観戦日 11/18(木)
愛丸’s チェック
ウェンブリーでの親善試合。
この週の代表戦は、このミッドウイークに1試合だけ。
各国リーグ戦の間に組まれた、このインターナショナルマッチデーに果たしてどんな意味があるのか。
これからEUROの予選も組まれておらず、再開するのは春。
リーグ戦が大変な中、ここに集中して戦う選手がどれだけいることだろう。
イングランドはホームだし、ケガ人が多い状況とは言え、若手でなんとか結果を出したいはず。
カペッロへの批判が大きくなってきてるし、ここは結果を残したい。
フランスはブランがやっとフランスらしさをよみがえらせてくれた。
完全にドメネクの毒は吐き出した感じ。
この調子で戦うことができれば、EUROの本選出場は簡単に決めれるだろう。
イングランドが、またしてもウェンブリーでやらかしてしまった。
EUROのモンテネグロ戦でも、この地でスコアレスドローを演じ、大ブーイングだったが、この試合はフランスに敗戦。
代表戦だったらいつでもウェンブリーは満員になる印象だったが、この試合もバックスタンドには空席が目立ったし、サポーターの代表離れが・・・。
この試合で、フランスを寄せ付けず、完勝を収めることができれば、また流れは変わったんだろうが、その悪い流れをますます悪くしただけ。
この試合、カペッロはキャロルをトップに、その下にジェラード、右にウォルコット、左にミルナー、ボランチ2枚はG・バリーとヘンダーソンを並べてきた。
右のSBはジャギエルカで、CBはリオとレスコット、左SBはギブス。
GKはフォスターだったが、クラブで、レギュラーじゃない選手がこの代表ではレギュラーというおかしな布陣が。
キャロルの活躍を考えたら、この1トップも問題ないんだが、ジェラードがトップ下というよりも、キャロルのパートナーとして振舞ってた。
果たしてこれが何を意味するのか。
ジェラードをトップとして起用する監督なんてカペッロしかいないだろう。
これがいい結果に繋がればさすがってことになるんだが、全く機能してなかった。
ジェラードが高い位置を取るから中盤からのパスが出てこないし、やることといえば、最終ラインからキャロルめがけてロングボールを放り込むことぐらい。
ここにきてイングランドの伝統的なサッカーを蘇らせようというのか。
愚の骨頂。
カペッロは無能な監督に成り下がってしまった。
ウォルコットをサイドに置いても、このスピードを生かすような展開にも持ち込めず、この男のコンディションにも問題が。
アーセナルで出場機会が少ないし、試合勘ってのも問題だった。
ミルナーもミルナーらしさがなかったし、代表デビューのヘンダーソンもサンダーランドでやれてるようなプレーは見せれなかった。
不慣れな右のSBをやらされたジャギエルカも良さが出せず、かなり苦労してたし、このシステムに選手の起用方は間違いだらけ。
ルーニー、ランパード、テリーとセンターラインの核になる選手が使えない状況ではあったが、それでも、これだけの選手がいる。
後半、やっと適材適所で選手を使うことができてたが、これでもチャンスは生まれなかった。
キャロルとA・ヤングを縦関係の2トップにした方がおもしろいし、ジェラードはレジスタ的に使った方が活きてくる。
カペッロが目指すサッカーってのがますます見えてこなくなった。
カーディフのFWボスロイドを召集し、キャロルに代えてピッチに送り込んだが、プレミアでプレーしてるいいFWは他にも多くいるはずなんだが・・・。
イングランドはこのカオスからいつ抜け出すことができるか。
一方、フランスは最高の形で今年の代表戦を終えることができた。
W杯であれだけ汚点を残したレ・ブルーも、終わりよければ全てよしって感じ。
ブランが短期間でチームをいい方に導いてくれた。
ベンゼマ、バルビュエナ、マルダの3トップはクラブでもやってるポジションでそのままこれを活かそうとしてるし、ナスリ、グルキュフの中盤での共存も可能。
守備ブロックもイングランドのバカのひとつ覚えみたいな攻撃を苦にすることなく、押さえ込めたし、強さだけが目立った。
ナスリがあれだけボールを引き出せると、ここからいいパスが出るし、前の選手はナスリとの呼吸を合わせれば、いいパスを受けることができる。
パスが流れるように繋がってたし、フランスのシャンパンサッカーがここに復活。
ただ、グルキュフは本調子になかった感じだし、この男が自分の力を発揮できるようになると、どこまでこのチームは進化するのか。
フランスの問題はベンゼマの代役。
この試合、レミ、オアロと後半の途中からテストされたが、まだ周りとのコンビも不完全だし、ベンゼマほどのポテンシャルも秘めてない。
ベンゼマを欠いても、同じレベルで戦えるFWの出現が待たれる。
スコア
1-2
<得点者>
イングランド クラウチ
フランス ベンゼマ、バルビュエナ
~愛丸's MVP~
ナスリ(広範囲に動いてよくボールを引き出せてた。グルキュフの調子がいまいちだったが、この男がこれだけやってくれれば質を落とさず、シャンパンサッカーを展開できる)
