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“生命の暗号―あなたの遺伝子が目覚めるとき”を読んで

テレビ東京の“モーニングサテライト”の“リーダーの栞”で、日野自動車・市橋保彦社長が紹介した“生命(いのち)の暗号”という筑波大学名誉教授・村上和雄氏が書いた本を読んだ。何故か直ぐにも手に入れて読んでみたくなって読んだが、著者流の表現で言うと“私の遺伝子がONになった”のであろうか。 良き遺伝子のONによって、世の中は良い方向に行くということだが、そうした“良き遺伝子の調和と共鳴”を背景で“サムシング・グレート”が統制しているというのならば、人類の無秩序な膨張と尽きることのない傲慢はどういうことと解釈するべきであろうか。それは大半の人間の良くない遺伝子のONが機能しているからなのだが、そこには“神は無力”なのだろうか。それに“サムシング・グレートの存在”を言う限り、予定調和的印象を与える。それはある種の“運命論”に繋がってしまうが どうだろうか。果たして、科学者を魅了する“遺伝子”とは何ものだろうか。 . . . 本文を読む
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