

Aftereffects_810

―― 以下は、5月9日に投稿した記事で、再起動が必要になるため、おすすめできません ――

アドビ ユーザーフォーラムに日本語版After Effectsを英語版で起動する方法が、掲載されていました。
よく知られている方法かもしれませんが、海外サイトで入手したAfter Effectsのプロジェクトファイルを開く際に、エクスプレッションを書き換える作業が必要なくなるので、覚えておきたい操作です。

<Windows XPとVista>
Windows Vistaでは、コントロールパネルのメニューから「地域と言語のオプション」→ 「管理」→ 「システムロケールの変更」で、英語に変更して再起動するとプログラムによっては、英語表示に変わります。

Aftereffects_807

Windows XPでは、「管理」ではなく、名前が「詳細設定」に変わります。

私がテストしたところ、After Effectsを英語表示で起動させると、日本語版で作成したファイルは開きませんでした。ほとんど開くようです

NEW!Google カスタム検索>
本日より、当ブログのサイドバーとトップページに「Google カスタム検索」を設置しました。

現在の設定では、当ブログの記事とアドビ フォーラム、ToolfarmとCreativeCowの有名海外フォーラム内を検索できるようにしています。
英語が多いですが、サードパーティプラグインに関する情報も活発に投稿されています。

ここにも用意しましたので、お試しください。

<style type="text/css"> @import url(http://www.google.com/cse/api/branding.css); </style>
 
    <form target="_blank" id="cse-search-box" action="http://www.google.co.jp/cse">       
        <input type="hidden" value="partner-pub-7226708542122238:mru1w2-17k9" name="cx" />         <input type="text" size="31" name="q" />         <input type="submit" value="検索" name="sa" />       
    </form>  
   
    カスタム検索  

<script type="text/javascript"> </script> <script src="http://pagead2.googlesyndication.com/pagead/show_ads.js" type="text/javascript"> </script>


AfterEffectsを使ってみる(106)Particular★パーティクル#02

2008-05-08 23:48:38 | After Effectsを使ってみる(101)-(110)

After EffectsのプラグインTrapcode Particularで、Particleの設定をカスタムにしていろいろ試しています。
今回は、細い四角形を使って、パーティクルの動きを観察してみます。

Aftereffects_801

<Emitterの設定>
Direction を変えてみたところです。図のようにならない時は、次の図にあるX Rotationなどの設定を変えてみてください。

Aftereffects_802

Velocity の数値を上げています。

Aftereffects_803

<Particle の設定>
Rotation Speed の数値を変えると、回転しながらパーティクルが飛んでいきます。

Aftereffects_804

Size Over Life を使った変化です。

Aftereffects_805

<Physis の設定>
Velocity と Gravilty 、それと回転のバランスで、放物線を描いてパーティクルが飛んでいる状態。

Aftereffects_806

さらに、くねくね(ひらひら)と飛ぶ設定がここにあります。
英語の意味が分からなくても、設定を変えれば見てわかる変化をするので、ちょっと理解できるかな!?

<script type="text/javascript"> </script> <script type="text/javascript" src="http://pagead2.googlesyndication.com/pagead/show_ads.js"> </script>