![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/19/d48b28e063800c527c47b28701d050f6.jpg)
プロジェクトはメンバーで決まる
プロジェクトを行う「チーム」が会社組織の基本単位になって久しい。
プロジェクトがうまくいく、というチームがる一方でさっぱり成果の上がらないチームがある。
どうしてだろう。
プロジェクト・チームを組むうえでまず第一に守らなくてはならないのが
・顔ぶれの質
で、つまりチームメンバーの構成で事の成否は決まってしまう。
仕事のできるメンバーでそれぞれの専門分野を担当した場合には、
1.プロジェクトの目標を確認し
2.役割分担とスケジュールを組み
3.随時チェックをすればほぼ自動運行のようにプロジェクトは進む。
これは特別なケースを言っているのではなく、うまくいくケースはこのような人材がそろっている場合だ。
プロジェクトマネジメントのコツは実に単純で、よいメンバーを集める力にある。
会社など決まった経営資源の中でやりくりする場合、「うまくいかない」のはメーンバーの一部か全部に異質なものが存在するからである。
例えば5人でチームを組む場合、社会人の基礎が出来上がった「ほぼ新人」が1人なら、なんとか回せる。
このときプロジェクトリーダーは新人君をぴったりとマークしながら、教え、強力なメンバーに育てることができる。
この時ベテランメンバーはチームリーダの役目を代わり担える。
ところが新人君が2人いるとこれは全く動かなくなる。
ベテランの2人がマークしバックアップすると、本来の機能が発揮されないままプロジェクトが進行することになる。
新人君1人限界説である。
これとは逆に、ベテランの質が低いままにチームを回すと、効果的なアウトプットが出ない。
「いつまでたっても低レベル」
のアウトプットが続き、中に優秀な人がいるとEXITする(辞めてしまう)。
結果、プロジェクトは座礁する。
簡単なことなのだ。
従ってこれからのワーカーはスキルを常に磨いておかないとまずい。
高学歴より、長学歴社会(いかに長く学び続けたか、今も学び続けているか)の到来である。
この時の学びは「実践」と「学習」が交互に織りなすように重ねられている。
1cmの差しかない、と判断しても、その差を埋めることはなかなかに大変な技である。
解決策は毎日の地道な努力しかない。
ビジネスのネット化はこの2極化を加速化している。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます