遠くへ行きたい

サイクリングの原点みたいなもの

さととの別れ

2010年08月16日 | Weblog
口内炎を患い、手からさ湯は飲むものの、えさを食べなくなり、みるみるやせてきたさとに天命が近づいてきていた。
死期を悟った猫は他の動物に襲われない様に岩場の陰や薮の中など安全な場所に身を隠すとか。
さとも濡れて帰ってきた。少し回復してきたのを感じたのだろう。
しかし、翌日、本能のままに、家を出て、帰ってくることはなかった。

そんなに遠くへは行っていないと思うのだが、動物の本能を教えてくれたのだろうと別れを受け入れている。

※  17日、裏畑、山の草木を払い、探す、いれば、シロが騒ぐだろうと・・。
 近所の方から連絡があり、虫の息のさとを病院へ。
  かすかな心音、自力で呼吸をせず、胸を押して人工呼吸、注射・・
 懸命の治療も及ばず、家族の見守る中で、心臓がとまる。

 何年も前から、免疫不全と診断され、口内炎、歯周病も併発しながらも、我が家を闊歩していた。
 ここ数日、まんじりともしない夜だった。
 ・・やっと帰ってきてくれた。
 

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