遊戯三昧

いかに人生を楽しんだかという進行形の記録です。

再「新しい生活様式」その37(緊急事態宣言解除)

2021年09月30日 | 自分
本日をもって緊急事態宣言が解除されます。
てっきりまん延防止等重点措置に移行するものだと思っていたので、その意味では拍子が抜けました。
おそらく、全国民が「これで良かった」とは思ってはいないのではないでしょうか。
「本当に大丈夫なのだろうか」というのが本音と思います。
その不安はどこから来るのか。
なぜ陽性者数がこんなに急減したのか解明されていないまま、数字が改善したから解除するという判断根拠に安心できないことが一番の理由ではないでしょうか。

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このままでは感染する相手が少なくなりすぎてしまう、というバランス感覚のようなものがウイルスに働いたという意見もあります。
私は、今までの感染症の歴史からも、実はこれが一番本当らしい理由だと思っています。
そうだとすると、人知ではなくウイルスの自浄作用の方が上回っていることになる。
しかし、さめた言い方になりますが、所詮そんなものではないでしょうか。
大自然の摂理を相手取っても、打ち勝つことはできないのです。

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だからと言って、全てなるがまま諦めるということではありません。
基本的な(というより当たり前の)感染対策を取りながら、一喜一憂しないことが重要と考えます。
ワクチンを打って重症化をできるだけ防ぐのも方法ですが、全幅の信頼は置かないことです。
これは検査もしかり(ワクチン証明、検査陰性証明は個人的には反対です。)。
侮れない病気であるのは確かですが、だからと言って全員にゼロリスクを求め続けるのはナンセンスでしょう。

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まずは新型コロナウイルス対策を政治の道具にしない・させないことが重要です。
(野党が政府を上のように批判しますが、「コロナの専門家」と銘打って、政治には素人の大学教授を横浜市長選挙にかり出したのは野党です。)
その上で我々ひとりひとりが冷静に・着実に生活していくことが求められるでしょう。
その意味で新しい生活様式は続けていく必要がある。
いつまでも「新しい」のではなく「当たり前」になっていく必要がある。

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この「新しい生活様式」シリーズも今回で終了することにします。

toko



再「新しい生活様式」その36

2021年09月28日 | 自分


学会ももっぱら自宅からのオンライン参加です。
この時期3つ重なっていて、それはそれで大変です。
私は、参加したものの内容をすべてA4の方眼紙ノートにメモするようにしています。
ライブでは乱雑になってしまいますが、オンラインでは机に座ってしっかり書くことができます。
その意味ではメリットが大きいですが、やはり現地に出向いていろいろな人にも会いたいですね。
ちなみにそのメモのうち、気になった部分を復習もしくは精査して、カード化します。

toko



罪と罰

2021年09月21日 | 文学


次の長編古典を何にしようかと考えていました。
フランス(ロマンロラン)、イギリス(サマーセット・モーム)と来たので、ロシア文学を選びました。
トルストイにするかドストエフスキーにするかずいぶん迷ったのですが、結局は「罪と罰」にしました。

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私はトルストイよりもドストエフスキーを好みます。
トルストイは全体を光で照らしているような文体、ドストエフスキーは強烈な光を一点に当て、陰影が浮き上がるような文体と感じます。そうは言ってもまだ未読の「戦争と平和」はどこかで挑戦しないといけないとは思っていますが。

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「罪と罰」も大学の教養時代に読みました(この頃はたくさんの本を大学生協で購入したので、店員にしっかり覚えられました。)。
最後は徹夜のようにして読了した覚えがあります。
そうやって本を開くと、389ページ目に栞紐がありました。
 

創作ノートをのぞくと全544ページですので、2段組156ページを一気に読んだのでしょうね。

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ジャンクリストフ→フィリップ→ラスコーリニコフの順に、しばらくお付き合いいただくことになります。

toko

再「新しい生活様式」その34

2021年09月20日 | 家族・家


久しぶりに草むしりをしました。
ブログで確認すると前回は4月末ですのでおよそ5ヶ月ぶりです。
その時のタイトルが、再「新しい生活様式」その1でした。
夏の間は暑くて手につける気持ちがおきませんでした。

