CozyConer

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憧れの中目黒

2008年01月20日 | まち歩き

P1000004  田舎モンなボクは、中目黒とか三宿だとか聞くと、どうも敷居が高い街であり、もしも芸能人なんかに会ったら、何処に視線を合わせたらいいのだろうか?とか余計な心配をしてしまうほど緊張する街であった。ところがその中目黒にこの度、正々堂々と行くことになったのである。

 yukiたろう氏(まぁ坊妹)のツレである「たっぺ」のお芝居が中目黒ウッディーシアターで行われるのである。ならばお芝居をゆっくりと堪能し、帰りはお洒落な中目黒でグルメでもと思ってネット検索に気合が入ったのは言うまでもない。P1000005夕方、yukiたろう氏と渋谷で待ち合わせて憧れの中目黒に降り立つ。緊張した割りには案外普通の街のようだ。劇場までは商店街を歩いて行くことになっている。 初めて歩く商店街って、とっても新鮮で楽しいと思いませんか?きょろきょろうろうろと挙動不審なボクである。ここのところ東京地方は寒さが厳しい日が続いているが、このときばかりは寒さも感じず、デジカメ片手に写真撮りまくり。散歩中のワンコにも呆れたマナコで見られる始末だ。

P1000008  その劇場はいきなり現れた。うっかりしていると通り過ぎてしまいそうなところにある。名前の通りフローリングで木のイメージの館内は小ぶりであり、舞台に手が届きそうな配置である。今回はMOBAアカデミア主催のワークショップと岸田國士作の「紙風船」というお芝居の二部構成だ。ワークショップでは舞台上で日頃俳優さんたちがトレーニングしている内容を観客も交えて一緒に行うものであった。「希望者は舞台へどうぞ」と言われても、そうそう出て行かないだろう、と思ってたら、6割くらいのお客さんが舞台へ上がって行く。観客には俳優さんもいたりして舞台には抵抗がないのだろう。舞台ではいくつかのカリキュラムを披露してくれて、演技の五感を養う方法を見せてくれた。第二部はいよいよお芝居である。20分程度のストーリーを男女2名のペアで4組行うのだ。内容はまったく同じ。その演じるペアによって同じ台本でも微妙にニュアンスが違って見えてくるから不思議だ。我らがたっぺは1組目で登場。恐らく素人目ではあるが、一番基本的な演じ方のように思える。二組目はかなり個性的な演出であった。そして三組目にはMOBAアカデミアの看板俳優、山口馬木也さん登場だ。大柄な体格のせいもあって迫力がある。そして何と言っても目力って奴でしょうか、ぐっと引き込まれるところがさすがであった。

P1020122  さて、4組目が終わって3時間ちょっとの長丁場がお開きとなった。お腹が減りすぎて感覚がなくなっている感じだ。お楽しみのお洒落な食事と行きましょうか!と来た道を戻りならお店散策。通り沿いにある小洒落た店は小ぶりな店が多く、何処も一杯だ。寒さもあって、温かい鍋物のメニューに引かれて1件の居酒屋さんへ入ることにした。店内は明るく、しかも新しい感じがして「お、いいじゃない」という雰囲気が漂っている。魚料理がメインっぽいが、ここは暖まるもつ鍋を注文することにした。ところが今日は終わってしまったとのこと。残念。じゃ他の鍋は、と見ると・・・レパートリーは残すところ湯豆腐とチゲ鍋だ。P1000017 湯豆腐じゃちょっと寂しいのでチゲ鍋を注文し、美味しい魚でも、と思って煮魚を2品ほど注文・・・ところがこの煮魚も欠品だそうだ。その後注文する物が軒並み欠品と来ている。店員さんも日本語があまり上手ではないフィリッピン人系の女性なので注文に苦労する。明るい人なので割りと楽しみながら注文はできるのだが・・・失敗したか!? ということで、初めての憧れの場所、中目黒でのお洒落なディナーは、チゲ鍋と相成ったのであった。今度中目黒に出向くのは何時だろうか?どこかオススメのお店があったら是非とも情報下さい。