苦集滅道(くじゅうめつどう)は日本では「貪・瞋・痴(とんじんち、貪り・怒り・愚痴)です。
これを煩悩と言っています。
苦集滅道の苦、集ですが「苦集(煩悩)」を取り除きさえすれば安楽になるということは、道理としてわかって頂けると思います。
その取り除くということは「滅(なくする)」ということです。
ですから、「煩悩」が無くなれば人は安楽になるということは道理として当然のことです。
その楽になる道(みち)が道(どう)なのです。
私たち衆生は道(みち)を修行することによって必ず安楽になることは間違いないと仏教の論書には説明されているわけです。