秋に発売されたTrapcode Formや、Zaxwerks 3D Warpsは、グリッドをベースにして、平面を3D空間で複雑に変形させられるAfter Effects(AE)のサードパーティプラグインです。
今回は、Zaxwerks 3D FlagsとAEの標準プラグインの"グリッド"を使って、2種類の動画を作ってみました。
3D Flagの良いところは、専用の高速プレビューで動作を確認できるところでが、今回のように"Color from Layer"が変化すると、高速プレビューは役に立ちません・・・
レイヤーを丸ごと3D変形させるプラグイン(Formなども含めて)では、普通のパソコンを使用していると、非常に処理時間が長くかかって、試行錯誤するところまでいきません(・。・;
経験とパソコン(ワークステーション)の性能が、物をいうプラグインですね・・・
<script type="text/javascript"></script> <script src="http://pagead2.googlesyndication.com/pagead/show_ads.js" type="text/javascript"> </script>
<1.三日月状の平面を回転させる>
エフェクトの「円」を使って、三日月状の物を作成し、別のコンポジションで「グリッド」と色を付けます。
合成するコンポジションで、3D Flagを適用する新規平面を3個作り、レイヤーの角度を変えて重ならないように設定しています。
3D Flagの設定は、2種類の作例ともデフォルトに近い設定にしています。
<2.カメラでアップにして2枚のフラッグを重ねる>
3D Flagの専用プレビュー画面です。
下段の赤枠の数値を上げると、細かい動きまで再現する事が出来、小さくすると紙のような質感に替ってきます。
2種類のグリッドを作成しています。
新しいコンポジションンに、3D Flagを適用する平面を2個作成します。
3D Flag以外に、CCの名が付くエフェクトをいろいろ試してみました。
今回は、"CC LightRays"をつかっています。
"Time"フォルダのエフェクトも面白いかもしれません。
Zaxwerksには、3D Flag以外に、3D Warpsというプラグインがあります。
3D Warpsの方が、新しいプラグインなので、レンダリングは早いかもしれません。
3D Warpsには、グリッドとレイヤーの変形をそれぞれ専用のプラグインに別れて用意されています。
形状を変形するなら、3D Warpsの方が扱いやすいかわりに、アニメーションさせる時は、タイムラインで時間の設定をしないとアニメーションしません。
<script type="text/javascript"></script> <script src="http://pagead2.googlesyndication.com/pagead/show_ads.js" type="text/javascript"> </script>