たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

スズメの巣が落ちた

2014年07月11日 | 日記

台風一過好天の暑い日になりました。
朝、昼兼用のモーニング喫茶で座っているテーブルの窓の外に、おじさんが何やらアジサイの株や草花の花壇の中に手をいれ探っている。見ると紙トレイの中に団子のようなものを乗せ、コンクリートの花壇の縁に置いた。藪からは驚いた神様トンボが4,5匹飛び立った。

清算のカウンターで「何の餌をやった」と聞いた。お姉さんは「エサではないの、スズメの巣が落ちたのよ」おじさんに「手を洗って・・」といい、おじさんはニヤニヤしていた。
台風で巣が落ちたのか。紙トレイを3枚ほど重ねた皿の上に3匹のスズメの幼鳥が、毛も立派に生えそろってもうすぐ巣立ちの様子なのに身じろぎもせず団子3兄弟が身を寄せ合っていた。あんなところにおいては日干しになると思ったけれど、そのまま退去した。
スズメは日本家屋の屋根構造が変わって激減してるのだ。

この店は昨年まで玄関先にツバメが巣をかけていた。昨年蛇が壁伝いに巣を襲い、お姉さんが撃退したら、後で別の巣を襲い何羽かは飲み込まれた騒動があった。
休業日に清掃業者が入ったところ玄関口の巣が落ちていて、幼鳥の姿は見当たらなかったらしい。
今年はそのレンガの欠けた後は、アルミテープで塞ぎ、金色の折り紙でヒラヒラ近寄らないようにしていた。
この辺は裏が一面の田んぼでツバメの絶好の子育て適地です。隣のコンビニの表口は4,5つの巣でツバメマンションの有様です。

昨日に続き中学生の孫娘は給食なしで下校したようだ。そのうち仲良しが遊びにきたようだ。ピンポンが鳴って手を振る手だけカメラに映ったのでアイちゃんが来たらしい。

亡妻の命日に供花した枯れ花を始末に墓参して、スーパーへ寄りチョコレートを一袋彼女等におみやげとした。


クラウドは世界を変える

2014年07月11日 | パソコン

記録的な大型台風8号は、隣の県・長野県で山津波が発生、中学生が亡くなるなどしたが、海沿いを吹いて比較的被害が少なかったのは幸いだった。政府が早めに警告を出していたのもよい、当岐阜県選出の古屋国防相自ら早めの避難を呼びかけていた。東日本大震災で国民に予備的避難の意識が根付いたのは結構なことだ。
今朝は台風一過気持のいい朝を迎えたが湿気は多い。

昨日岐阜市では76歳男性、71歳の女性夫婦が息子を名乗る振り込め詐欺に遭った。東京まで持っていって持参詐欺にひっかかり2千万円をだまし取られたという。ああ、なんと情けない。なぜ一言息子に電話で確認しないのか。金融機関で現金を引き出したというから、大金を引き出す際、銀行は何に使うのか、そこそこに確認したのだろうか。やり切れない思いだ。
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新しいパソコンは、クラウド(雲)という得体の知れないネット空間の、どこに置いてあるのか、マイクロソフトのサーバーに保存してある過去の記録を引き出してくることを、今回身をもって体験した。

・外部記憶装置のハードディスクを交換し、OSを再インストールしたのであるから、過去のデーターはすべて消え失せるのが今までの常識である。メーカーではローカルアカウントで設定して、完成テストをしてもらい返品された。帰宅後、
・マイクロソフトアカウントで同社が提供するサイトへ、ブラウザーからサインインしたところ、二つのIDが同期し、
・あら!なんと不思議、PCのデスクトップの背景画面、通称壁紙といわれる写真までが、当方ダウンロードして使っていた修理前そのまま再現してきた。
・パソコンのユーザー名がスタート画面に出るが、これもメーカー返品のままでは、ローカルアカウントのユーザー名が出ていたのに、マイクロソフトアカウント名がPCユーザー名として置き換わった。
・Win8からはマイクロソフトアカウントを取得し、初期設定・セットアップしない限り、マイクロソフトの提供する各種サービスも、パソコン自体もまともに動かない仕組みになっている。
・昨年11月に購入し、孫娘二人が触りに来て、パソコンのディスプレーをレンズ代わりに、二人が並んで撮って保存した4枚ほどの写真も復活してきた。ストレージ(保管倉庫)サービス、クラウドというネット空間に彼女らは保存していったからだ。ファイル名はlalalaだと入れていて恐れ入る。
・最新のパソコンはPC本体には大した機能を持たせず、クラウドのサーバーに多くの機能を持たせ、パソコンはその仲介役をやっているに過ぎない。
・ちなみにサーバーとは、「サービスする人」という意味だと、近所の女子大(当時)の公開講座で情報工学の先生の講義を聞いたのは20年も前のことだ。
・図書館の廃棄本棚から貰ってきて読んだ
「インターネットが変える世界」古瀬幸広・廣瀬克哉 著 岩波新書 1996.2刊
インターネットはこの本が予想したことのはるか先を、猛スピードで社会と世界を変えている。