たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

特殊詐欺被害つづく

2015年12月19日 | その他

岐阜県・東濃西部地区防犯協会は「騙されま川柳コンクール」を募集し、17日入選作品の表彰式を開いたと、朝日新聞地方版に掲載されていた。
全国部門大賞 「婆ちゃんと呼ばれて財布握りしめ」(松浦繁子さん)
管内部門大賞 「年寄りの一人に役者揃い過ぎ」(三浦一郎さん)

関係機関の必死の努力にもかかわらず、相変わらず特殊詐欺の被害が報じられて嘆きのブルースだ。
♪「窓を開ければ 港が見える メリケン波止場の 灯が見える 夜風 汐風 恋風乗せて 今日の出舟は どこへ行く♪ 
淡谷のり子さんの「別れのブルース」を「嘆きのブルース」と勘違いしていた。

他人様のことながら嘆きのブルースで、17日の表彰式記事の下には、70代の女性(大垣市)が300万円、今日18日の報道では87歳の女性(恵那市)が400万円の特殊詐欺被害と報じている。

前者は息子や上司を名乗る男から電話があり「名古屋駅で荷物を置き忘れた。取引先に違約金を払わねばならない」などと虚偽の電話があった。指示されたJR大垣市駅近くの路上で息子の代理人を名乗る男に現金を手渡した。

後者は税金が還付されるので金融機関のATMへ行き、指示されるまま携帯で操作中を通行人が目撃し警察に連絡。警察官が駆け付けて詐欺に遭ったことが分かったという。

どうしてこうも単純詐欺に引っかかるのだろうか。詐欺師はいい正月を迎えるだろうが被害者の心中は察するに余りある。
このブログをお読みいただいた貴方は、電話やメールでのお金の話は全部詐欺だと思ってくださいね。
金銭欲の深い人ほど儲け話詐欺に引っかかるとも言われます。