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【クイックスタート】Mocha for After Effects CS4:モーショントラック

2009-11-28 23:26:52 | After Effectsを使ってみる(171)~(180)

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11月5日の記事で使った動画を今回はAfter Effects CS4 にバンドルされている「Mocha for After Effcts CS4」で、モーショントラッキングしてみました。

市販の「mocha for After Effects v2」のように、コーナーピンで変形させてから、モーションブラーも発生させるようにしています。

この記事では、バンドル版Mocha の操作を数少ない経験(^^ゞ から、悩んだ点も含ませて、主に図で説明します。

<新規作成ウィザード>

動画ファイル情報:iPhoneで撮影したムービーを静止画 PNG形式の連番ファイルにしています。
解像度 640 x 480、30fps、正方形ピクセル。

■ フォルダのパスに、2バイト文字(日本語)が、含まれていると Mochaで読み込めません。
■「First Frame」も、設定していきます。

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■ 次の画面では、「FPS」が合っているか、チェックしておきます。

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<アスペクト比の設定>
■ 画面が横長になっているなと思ったら、アスペクト比を確認してください。
   今回の例では、アスペクト比が「1.3333」になっています。

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■ Mocha画面の下部にある「Clip」ボタンを押して、プリセットを「HD」→「Custom」にし、アスペクトを「1」に変更。

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<トラックポイントの作成>
■ Mochaは、After Effectsと同様に、2種類のペジェ ツール(X と H)があります。
■ ロトペジェを使って、面を囲みます。ポイント数は、4個以上でも大丈夫です。

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■ 同じ面に別のポイントを追加する時は、同じレイヤーに、右隣にあるツールを使って作成します。

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■ 矢印のツールを使って、微調整します。

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■ トラックするフレームは、○カッコ のバーを移動させて範囲を調整できます。
■ 「Track」ボタンで、トラッキングスタート。
■ ズレてきたら、停止させて微調整。 後戻りせずに、トラッキングを進めて最終フレームまでいく。
■ ほとんどの修正は、針を直接 動かして、ポイントを調整していけます。

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■ 次に「Surface」ボタンを押して、四角い線を表示させます。
■ この四角の角のポイントが、After Effects で「コーナーポイント」とのデータとなります。

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■ 画面右にあるボタンで、使っていない線の表示を消す事が出来ます。
■ 「Stabilize」ボタンを使うと調整がし易くなります。

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■ 画面下部 「AdjustTrack」ボタンを押すと、表示が変わり、ポイントごとに1ピクセル単位で調整できるボタンが現れます。
■ 針を直接移動させながら、ポイントを合わせれば、終了です。

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■ 画面左にある「Insert Clip」で、テクスチャーを貼りつけてプレビューできます。

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<データ出力>
■ 出力は、「Export Tracking Data」ボタンを押して、「クリップボードにコピー」してAfter Effectsのレイヤーにペーストするか、テキスト形式で「Save」するか選択します。
■ スクリプト「MochaImport」(フリーソフト:寄付歓迎)を使う場合は、「Save」を選びます。

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■ 出力ファイルは、「コーナーピン データ」と「トランスフォームデータ」(モーションコントロール、スタビライズに使う)の2種類です。

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次回に続く・・・


【Adobe】プレリリースプログラム参加申し込みを受付中

2009-11-27 21:59:15 | ニュース

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アドビ製品の新しいバージョンが発売される前に、開発中の製品を試用し、フィードバックする「アドビプレリリースプログラム」の参加者を一般公募しています。

希望しても参加できない場合もあるようです。

アドビプレリリースプログラム申し込み

via.アドビストア公式Twitter


【3D to AE】Collada plugin for After Effects:入出力対応

2009-11-25 00:38:22 | After Effectsを使ってみる(171)~(180)

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10月25日の記事で、3Dソフト「LightWave 3D」と「After Effects」のモーションデータを入出力するプラグイン(スクリプト)を列記しましたが、それらより機能では優れているのでは!と思うプラグインがまだありました。

Collada Import/Export Plugin for After Effects

これは、After Effectsのプラグインです。

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「読み込み」を行うときは、新規のコンポジションを作ってクリックしてから、上図のメニューを開かないと「collada」を選択できません。

このプラグインは、LightWave の他に、3DSMAX、MAYA、TrueSpace、XSI に対応しています。

特徴は、3Dソフトのオブジェクの中心点、カメラ、ライトの位置、回転、カメラズーム、ライトカラー等のデータを 1個のCollada形式のファイルでやり取りできます。

下図は、LightWave v9.6 でCollada形式で出力し、After Effectsで読み込んだコンポジションです。

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LightWave には、回転に関し、After Effects のXYZ回転と 相性が悪いYXZ回転の問題がありますが、自動でY回転のデータを先行して回転させるレイヤーを作成し、親子関係を設定して問題の解決をしています。
シャイレイヤーの設定もされています。

関連記事:回転順番を X→Y→Z から Y→X→Z回転 にする


但し、このプラグインでも 万能ではない。

各3Dソフトの注意点などが、Application Notes に掲載されています。

特に、LightWave は、Colladaで ライトカラー・スポットライトアングル・カメラFOVを出力しないのと、アスペクト比・ライト種のバグがあるので、別途用意されている、Lscriptを必要に応じて使用する必要がある。

まだ使い方を把握していないけど、Lscript「camFOVtoTransform」のワークフローを掲載しておきます。

■ camFOVtoTransform は、プラグインと同様にインストールしておきます。

■ カメラ(Camera)のモーションオプションを開き、「モディファイヤ追加」で「camFOVtoTransform」を選択すると「FOV Motion Mod」の表示が出ます。

■ プロパティを入力すると、新しい null「Camera_FOVKF」が作成されます。
(スケールの設定は、いろんなシーンで出てくるが、まだ調査中)

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■ 自動でnullのモーションオプションに切り替わるので、「Motion Baker Virtual MoCap」を下図のように設定して、キーフレームをベイクする。

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■ プリファレンスの「一般」→「実レートで再生」のチェックボタンをOFFにする。


<購入について>

価格は$41.50 で、PayPalの支払いですが、私は、日本語で名前を登録していたので、送られてきたライセンスキーに文字化けが起こっていました。
メールを返信して、正常なライセンスキーを送り返してもらいました。キーに名前が含まれているので、トラブルになったようです。

納得いく結果が出るかは、デモ版でお試しください。

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【プラグイン】GenArts Sapphire 5を発表:Autodesk対応

2009-11-23 23:00:35 | ニュース

今日発表された GenArts Sapphire 5 は、GPU対応で 700% のスピードアップと浮動小数点対応によって、カラー情報の損失がないリアルな画質を提供しているとの事です。

via. Videomaker

Autodesk対応版が、2010年第一四半期に発売予定になっています。

いずれ、After Effets 版も次期After Effectsで 64bitになれば、Sapphireは バージョンアップされるでしょうし、particleIllusionも現行のAfter Effectsでは メモリ不足で、AEプラグインには、全ての機能が詰め込めないようなので、64bitになると どう変わって来るんでしょうか?

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