遊戯三昧

いかに人生を楽しんだかという進行形の記録です。

自粛生活その7

2020年05月31日 | 自分
緊急事態宣言が解除されました。
デパートやスポーツジムなども6月1日から再開されるところが多いようです。
この週末には待ちわびたように湘南などに出かけている人がたくさんいます。

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こんな生活を送ったのは誰もが初めてです。
私はテレワークにはならない仕事をしているので、自宅に閉じこもりということにはならなかかったですが、それでも休日に家にいることが続くとさすがに疲れます。
在宅勤務の人は体調にも影響が出たのではないでしょうか。

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第2波が来る来ないと騒ぎますが、ウィルスはなくならないので一定数の感染は続くでしょう(第2波は必ず来るでしょう。)。
医療体制が確保する時間を稼げたというところに意味が大きいのではないでしょうか。
サイトカインストームを引き起こす人がいるということ、今までにないそれこそ「新型」なので、それにナィーヴな人類が比較的感染しやすい傾向があることは確かですが、日本の死亡者数で考えればインフルエンザの何割か程度と思います。
「殺人ウィルス」などというセンセーショナルな言葉を用いるのは全くナンセンスです。

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しかし、欧米と比較してアジアの感染拡大や重篤化の傾向、死亡者数の違いには何かがあるに違いありません。
これを単純に「日本人はまじめだから」「言われたことを守るから」などといった精神論で片づけるのは逆に危険と思います。
冷静に科学的に振り返り分析することが求められており、その理論と根拠をもってウィルスに立ち向かわなければならない。
そういう意味ではワイドショーはミスリードが多かったと考えざるを得ません。
もっとも私はほとんど見ませんでしたが。

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自粛生活のステージを自分の中で次の段階に進めます。

toko

自粛生活その6

2020年05月24日 | 自分
21日の緊急事態宣言解除は難しいと思っていました。
今月いっぱいはおとなしくしていようと考えていたのですが、床屋に3か月行っていないのがつらくて、ついに近所で散髪しました。
朝8時30分からやっているので一番にお願いしました(シェービングは遠慮しました。)。
さっぱりしましたが、やはり銀座の床屋が懐かしくなります。
ダイアリーを見直すと今年になって伺っていないことに気づきました。
こういうところにも影響が出ているのですね。



時節柄こういう本を読み返しています。
ペストとコロナとでは致死率が決定的に異なりますけれど、閉鎖された町の様子が緊迫感をもって描写されています。

toko

オンライン飲み会

2020年05月18日 | グルメ
 

時節柄集まっての飲み会はできません。
懇意にしてもらっているビストロにオードブルをクール宅急便で職場に届けてもらい、それをそれぞれが持ち帰ってオンライン飲み会を開催しました。
共通のおつまみがあるとそれが話題にもなりますね。
また、とてもおいしかった。
しかしシェフのおしゃべりも聞きたいところです。
それについては終息後に伺うことを楽しみにするしかないです。

toko

ドレーフュス事件

2020年05月14日 | 文学


ジャンクリストフにも一部には頻繁に出てきます。
以前読んだ「失われた時を求めて」でもしきりに会話の中で議論された場面があったと記憶しています。
その時代の社交界では話題の中心だったのしょう。
高校の教科書にも言葉だけは記載されています。
しかし、どんな事件だったのか一向にピンと来ない。
40年前に買った本を改めて引っ張り出してきました。
その時にも途中で挫折したのですが、内容は難解で今回も読破は難しいかもしれない。
何とか食らいついてはみますが…

toko

63回目の誕生日

2020年05月09日 | 自分
本日は63回目の誕生日です。
まず様々な災害や、今回のような新型コロナウィルス流行という世界的な大事件の中、無事に年齢を重ねられていることに感謝します。

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アイザック・ニュートンはペスト渦から逃れるための静養中に万有引力の法則や微分積分などの3大発見をしたと言われています。
自分とニュートンとを比較するつもりは毛頭ありませんが、少しでも知的な活動に時間を費やすことができる環境にいることに感謝します。
気管支喘息や高血圧、高血糖などの持病を持ちながらも、それらに足を引っ張られることなく、健康的に毎日を過ごせていることに感謝します。
家族も健康であり、仲良く暮らしていることに感謝します。
家族のみならず、仕事の上でも生活の上でも私を支えてくれる全ての人たちに感謝します。
経済的にも大きな心配をしないで良いことに感謝します。
比較的自由に時間を使うことができ、人生を楽しめる環境にいることに感謝します。

この1年も感謝し続けられる年でありますように。

toko

自粛生活その5

2020年05月07日 | 自分
その後もせっせと昼食、夕食作りに勤しんでいます。

   

自分で作ると素材の違いもわかるような気がしますね。
連休が終わっても1週間に1回はこういうことをしても良いかもしれません。



しかし家の中にばかりいるのもやはり飽きてしまう。
気分転換にベランダのみにしました。
いつの間にか日が長くなったことに驚いています。
1時間くらい飛行機が上空を飛んでいないことに気がつきました。

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緊急事態宣言も延長されました。
現状では適切な判断と思います。
諸外国との比較で日本の対応を評価(批判)している人もたくさんいますが、私はもっと根本的な「死生観」にもつながるような違いがあるような気がします。
以前狂牛病が流行したときに、日本は輸入牛の全頭検査を求め、アメリカはそれを非常識としました。
「ひとりも平等に死なせない」という考えと「できるだけリスクを回避する」という考えは、その発想を全く異にします。
こういう違いはどこから来ているのでしょうか。
そういう意味で今回のスウェーデンの対応は非常に興味深い。
あえて言えば戦略的に国家規模でトリアージしているような印象を持ちます。

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たまたま高校の地理の教科書(山川出版社もういちど読むシリーズ)を眺めていたら、興味深い記述を見つけました。少し長くなりますが引用してみます。
「世界の多くの国は、人が国家をつくるという思想から生まれた。(中略)したがって、国家の興亡は人しだいである。国は自分がつくり、守る。しかし、日本は日本という国土が先に存在し、自分がそこに生まれたから日本人になったのであって、国は生来与えられたものである。したがって、日本人には、日本はかつて存在しなかった国で、また亡くなるかもしれない国であるという発想はみられない。国が自分をつくり、存在させるのである。(後略)」
ここから、
人(自分)があって国が存在する→公共のものは人々のものである。
国があって人がいる→公共のものは国のものであるが、自分のものは自分のものである。
という風に民度の違いを解説しています。
もう少し自分の中でも咀嚼しなければなりませんが、諸外国と比較する場合にはこのようなバックグラウンドを踏まえておく必要があると思います。

toko

自粛生活その4

2020年05月02日 | 自分
 

11時から昼食、16時から夕食の支度に取りかかります。
今日は昼に日本そば(へぎそば)、夜はポークソテーにしました。
どうしても昼に麺類が多くなるので、その後の散歩が欠かせません。
しかしそれでも血糖2時間値は140をオーバーしてしまいました。



体重も4月は若干増えています。
仕方ないところもあると思いますが、気をつけないといけないですね。

toko