紫式部の歌1 2019年04月06日 | その他 「あさ糸の 長し短し むづかしや 有無の二つに いつか 離れん」 世の中は誠にむつかしい、何とも言うに言われぬほどむつかしい。 その世の中の有り様、人間(にんげん)の根性の有様を只、有(う)と無にかけて 詠んでいるのです。 有を棄て空に著くのもまた病です。 「病」というのは、有の病、空の病で、いわゆる精神病です。 「還って溺れるのが嫌だといって今度は火の中に飛び込むようなもの であるということです。 水に溺れるも火に飛び込むも同じことで皆間違っているということです。 « 真に成り得る2 | トップ | 紫式部の歌2 »
コメントを投稿 ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。 goo blogにログインしてコメントを投稿すると、コメントに対する返信があった場合に通知が届きます。 ※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます 名前 タイトル URL ※名前とURLを記憶する コメント ※絵文字はJavaScriptが有効な環境でのみご利用いただけます。 ▼ 絵文字を表示 携帯絵文字 リスト1 リスト2 リスト3 リスト4 リスト5 ユーザー作品 ▲ 閉じる コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。 コメント利用規約に同意する 数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。 コメントを投稿する