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考えてみると前回はゴールデンウィーク、今回はシルバーウィークに当たります。
連休とはいえ、何処にも行けずにやることは同じだったということでしょうか。
この間ずっと同じような生活を送っていたような気がします。

toko

港南ゴルフセンター

2021年09月17日 | スポーツ


もしかしたら私が初めて行った打ちっ放しかもしれない。
山のてっぺんに位置していて、遠くからもよく見えます。
実は昨年の台風10号で壊滅的な被害を受けてクローズしていました。
リニューアルの工事をしていることは知っていましたが、緊急事態宣言などでオープンが延び延びになっていたのではないかと推測していました。
今月初めにリニューアルオープンしたことをホームページで知り、今日行ってみました。
コンパクトな作りはそのままですが、使い勝手がいろいろと工夫されている。
しかし、ここの最大の特徴は日の出オープンにあります。
仕事前にも練習できる。
言葉は交わさなくてもなんとなく顔見知りになった人も朝早く集まっていました。
よくぞご無事で…という気持ちにもなるかもしれませんね。

toko

敬老の日

2021年09月16日 | 家族・家


夜9時過ぎに自宅のインターホンがなりました。
Amazonにしては時刻が遅いなと思いながら玄関に出てみたところ、母親のアパートの大家さんでした。
町内会で高齢者に敬老の日のお祝いを届けているが、アパートに不在のためこちらに持ってきたとのことでした。
この大家さんは母親が施設に入所していることも知っていて、「その後どうですか」と聞いてくださいました。

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アパートに帰りたい気持ちもあるようですが、一人暮らしはとてもできないと言ったりもして、その時々で変わるようです。
しかし、現在は新型コロナウイルス感染拡大で一時帰宅もできないということは了解しています。
ただ、アパートに帰るということがモチベーションになっているので、そのままにしてあります。
テレビで好きな相撲を観て過ごしている姿を見ると、宣言が早く解除されて国技館に連れて行ってあげたいという気持ちになります。

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翌日、お祝いを施設に届けましたが、今は食べ物の差し入れは禁止されているので、職員さんに渡しておきました。
お茶会の時などに出してくださるそうです。

toko

エゴノキと鳩

2021年09月15日 | 家族・家


朝は大分涼しくなりました。
庭のエゴノキの実を食べに来るのでしょうか、樹下に毎日鳩を見かけます。
鳩の顔は見分けがつきませんが、大きさからおそらくは同じ鳩と思います。
これを題材に俳句でも…と思って調べてみるとエゴノキ(花えご)は夏の季語なのですね。
ひとつ勉強しました。

toko

人間の絆 読了

2021年09月14日 | 文学


「人間の絆」を読了しました。
2月からなので半年以上かかりました。
全部で122の章になっているのですが、今回はわざと一つずつ読んでいったのがその理由です。
原題は of Human Bondageで「(固い)絆」というより「人間ならではの束縛」といったニュアンスに近い。
これも一度大学の時に読んでいるのですが、そのときの方が感動が大きかった記憶があります。
自分の年齢と近い主人公に感情を移入して読んでいたのでしょうね。
今は知り合いの息子がいろいろ失敗するのを、遠い目で見ているような立ち位置です。
しかし、味わい深く読み進めましたし、違った感慨を持ったのも事実です。

次は何の長編に挑もうかな、と考えています。

toko


再「新しい生活様式」その33

2021年09月11日 | 自分


ラジオ講座の巻末のドイツ語に四苦八苦していますが、それでも2ページくらいなのでもうすぐ終わってしまいます。
Amazonでこんな本を購入しました。
ちょうど大学1年の副読本みたいな感じですが、対訳になっており、注釈もついているのでありがたい。



