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遊戯三昧

いかに人生を楽しんだかという進行形の記録です。

中原中也と金子みすゞの詩集

2022年01月22日 | 文学


ということで早速購入してきました。
やはり語呂と語調が良いですね。
中也の「一つのメルヘン」という詩が高校の現代国語教科書に載っていましたが、「それに陽は、さらさらと さらさらと射しているゐるのでありました。」というフレーズがあります。この「さらさら」を別の擬音語に置き換えよというような問題を出されて、さすがにこれしかない表現なのだなと感じたことを覚えています。

toko

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自然数の量化 (三文字(i e π)寄れば文殊のヒフミヨ)
2025-03-02 11:24:58
 数の言葉ヒフミヨのシンタックスとセマンテックスを大和言葉の【ひ・ふ・み・よ・い・む・な・や・こ・と】に・・・

 大漁の風景・・・

 佐治晴夫先生が金子みすゞの『大漁』の詩で

『魚が獲れたという事象を、浜から見た場合と、海の中から見た場合とまる反対の意味としてとらえているわけじゃないですか。それをひっくり返して考えるときに、初めて統合して、本当の正しい判断ができる。それを一方からだけしか見ていない。多角的に見るのが科学的な見方だと僕は思っているんですよ。科学っぽく言えば、微分で認識して積分で理解するということですかね。』

とおっしゃてることは、まさしく、

 『数学はある意味ではポエムなんです。』


<汚れっちまった悲しみに・・・・・>  ~方程式~

汚れっちまった悲しみに
今日も小雪の降りかかる
汚れっちまった悲しみに
今日も風さへ吹きすぎる

汚れっちまった悲しみは
たとへば方程式の零の意味 
汚れっちまった悲しみは
小雪のかかってちぢこまる

汚れっちまった悲しみは
なにのぞむなくねがふなく
汚れっちまった悲しみは
倦怠のうちに死を夢む

汚れっちまった悲しみに
いたいたしくも怖気づき
汚れっちまった悲しみに
なすところもなく日は暮れる・・・・


0 1 ∞ の ブッダの公式

繋ぐもの離散連続オエセルと (点線面・カタチ・ヒフミヨ)

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