たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

映画「許されざる者」

2013年10月26日 | その他

映画「許されざる者」を観てきた。9月13日ロードショーで10月30日終映とあって、昨日は日に1回だけ18時40分開演なので、早い夕食を1膳飯で済ませ早めに行った。

この映画は1992年ハリウッド映画「許されざる者」、クリント・イーストウッド監督・主演の名作の日本版という作りです。ハリウッド映画が黒澤明の「七人の侍」がベースのアメリカ版。ハリウッド(ワーナーブラザーズ製作)+李相日(監督・脚本)+渡辺謙(主演)、世界が注目する日本映画誕生とパンフにあります。助演は柄本明、柳楽優弥等。

“舞台は1880年明治はじめの北海道、主人公は幕府軍の残党で、政府軍の残党狩りで、かっては“人斬り十兵衛”と恐れられた男。愛する妻と出会い子供2人をもうけ、刀は捨てたはずだった。しかし、妻亡き後、幼い子供たちと極貧の生活にさらされる日々のなか、昔の仲間が“賞金首”の話を持ってやってくる。“ということからストーリーは始まる。“男たちの覚悟が、女郎である女達の意地が、感情の臨界点を越える“とパンフにある。

重い印象の映画だった。当方の高齢化もあり、台詞がどの役者も聞きづらく閉口した。
雪の北海道の広野でロケして力作ではある。手間隙もかけている。私は前にイオンモールでパンフを貰ってきて、手元にあるので読むことができます。
映画を待っている間に、パンフの補充に係員が来たので、上映中の映画の簡単なパンフが欲しいね、観終わった映画の筋や役者も後で追ってみたい、昔はそうだった。と話しかけると、今は上映中のパンフは置かないのだそうです。商売本位でつまんない。

観客は私1人の独占上映だった。終わって9番スクリーン(一番奥にある)を出ると、係りの女性が扉をあけてくれた。
1人の独占上映でありがとうと言い、観客がない時は映写しないのでしょう、と聞くと「そうですね」と答えた。

広い暗い映画館に一人で見るのは少し気味が悪かった。
モギリの出口で終映を聞くと、21時半からレイトショーになり、一番遅い終映が23時50分だといった。レイトショーはシニアと同じ1,000円になる。

このイオンモールのシアターは、ワーナーマイカルからイオンシアターに最近経営主体が変わった。次は「おしん」を観る。