たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

暮れも押し迫ってきた

2015年12月26日 | 日記

暮れも押し迫ってようやく一日中かかった年賀状印刷が終わり、市内の郵便局の本局まで夕方差出に持参しました。ATMコーナーのロビーに年賀状受け特設ポストが作ってあり市内宛てと市外宛てに区分されています。市内宛てはわずかに1枚、同級生宛だけ、彼も昨年賀状が来なかったが、同窓会にも欠席で心臓手術をしたとか、お見舞い代わりに出しました。

暮れも押し迫って、さらば帰らぬ人に一人の先輩が亡くなったと旧友会ホームページの訃報欄にお目にかかった。事後届だったようだ。この方には大昔、まだ田舎の事業所で働きながら夜間高校を出て、人生と次のステップに迷っている頃、県域支社へ転勤はどうかと誘って頂いた恩師に当たる人だった。何かと学歴も能力も乏しい私に助力とご親切を頂いた。
謹んで感謝の念とご冥福をお祈り申し上げます。

郵便局からの帰路、月命日なので墓参もした。たそがれていたが車は2台、近くで墓参の家族もおられた。苦しかった家内の末期の頃の年末が思い出されて感慨にふけった。

暮れも押し迫って28日、岸田文雄外相が韓国を訪れ慰安婦問題の協議を韓国と行われる。岸田外相はイケメンで、失礼ながら東山動物園のサバーニといい勝負だとテレビを見て思う。26日昨日の朝日新聞・文化文芸欄に 豪の歴史史学者テッサ・モーリス=スズキさんにインタビュー の記事が目に入った。
Q:慰安婦問題や南京での虐殺について、戦後生まれの日本生まれの日本人も「謝罪」すべきなのだろうか。
A:歴史事件そのものに対して戦後生まれの個人が謝罪する必要はないと思う。ただし国家は連続性のある存在であり、謝罪すべきです。また国民には、謝罪するよう政府に求める義務があります。
との問答は示唆に富んだ識見であると思った。さて外相交渉で国家がどう韓国と向き合うのだろうか、極めて興味深い。

それと昨日の同じ新聞「池上彰の新聞斜め読み・新聞への軽減税率適用・重み増した報道の責任」も切れのいい評論だった。安倍内閣は新聞界に恩を売り、政治批判の矛先が鈍るようではあってはならないとの主旨で読ませる。

暮れも押し迫って昨日土曜日、防災放送に戸を開け耳を澄ませた。「銀行を名乗る詐欺と思われる電話が市内に多数かかっています。怪しい電話があった際は〇〇警察署、電話〇〇にお電話を願います」。
詐欺師の一人が県内で捕まった。高額の預金を高齢者が金融機関から引き出す際は全件警察署へ連絡するよう全金融機関と取り決めされた。
その効果で警察の指示で騙された振りをして、現金300万円を受け取りに来た26歳の静岡県清水市の男が25日に捕まった。県内では11件が防止され総額3千万円越えの金額が通報制度により防げたということです。