愛丸’s チェック
ウェンブリーでの親善試合。
この週の代表戦は、このミッドウイークに1試合だけ。
各国リーグ戦の間に組まれた、このインターナショナルマッチデーに果たしてどんな意味があるのか。
これからEUROの予選も組まれておらず、再開するのは春。
リーグ戦が大変な中、ここに集中して戦う選手がどれだけいることだろう。
イングランドはホームだし、ケガ人が多い状況とは言え、若手でなんとか結果を出したいはず。
カペッロへの批判が大きくなってきてるし、ここは結果を残したい。
フランスはブランがやっとフランスらしさをよみがえらせてくれた。
完全にドメネクの毒は吐き出した感じ。
この調子で戦うことができれば、EUROの本選出場は簡単に決めれるだろう。
イングランドが、またしてもウェンブリーでやらかしてしまった。
EUROのモンテネグロ戦でも、この地でスコアレスドローを演じ、大ブーイングだったが、この試合はフランスに敗戦。
代表戦だったらいつでもウェンブリーは満員になる印象だったが、この試合もバックスタンドには空席が目立ったし、サポーターの代表離れが・・・。
この試合で、フランスを寄せ付けず、完勝を収めることができれば、また流れは変わったんだろうが、その悪い流れをますます悪くしただけ。
この試合、カペッロはキャロルをトップに、その下にジェラード、右にウォルコット、左にミルナー、ボランチ2枚はG・バリーとヘンダーソンを並べてきた。
右のSBはジャギエルカで、CBはリオとレスコット、左SBはギブス。
GKはフォスターだったが、クラブで、レギュラーじゃない選手がこの代表ではレギュラーというおかしな布陣が。
キャロルの活躍を考えたら、この1トップも問題ないんだが、ジェラードがトップ下というよりも、キャロルのパートナーとして振舞ってた。
果たしてこれが何を意味するのか。
ジェラードをトップとして起用する監督なんてカペッロしかいないだろう。
これがいい結果に繋がればさすがってことになるんだが、全く機能してなかった。
ジェラードが高い位置を取るから中盤からのパスが出てこないし、やることといえば、最終ラインからキャロルめがけてロングボールを放り込むことぐらい。
ここにきてイングランドの伝統的なサッカーを蘇らせようというのか。
愚の骨頂。
カペッロは無能な監督に成り下がってしまった。
ウォルコットをサイドに置いても、このスピードを生かすような展開にも持ち込めず、この男のコンディションにも問題が。
アーセナルで出場機会が少ないし、試合勘ってのも問題だった。
ミルナーもミルナーらしさがなかったし、代表デビューのヘンダーソンもサンダーランドでやれてるようなプレーは見せれなかった。
不慣れな右のSBをやらされたジャギエルカも良さが出せず、かなり苦労してたし、このシステムに選手の起用方は間違いだらけ。
ルーニー、ランパード、テリーとセンターラインの核になる選手が使えない状況ではあったが、それでも、これだけの選手がいる。
後半、やっと適材適所で選手を使うことができてたが、これでもチャンスは生まれなかった。
キャロルとA・ヤングを縦関係の2トップにした方がおもしろいし、ジェラードはレジスタ的に使った方が活きてくる。
カペッロが目指すサッカーってのがますます見えてこなくなった。
カーディフのFWボスロイドを召集し、キャロルに代えてピッチに送り込んだが、プレミアでプレーしてるいいFWは他にも多くいるはずなんだが・・・。
イングランドはこのカオスからいつ抜け出すことができるか。
一方、フランスは最高の形で今年の代表戦を終えることができた。
W杯であれだけ汚点を残したレ・ブルーも、終わりよければ全てよしって感じ。
ブランが短期間でチームをいい方に導いてくれた。
ベンゼマ、バルビュエナ、マルダの3トップはクラブでもやってるポジションでそのままこれを活かそうとしてるし、ナスリ、グルキュフの中盤での共存も可能。
守備ブロックもイングランドのバカのひとつ覚えみたいな攻撃を苦にすることなく、押さえ込めたし、強さだけが目立った。
ナスリがあれだけボールを引き出せると、ここからいいパスが出るし、前の選手はナスリとの呼吸を合わせれば、いいパスを受けることができる。
パスが流れるように繋がってたし、フランスのシャンパンサッカーがここに復活。
ただ、グルキュフは本調子になかった感じだし、この男が自分の力を発揮できるようになると、どこまでこのチームは進化するのか。
フランスの問題はベンゼマの代役。
この試合、レミ、オアロと後半の途中からテストされたが、まだ周りとのコンビも不完全だし、ベンゼマほどのポテンシャルも秘めてない。
ベンゼマを欠いても、同じレベルで戦えるFWの出現が待たれる。
スコア
1-2
<得点者>
イングランド クラウチ
フランス ベンゼマ、バルビュエナ
~愛丸's MVP~
ナスリ(広範囲に動いてよくボールを引き出せてた。グルキュフの調子がいまいちだったが、この男がこれだけやってくれれば質を落とさず、シャンパンサッカーを展開できる)