活かして生きる ~放禅寺の寺便り~

娑婆世界を生きる智慧/おシャカ様・禅・坐禅・法理・道のこと

三法印について(まとめ)1

2019年10月27日 | 法理

元来私たち衆生は「天地」と共に朝から晩まで変化しつつあるのです。

(諸行無常)。

 

「諸法」と共に生きたり死んだりしているのです。

 

「一弾指(いちだんし)の六十五分の一が刹那です。

「一刹那には九百回の生滅」があるといわれています。

 

これを「諸行無常」といいます。

「諸行」とは諸々の働きです。

 

私たち衆生はその「無常」のお陰で働くことが出来るのです。

 

子供が大きくなるということも「無常」です。

「無常」でなかったら子供は何時までも子供でいなければならないのです。

 

「病人」が治るのも皆、「無常」のお陰です。

 

「教育」は「無常の応用」です。

 

「無常」というのは「無我」であり「諸行は無我」なのです。