2014年7月5日 1週間前のこと

2014年07月05日 | 風の旅人日乗
先週から始まった東京海洋大学海洋工学部の体育授業、
『生涯スポーツ(I) SAILING』での様子を、
自分用の記録としてここに書いておくことにする。



実技講習の前日、6月27日、
海洋工学部の越中島キャンパスの教室で、
まず、1時間半の座学。

柿沼さんに手伝ってもらって制作した
パワーポイントを使って、
人類の歴史とセーリングの関わりについてと、
日本にもセーリング文化が古くから発達していたことを、
最初に伝えた。



人類固有の技術であり文化であるセーリングを
現代人が学ぶことの意味を、
若い世代の学生たちに感じ取ってもらいたかったから。

続いて、
現在の最新のセーリング技術を、
昨年のアメリカズカップなどの
テクニカルな動画と資料を使って伝え、
最後に、翌日からの実技で使う艇の図版などを使って、
セーリングの基本的なメカニズムについて話をした。

チームニシムラのメンバー2人も、
座学を傍聴してくれた。

座学の翌日、
場所をプールに移して実技講義の第1日め。



昼休みを挟んで朝9時から午後4時まで、
みっちりとセーリング・カリキュラムを組んだ。



村橋さん、池本さん、古山さん、白井さんの、
大学各OB、OGに
インストラクターになってもらった。



実技は3日間の予定で行なわれる。
実技講習の最終目標を、
『学生たちがセールトリムと操舵を一人で行なって、
自在に艇を操ることができるようになること』
と設定している。



初日のこの日は、各インストラクターが
マンツーマンでセールトリムと操舵の基本を伝えた。



夕方には、学生それぞれがセールトリムと操舵を、
別々であれば、なんとかこなせるまでになった。



各インストラクターの
ていねいで分かりやすい指導のおかげで、



すべての学生ともに素晴しい上達ぶりだった。



実技講習2日め、3日めは、
自分の仕事の都合で、
丸1ヶ月あいだが開いてしまうが、
7月最終週に行なう予定。