活かして生きる ~放禅寺の寺便り~

娑婆世界を生きる智慧/おシャカ様・禅・坐禅・法理・道のこと

宗教の目的

2022年06月01日 | 法理

動物としての人間の本能は、「貪欲さ、強欲さ」と云うものがあるため、其れを知っていた先人たちは、人間の動物としての本能を、「理性」で抑え自分を律するために、「宗教」を創ったのだと思います。

 

宗教(信仰とは別のもの)の教義に共通しているのは、「快楽に溺れてはいけない」と云う事であり、「宗教本来の目的」は、「神仏の教え(真理)」から目を背け禁欲的にそれを体現していく事なのです。

 

キリストやソクラテスと同じように、「道(真理)」を究めていった時に、最終的に其処に待っているのは、「死」と向き合う事だったのです。

 

人間としての存在意義について、「疑問」を持たなければなりません。

 

人間は本来「地球の管理者」なのです。