一文で数回は辞書を引くのですが、案外大学時代の書き込みがあります。
カードにもしていた印がついています。
結構勉強していたんですね。
娘たちの高校時代の英和や古語辞典も使っているのですが、ほぼ真っ白です。

toko


再「新しい生活様式」その32

2021年09月06日 | 自分


体重・血糖値の第2波を何とかしなくてはなりません。
これまで以上に炭水化物(特に糖質)に気をつけ、食後のスクワットを欠かしません。
本日は雨の間をぬって、久しぶりに散歩しました。
出るときは少し肌寒いかなと思ったのですが、帰宅したときはかなり汗ばんでいた。
実は今までも何回か「散歩再開」というタイトルで投稿しています。
もう、このタイトルは使えないと思った方が良いですね。
頑張って午後2時に1万歩を突破しました。

toko

再「新しい生活様式」その31

2021年09月05日 | 自分


時間だけはあるので、大学1年生の時に使用したドイツ語辞典を引っ張り出しました。
40年ぶりに開きます。

  

何か適当な文章はないかと考え、NHKテキストを購入しました。
もちろんラジオ講座は受けません。
巻末にある2ページほどの文章が対訳になっているので、それと格闘しています。
辞書の文字はかなり細かいので、コンタクトを外した裸眼でないと太刀打ちできません。
1段落で20分位かかります。

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ドイツ語には独特の重みがありますね。
そう言ったのは小泉信三だったと記憶しています。

toko

日付スタンプ

2021年09月04日 | 仕事


今間まで使っていたスタンプのベルトが切れてしまったため、新しいものを購入しました。
資料や作成したカードなどに押印します。
アナログですが、結構重要な作業です。
日付が記載されていない文書などは仕事が出来ない人に作成されたと考え、読まないようにしています。

toko

再「新しい生活様式」その30

2021年09月02日 | 健康状態
 

自粛生活が続いています。
それが数字に直接はね返ってしまいました。
体重と食後血糖値とをグラフにしてみましたが、右肩上がりであるのが見てとれます。
これでも間食を控え、食事も米飯は1食80g程度に留めているのですが。



これは1日の歩数の棒グラフです。
平均値もはっきりと下がっています。
また8月は5000歩に届かない日が6日ありました。
暑さに負けて散歩してなかったのが原因です。

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少し涼しくなったので、危機感を持って対処したいと思います。

toko

何もなかった夏

2021年09月01日 | 意見
9月になりました。

7月10日に緊急事態宣言等が解除されたものの、あっという間に陽性者数が増加し、その結果再宣言となったままの状態です。
生活上の閉塞感に押し潰れそうになりながら、それでも仕事が出来るだけ良いと思って毎日を送っています。
その閉塞感とは全く異次元の国際的なイベントが開催されていることとの違和感はぬぐえません。
どこかに書いてありましたが、学校単位でイベントを観戦することより、修学旅行の方が生徒にはずっとずっと大切なのです。
みんなでじっと我慢する覚悟を決めているのに、一方で式典が開催されているのでは、その覚悟・決意に水をかけているのは間違いない。
尾身会長が怒りをあらわにしていましたが、イベントで感染が広がることではなく、決意への水かけが問題なのです。
国としての覚悟が見えない。

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私はまだ仕事が出来るからいい。
新型コロナウイルス感染拡大のために、仕事をしようと思っても出来ない人、砂を噛むような学生生活を送っている人、生活が立ちゆかない人がひとりでもいるのならイベントは出来ないという考えにならないのでしょうか。
運動会も中止しているのに。

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どうせ9月12日には宣言は解除されないでしょう。
延長の際に、また「これを最後の宣言とする」と言うのでしょうか。
その台詞を何回聞かされたでしょうか。

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デルタ株は確かに今までとは違う。
そのパンデミックの中でオリンピック・パラリンピックを強行した「つけ」はもう返せません。
水はどんどん低きに流れます。
それはそれ、これはこれ、とはならない。
その意味では、今後何をやっても、どう呼びかけても手遅れだとも思います。

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こうして、何もなかった夏が終わります。

toko