「不回互(ふえご)にして成ず」とは、物は皆いちいち独立して外からの何の交渉も、回互も入る隙間も無いはずです。
見る時は、見るばかり。
聞く時は、聞くばかり。
「人」も「境」も認めようのないはずのものです。
不思量の故に不回互なのです。
決していちいちの独立で他の干渉を許さぬものです。
この「成」は成立、または成就の義で、人格的には「成仏」の「成」ということです。
「不回互(ふえご)にして成ず」とは、物は皆いちいち独立して外からの何の交渉も、回互も入る隙間も無いはずです。
見る時は、見るばかり。
聞く時は、聞くばかり。
「人」も「境」も認めようのないはずのものです。
不思量の故に不回互なのです。
決していちいちの独立で他の干渉を許さぬものです。
この「成」は成立、または成就の義で、人格的には「成仏」の「成」ということです。