記録的な大型台風8号は、隣の県・長野県で山津波が発生、中学生が亡くなるなどしたが、海沿いを吹いて比較的被害が少なかったのは幸いだった。政府が早めに警告を出していたのもよい、当岐阜県選出の古屋国防相自ら早めの避難を呼びかけていた。東日本大震災で国民に予備的避難の意識が根付いたのは結構なことだ。
今朝は台風一過気持のいい朝を迎えたが湿気は多い。
昨日岐阜市では76歳男性、71歳の女性夫婦が息子を名乗る振り込め詐欺に遭った。東京まで持っていって持参詐欺にひっかかり2千万円をだまし取られたという。ああ、なんと情けない。なぜ一言息子に電話で確認しないのか。金融機関で現金を引き出したというから、大金を引き出す際、銀行は何に使うのか、そこそこに確認したのだろうか。やり切れない思いだ。
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新しいパソコンは、クラウド(雲)という得体の知れないネット空間の、どこに置いてあるのか、マイクロソフトのサーバーに保存してある過去の記録を引き出してくることを、今回身をもって体験した。
・外部記憶装置のハードディスクを交換し、OSを再インストールしたのであるから、過去のデーターはすべて消え失せるのが今までの常識である。メーカーではローカルアカウントで設定して、完成テストをしてもらい返品された。帰宅後、
・マイクロソフトアカウントで同社が提供するサイトへ、ブラウザーからサインインしたところ、二つのIDが同期し、
・あら!なんと不思議、PCのデスクトップの背景画面、通称壁紙といわれる写真までが、当方ダウンロードして使っていた修理前そのまま再現してきた。
・パソコンのユーザー名がスタート画面に出るが、これもメーカー返品のままでは、ローカルアカウントのユーザー名が出ていたのに、マイクロソフトアカウント名がPCユーザー名として置き換わった。
・Win8からはマイクロソフトアカウントを取得し、初期設定・セットアップしない限り、マイクロソフトの提供する各種サービスも、パソコン自体もまともに動かない仕組みになっている。
・昨年11月に購入し、孫娘二人が触りに来て、パソコンのディスプレーをレンズ代わりに、二人が並んで撮って保存した4枚ほどの写真も復活してきた。ストレージ(保管倉庫)サービス、クラウドというネット空間に彼女らは保存していったからだ。ファイル名はlalalaだと入れていて恐れ入る。
・最新のパソコンはPC本体には大した機能を持たせず、クラウドのサーバーに多くの機能を持たせ、パソコンはその仲介役をやっているに過ぎない。
・ちなみにサーバーとは、「サービスする人」という意味だと、近所の女子大(当時)の公開講座で情報工学の先生の講義を聞いたのは20年も前のことだ。
・図書館の廃棄本棚から貰ってきて読んだ
「インターネットが変える世界」古瀬幸広・廣瀬克哉 著 岩波新書 1996.2刊
インターネットはこの本が予想したことのはるか先を、猛スピードで社会と世界を変えている。
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