NHK総合午前11時05分放送 美の壷「良寛の書」を見る。
内容は、良寛の書の魅力、秘密を探るというもので、大変興味深いものであった。
「わたしたちにも読める文字を書いてください」との村人のリクエストのこたえて玄関先でさらさらと書いた、ひらがなの「いろは」の曲線の美しさ、あたたかさ・・・など。
もっと詳しく良寛さんのことを知ろうと検索をかけ、いろんなサイトをみていると、こんな詩を見つけ、あっと驚く。
過去己過去 過去は己に過ぎ去る
未来尚未来 未来は尚お未だ来らず
現在復不住 現在は復た住(とど)まらず
展転無相依 展転して相依るなし
許多閑名字 許多(あまた)の閑名字もて
意日強自為 意日(ひねもす)強いて自ら為す
莫取旧時見 旧時の見を取る莫れ
莫逐新条知 新条の知を逐う莫れ
懇々遍参窮 懇々として遍(あまね)く参窮し
参之復窮之 之に参じ復た之を窮めよ
窮々至無心 窮め窮めて無心に至ら
始知従前非 始めて従前の非を知らん
過去はすでに過ぎ去った、未来はまだやって来ない、また現在は止まってはいない、こうして移り変わる時の中に頼れるものは何もない、ところが人は沢山のつまらぬ言句をいじって日がな一日、強引なやらかしのようだ、以前の考えを固守してはならない、新しい知見を追いかけてはならぬ、まごころをこめて隅々まで究め尽くし、究めに究め、尽くしに尽くせ、尽くし尽くして無心の境に到達したら、始めて今までの誤りが分かるであろう。
そう、昨日の「カレンダーから」の標語の出典だったのだ。
良寛さんとの不思議な出会いに驚く、昨日今日だった。
内容は、良寛の書の魅力、秘密を探るというもので、大変興味深いものであった。
「わたしたちにも読める文字を書いてください」との村人のリクエストのこたえて玄関先でさらさらと書いた、ひらがなの「いろは」の曲線の美しさ、あたたかさ・・・など。
もっと詳しく良寛さんのことを知ろうと検索をかけ、いろんなサイトをみていると、こんな詩を見つけ、あっと驚く。
過去己過去 過去は己に過ぎ去る
未来尚未来 未来は尚お未だ来らず
現在復不住 現在は復た住(とど)まらず
展転無相依 展転して相依るなし
許多閑名字 許多(あまた)の閑名字もて
意日強自為 意日(ひねもす)強いて自ら為す
莫取旧時見 旧時の見を取る莫れ
莫逐新条知 新条の知を逐う莫れ
懇々遍参窮 懇々として遍(あまね)く参窮し
参之復窮之 之に参じ復た之を窮めよ
窮々至無心 窮め窮めて無心に至ら
始知従前非 始めて従前の非を知らん
過去はすでに過ぎ去った、未来はまだやって来ない、また現在は止まってはいない、こうして移り変わる時の中に頼れるものは何もない、ところが人は沢山のつまらぬ言句をいじって日がな一日、強引なやらかしのようだ、以前の考えを固守してはならない、新しい知見を追いかけてはならぬ、まごころをこめて隅々まで究め尽くし、究めに究め、尽くしに尽くせ、尽くし尽くして無心の境に到達したら、始めて今までの誤りが分かるであろう。
そう、昨日の「カレンダーから」の標語の出典だったのだ。
良寛さんとの不思議な出会いに驚く、昨日今日だった。