河瀬ビジネスサロン ライフワークを育てよう!

コーディネイター河瀬謙一@SOHO CITY みたかからの発信。
お金をかけない起業と経営で豊かな人生を!

実行へのヒント-261

2008年09月15日 | Weblog
楽しい方が報われる-4

"身の丈起業"というテーマでここ数年起業を教えている。
すると、20-30人に一人くらい”身の丈”ではないビッグなプランを持ち出してくる。

実力があり、だからビッグなプランならそれは”身の丈”である。
ならばよい。

あるいは大きな夢を持つ人が、夢を段階的に分けてひとつづつこなすのであれば、その事業も実現性が高い。

そうではない凡人が一挙に”ビッグプラン”を書き出せば収拾がつかない。
聞いている方は、途中からわからなくなって目眩がしてしまう。

これが報われない事業プランである。

良く話を聞くと、こういうケースは書く側の劣等感の裏返しであることが多い。
劣等感があるから、他人と比較して大きなプランを出す。

小さく産んで、愛情をたっぷり注いで、世間の荒波に鍛えられて順次成長するのが実業である。
それがわからないらしい。

だから、すぐコケル。

報われる事業計画の作成という賢さがほしい。
頃よいところに目標を立てること。
これも努力のうちである。
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実行へのヒント-260

2008年09月12日 | Weblog
楽しい方が報われる-3

自分らしく伸び伸びとあることのヒントとして、自分の実力に見合った目標を設定することがあげられる。

理由は、目標達成の努力と実力を伸ばすことが重なるからである。

一方、法外な目標を立てそれに向かって
・ 努力することは尊いことである
などという話は、威勢こそいいが成果を得ることがない。
その結果、挫折というか自滅していく。

楽しくもなく報われることもない。
こんなことが続けば自分というものは駄目になってしまう。

他人と比較して高かろうが低かろうが
・ 自分の実力に見合った目標を立て
・ これを何とかクリアーするようにすると
力もつくし楽しい。

これが楽しくて報われる生き方である。

サラリーマン社会の限界説を私がしばし口にするのは、実力はともかく目標が上から降ってくるからである。
しかし皆、ブーブー言いながらとにかく仕事だけはする。

しかしそれで勝てる時代は終わりましたよ、と言いたいのだ。
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実行へのヒント-259

2008年09月12日 | Weblog
楽しい方が報われる-2

楽しい時間というのは、例えば気の合った仲間と食事をするときの事である。
自分の良さも悪さもそのまま出せる相手といることは楽しい。

逆に、堅苦しい会合などには苦痛に感じることがある。
我慢しなくてはならない。
行儀良くふるまわなくてはならない。
自分を素直に出せない。

つまり、
・ 自分らしさを維持できる
・ 自分を素直に表現できる
という状態には楽しい時が多い。

人間には
・強さも 
・良さも
・欠点も
・悪さも
あるのが普通である。

楽しくないというのは、要は自分らしくないことである。
自分を素直に出せない。
精神的には押し込められるような場合だ。

あるいは本当の自分と離れて「すぐれた自分」を装うときである。
つまり自分自身とは違うものになろうとする、そうしなければならない時。
これも苦痛である。

我慢して、本当の自分ではないことをやって報酬を得ても、実は嬉しくはない。
また、我慢の代償での満足が長く続くわけがない。
あるいは、本当に良いものはできない。

逆を言えば、自分の良さを伸び伸びと発揮して報酬が得られる事。
それが報われるということである。

自分本来の姿で勝負をしながら力をつけていく。
これが将来に向かって明るい自分のイメージである。
そしてそこには必ず実感(手ごたえ)が伴う。
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実行へのヒント-258

2008年09月06日 | Weblog
楽しい方が報われる-1

「もっと楽に生きよう」
とか
「楽しいのが一番大事」
とか言うと、
「世の中はそんなに甘いもんじゃありません」
と反論する人がいる。

それはそれで当りなのだが、言いたいのはそんなことはわかった上での「楽」とか「楽しさ」を求めないと、人間そのものがダメになってしまう、という話である。

そういう大人の解釈をしてほしい、と思う。
人生は存在するだけ、それだけでも厳しい面がある。
それを知った上で、自分をもっと楽に、楽しくする工夫の余地がある。

例えば精神的に自由な人は素晴らしい。
話をしていても軽やかで楽しい。

何でも持っていたり、いなかったり、人によって違うがあきらかにこれは心の持ち方である。

一方、世界の不幸を肩にしょったような人がいる。
ああ、と見ればいろいろこだわりを持っている。
肩書を沢山持っていらっしゃる。
だから辛いのだな、と推測がつく。

それを全部捨てろ、とは言わないがもっと楽しい生き方が実際にある。

軽やかに生きている人も、若いころは何かにこだわって大変な思いをした、という人が少なくない。若い時代は「こだわる」ことが必要なのかもしれない。

しかしいつまでもこだわっていては精神の自由がなくなる。
そこでこれからは本当にどんなことが自分にとって必要なのだろうか。

それらを見つめながら話を進めたい。
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実行へのヒント-257

