たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

我が市(岐阜・各務原市)って、どうよ マイナンバー

2015年12月09日 | その他

年末の散髪に行こうと車で家を出てすぐに郵便配達さんに出会った。マイナンバーが届かないが、この辺は配達されたのか聞くと、この地区の配達はとうに配達済みだとのこと。丁目と番地を聞かれ、配達不在票が入っていなかったかと聞かれた。

二世帯住宅なので郵便受けが2つで、私宛には入っていない。行政上は一世帯で息子が世帯主になっているので、若世帯宛てに届いているかもしれない。この足で局へ行って保留されてないか聞いてみると配達夫と別れた。年末で本局の狭い駐車場は大混雑していた。
不在郵便物受取窓口で用件を申し出たところ、「当局管内は11月22日から地区ごとに配達していて、不在で持ち帰り保管中のマイナンバーが大変多く、直ぐに調べられない。不在配達票の番号順に整理してあり、町丁別には区分けされていないので、スッゴク時間がかかる」とのこと。住所氏名と世帯主(息子)・電話番号を申し出て後刻回答をお願いした。

郵便局は1週間預かる規則で、再配達希望か、局へ自分で貰いに行かないと市役所へ返送するのだと言う。もう市へ返却されているかも知れないので念のため市役所へも寄って確かめて下さいとのことだった。

市役所へ寄り道、総合案内では市民課を案内された。市民課入口ロビーで受付カードを取ろうとら、ロビーマネージャーらしい若い女姓が飛んできて、マイナンバーの要件かと聞き、「マイナンバーは混乱している」と言い、郵便番号を聞かれたので答えたら、「その地区のマイナンバーは混乱しています」と何やら印刷物を示し、同じ答え。郵便番号を下4桁まで答えても「その地区のマイナンバーは混乱しているのです」と言うばかりで埒が明かない。それを聞きに来たのに・・それがどうしたっていうのだ?
とうとう頭に来た。客溜まりに待つ4,5人の市民と職員、市役所1階ロビーに響き渡るテロ爆音が炸裂した。

「説明してることが分からん。もっと分かり易く説明せよ。このバカ女が」

さっとロビマネの顔色が変わった。そこでようやく彼女が受付カードのボタンを押し番号札を持たせ、「ここでお待ち下さい」と言い残し、担当へ行き用件を話していた。市民課応対中の客は一人だけ、すぐに番号札の呼び出しがあり男性担当が窓口へ来て座った。用件を言うと免許証をみせてくれといい、それを持って端末機のところへ行き、シートを1枚打ち出して戻ってきた。A4のシートには「検索結果 詳細・日本郵便」というマイナンバー配達記録で
「11月19日に各務原郵便局が19:00引受・11月23日12:01お届け先に配達済み」などが打ち出されていた。
「多分お宅様の世帯の番号はこの番号だと思います」というメモ紙片を示し、多分という頼りなさだ。メモ紙片をくれと言うと、機械打ち出しの帳票を交付してくれた。帳票のお問い合わせ番号=世帯番号だと説明し、何のためのマイカードなのか聞くと「高額医療費還付請求の際などに必要になる」と言った。「郵便局の回答を待って、若世帯に確認してくれ」ということ、担当の名字と電話番号をメモしてもらった。

この原稿を打っていたら夕方郵便局から電話があり、「持ち帰りした束には、お宅のマイナンバーは残っていない。再配達するのも調べたが残っていない」との親切な回答だった。市役所のマイナンバーシステムの照会シートのことを話すと、「若世帯が受け取っていて、あなたに渡していないのでは?、お勤めから帰宅されたら確認してください」という。

それにしても我が市の(岐阜県・各務原市)の市民サービスって、どうよ!
「混乱している」という訳の分からない言い訳を繰り返し、市民が単純な問合せに来たのに、まともに答えようともしないこの態度は何だ!上役がこの若い女性のロビマネにそう指示しているのであろう。呆れて物が言えない。届いているなら我が家の嫁も笑い者だ。11月23日は祝日の日を選んで配達してくれているのに。

始末に負えない我が市(岐阜・各務原市)って、どうよ。
その一端を私は日本共産党員でないので知らずに来たが、日本共産党各務原市議団の機関紙「水脈」にアップされているのをつい最近気づいた。全国の皆さん。我が市政の一端を是非ご一読ください。
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(追記)
夜になって嫁に聞くと、そんな大事なものを受け取ったことはないという。最近の郵便物などの束を探しても不在票など出て来なかった。郵便局か市役所が嘘をついている。嫁に市から渡された配達シートを渡し、明日自ら市役所に電話して抗議せよと言っておいた。こういうことのため市の担当者の電話番号と名前を書かせて正解だった。郵便局の虚偽なら受取票を示し証明せよ。
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(追記その2)
翌朝になって嫁が夜遅く仕事から帰った夫に確認したら、世帯主の愚息が受け取ってカバンに入れたまま忘れていたというお粗末だった。私はまだ床に入って寝ていたら嫁が封筒のまま持って来て、大事なことが書いてあるので一読したら若世帯へ渡してほしいと一家全員の「マイナンバー通知カード」を置いて勤めに出かけた。
それにしても聞きに行ったのに、用件をまともに聞かず、玄関払いしようとする市役所の対応は良くないのでこの記事は残したままにする。