遠くへ行きたい

サイクリングの原点みたいなもの

阿蘇を楽しむ

2005年08月06日 | サイクリング
草千里まで、38km。
足首、ひざの具合を確かめながら、ゆっくり登っていく。
時期が時期だけに、熱中症にも気を使う。

台風の影響か、風が強いように思う。
これが、気持ちいい。きょうは風がともだちだ。
ハンドルを握る腕を見るとうっすら汗をかき、乾いていく。
順調に熱を逃がしているようだ。

年中自転車に乗っていると、暑さ寒さが苦にならない。
足や腕はこれ以上黒くならないくらいに、焼けている。
こんな自分も熱中症になるのか、半信半疑の自信?がある。

ポカリスエットを飲んだら、体の隅々まで溶け込んでいく感覚があり、驚く。
体が欲しているんだなあと実感する。

阿蘇をマイペースで登り、山の緑の美しさを素直に喜び、南阿蘇の眺望に足を止め、白水の明神池名水公園の青白く澄んだ水に再会し、そこからの長陽までのなだらかな下りに自転車のペダルも軽い。恵まれたところに住んでいると思う。

長陽大橋で原生林の絶景を楽しんでいると、山の上の雲が気になる。
へたな画家が描いたような、立体感があまりない、暗い雲なのだ。
いつの間にか、形も崩れ、流れていった。

そうだ今日はヒロシマの原爆の日だったのだ。
六十年前の雲を雲は知っているに違いないのだ・・・。

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