河瀬ビジネスサロン ライフワークを育てよう!

コーディネイター河瀬謙一@SOHO CITY みたかからの発信。
お金をかけない起業と経営で豊かな人生を!

スモールカンパニー経営の実際-4

2005年10月09日 | Weblog
「思いをひとつに」
は、いいフレーズである。

結果、ナショナルの店舗は「がんばって売上げを上げよう」「利益を伸ばそう」となっただろう。

それには社長、というか店主のオヤジさんは「○○○でがんばろう!」という目標を書いて、事務所のドアの裏に貼り付けていたかもしれない。従業員もそれを見て「がんばろう。いつかは俺も店を持つぞ」と、夢を膨らませたかもしれない。

これを私たちの経営にも応用、活用してみようじゃないか。
難しいことを言わず、誰もが進んで参加したくなるような経営を工夫してみよう。

それには人間の本質的な欲求を知っておくと良い。
それは何か。

働くことにおいて人間の本質的欲求とは「人生における経済的安定と、その質の向上」である。
「この仕事で食っていけて、かつもっと豊かになればいい」
まずはそこだ。

社長であるあなたがそう思うなら、従業員をはじめ関係者だってそう思っている。
だから利益は何としてでも上げなくてはならない。
それには社長の気分に任せた「成り行き経営」ではだめだ、と気づく時が必ず来る。

その時から経営計画書が必要になるのである。きちんと書いて努力をすれば売上げは必ず上昇する。

この有効なツールを活かさない手はない。
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スモールカンパニー経営の実際-3

2005年10月09日 | Weblog
近い将来、今の組織に加わる要素は何か。

それは今話した会社事業に関わるスイッチのON,OFF両方を持つ個人(SOHO)である。気に入ればONにし、気に入らなければOFFにする。自由自在でトリプルインカム。

触覚をいくつも伸ばして、社会事業から高収益事業までに首を突っ込む。「わが社の仕事にまい進する」という形が20世紀型なら、いろいろな活動に参加しつつ経営を進めるのが21世紀型の社長である。

社会の様々な多様化とトレンドを対人関係の中から取り入れてこその「独特の経営」になる。ただ、その人は「マルチ人間」ではなく、普通の人ではないか。

効率と数字と成果、また戦いへの勝利を叫ぶだけでない普通のひと。
ひとに触れ、ひと社会を少しでも理解しようと努力している一人の「ひと」に思える。

このような社長ががんばる未来はは豊かで、競争より自己の充実感を好む未来でもある。経営にも、人間味が戻ってくる。
つまり事業を通じた共同体が復活してくる。

「思いをひとつに」。
これは松下幸之助がナショナルの各販売店にお願いしたことある。

わが社の「コンセプト」を理解してくれ、などと一方的で幼稚なことは言わなかったのだ。
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