たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

さらば帰らぬ人よ

2015年12月22日 | その他

“2020年東京五輪・パラリンピックに必要な会場整備や大会運営費が約1兆8千億円に上ることが18日、大会組織委員会の試算で分かった。大会への立候補段階では約3千億円と見込んでおり、費用は当初の6倍に膨らむことになる。組織委では費用削減に向けて東京都や国との協議を急ぐが、最終的に大幅な公的資金の投入は避けられない見通し。組織委は今後、都民や国民が納得する説明を求められる。“(12月19日産経新聞
呆れた。ふざけている。この費用を恵まれない母子家庭や社会福祉に充てるべきではないか。この国はどうかしている。

先週、総合病院でCT検査を受けた映像装置は頭上にTOSHIBAと大きいエンブレムが目に入った。「両手を頭の上にバンザイしてください」「ハイ息を吸って止めて」何度もお世話になったCTでHITACHI製も確か有った。
この東芝が粉飾決算でつまずき、合理化計画を発表、読売は国内外で7800人を削減、朝日は国内外で10600人(国内5800人)と、どっちの報道が正しいのか?

CTなど医療用機械部門、株式50%以上の子会社・東芝メディカルシステムズは売り上げ4400億円・利益150億円と有望なのに売却する。売れるものは何でも売るんだそうだ。
原発で東芝はレームダックになり、経営者に人を得なかった報いのようだ。残念!
喫茶店で読んだ読売は1面トップ、経済面でも詳報していたが、朝日は経済面だけに概要を報道、最近の朝日の編集はピント外れの記事ばかりで読む気にならない。

今年亡くなった「墓碑銘2015 さらば、帰らぬ人よ」(週刊文春)で原節子とツートップだった北の湖関(62)の協会葬が今日行われる。
スポーツ報知で奥様のとみ子さん(61)のインタビュー記事を読んだ。4年前都内の病院で何度かのMRIを撮り直腸がんが発見された。2012年2月、26時間に及ぶ手術を受け、13年6月の還暦大相撲は何とか勤めたが、年末に再発し丸一日かけた手術でストーマ(人工肛門)にされていたようだ。多臓器不全で亡くなったが、九州場所中倒れ、長男(34)の急報でとみ子さんは二男(31)と飛行機で駆けつけ末期の床に間に合った。会話も十分できたのは幸いだった。同病なので興味をもって読んだ。

当方周辺でも元会社関係の多くのさらば帰らぬ人がいた。今日は冬至だ、夕方かぼちゃを買ってくる。
ついでに!当市(岐阜・各務原市)の高齢男性が4年前に1億2760万円の詐欺被害に遭ったと警察署が発表した。「投資で損失した金を高額で買い取る」「追金が必要」と、20回にわたり振り込んだ。男性は被害届を出すと近所に知れ渡ると隠していた。
今年8月には中津川市の70歳代の女性が1億1千万円の被害。
当県の老人はお金持ちが多いなあ。うらやましい、日曜日にはナントかゼネリックとか名乗り、中部電力を知っているか?というセールス電話があった。「損する話は信用するが、得する話には乘らん・・」ガチャンと電話を切った。