2008年09月05日 | Weblog
これからの仕事と生活 その16

今まで何を書いてきたかというと、

・ これからは国民負担が増えて平均収入は減るが、増やす方法もある
・ それには自分を活かせる仕事をしたらよい
・ 好きな仕事を自由にやれば楽しくて儲かる

という話である。

ひとつ加えれば
・ 我慢や右へならえ、だけの生き方はやめた方がいい
という事があげられる。

最後に例え話を一つ。
ここに「あいうえお」という仕事がある、としよう。

・ Aさんは上司の言うとおり、まじめによく頑張って取り組んだ。
・ Bさんは上司が言っても気に入らないので、しぶしぶ取り組んだ。
・ Cさんはもともと大好きな事だから、何でもかんでも自分に取り込んで熱意をこめて頑張った。
・ DさんはCさんの下請けで、自分が出来る範囲の仕事しかしなかった。

さて、誰が幸せで一番収入が多いでしょう ?
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実行へのヒント-256

2008年09月05日 | Weblog
これからの仕事と生活 その15

顔つきが指標

戦後、焼け野原から立ち上がった日本は、まず食べるもの、着る物で、その次に住宅が必要になった。
軍人の規律を持ち込んだ会社は「モノ」を作ることで経済成長を日本にもたらした。
そのために多くの国民が会社員になったが、成長の秘訣は一致団結で、欧米に追い付け追い越せというレベルまではどうにか持った。

しかしその上のレベルとなると、一致団結や、根性や、我慢ではどう考えても無理であった。

好きなことを楽しくやっている人には敵わない。
追いつけない。

だから今、最も不健康な顔をしているのはサラリーマンではないだろうか。
私が会社に就職をした頃は輝いていた人種だが、今は全く生気がない。
仕事には感動がなく、心はノシイカのようになっている。

それに比べると、上手にSOHO・マイクロカンパニーを経営している社長の顔つきがよい
(一方、下請けSOHOはいつの時代も出る目がない。残念ながら)。

こういう時代には、価値観も変わる。
・ お金
・ 株券
・ 金、銀、プラチナ
・ 宝石

これらは個人で持っていれば便利なこともあるが、ある一定以上はそもそも無意味だ、と思うような人が増えている。

加えて会社員全盛時代にはあまり重要視されなかった人々の価値が相対的に上がる。

・ 仲の良い友人
・ 本音で語り合える夫婦
・ 何かと助けになる彼、または彼女、など

人間同士の心や魂の触れ合いが見直されている。
今、絶頂を過ぎてそれがわかった。

だからサラリーマンの心を一言でいえば、
「年収は7掛け、6掛けでいい。ただもっと人間らしい仕事をさせてくれ」
で、それこそSOHO・マイクロカンパニーがやっていることと等しいが、独立する勇気は残念ながらない。

「一生不幸にしがみついているような人がいる」
と心理学者の加藤諦三さんは言う。

自己不在になると顔つきは悪くなる。
元気も精気もなくなる。
自己があれば顔つきは自然に良くなる。
踏ん張って自分の足で立てば、世の中をもっと広く見ることができるようになる。

収入より、肩書より大事なものがある、と日本人はやっと分かった。
何故なら私たちは生きた人間だからだ。
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実行へのヒント-255

2008年09月04日 | Weblog
これからの仕事と生活 その14

日本という国は4つの方向からの脅威を受け続け、明治維新以降は欧米に追い付け追い越せという政策をとった。

これは平成に至るまで”競争社会”を継続させることにつながったが、社員の暮らしのためにあった会社は株主のものになってしまった。

この中で高給を得るためには様々なインテリジェンスが必要である。
そんなことに嫌気をさした人がどんどん独立する。

ドロップアウトしたのではなく、自ら選びとったのであるが、世間はまだ旧来の社会価値で判断するから色々と悪口を言ったりする。

さらに日本は同質社会度がすごいから、ちょっとした差が”ウワサ”のもとになる。

こういう社会の中で”独立稼業”を続けるのには、自分をあまり他人と比較しないことである。
世間一般がサラリーマン社会なのだから、それはそれで置いておけばいい。

大切なのは、自分のしたい仕事をすることである。
他人がすごいね~、と言ってくれるのではなく、自分の好きなことを仕事にした方が幸せになれる。
今は腕が悪くても、精進すれば良くなる。
収入もついてくる。

こういうことを言う人も教える人も少なくなったが、これからは盛り返すだろう。
そういう意思のある人は輝いて見えるから、異性にもモテル。

全部を合わせると、自分を持った大人の国、日本になる。
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