2014年7月28日 7月回の体験セーリングイベント報告

2014年07月28日 | 風の旅人日乗
昨日のTeam Nishimura Project。

お台場での体験セーリングイベント7月の回。

風が強かったので、セールを小さくして実施。

午前中は、特別プログラム第3回め。



狭いプールの中を、



子どもたちが巧みに艇を操作して
セーリング。



先を急がず、



セーリングを楽しむココロを忘れない
次世代日本人セーラーが育っていくのを見守りたい。



特別プログラム終了後、

本日自分が学べたと思ったことを
子どもたちに一人一人スピーチしてもらう。



自分がヨットを介して「風に乗る」ことの意味を、
すでに身体で感じ取りつつある子どもたちに
驚く。



そして、自分が思ったことをみんなの前で、
ちゃんと話せる子どもたちが多いことにも
ビックリ。

心の中で秘かに我が身を反省。

また、若手インストラクターが、子どもたちと
楽しくコミュニケーションすることに長けているのを、
年寄りとして、悔しいけれど、
認めざるを得ないことも発見。



子どもたちのココロをとらえる話し方だけでなく、
教え方もうまい。



Team Nishimura Projectが誇る、若手講師陣のうちの2人。
東京海洋大学ヨット部OB,OG。



午後から、一般の体験セーリングの部。

開始1時間前から、
受付の前には長蛇の列。



ここで体験セーリングイベントをするようになって
すでに7年になるが、
最初の頃は、ヨットかなにかの販売促進会だと
勘違いしている人たちもいて
少し悲しい思いをすることもなくはなかったが、
最近は、我々が手弁当で
自発的にこのイベントを開催していることを
知る人たちも何人かいらして、



スタッフに感謝の言葉をかけてくれたりもして、
秘かに、じんわりと涙ぐむこともある。



昨日は、
お孫さんたちがセーリングを楽しんだ
車椅子のおばあさんが、
チームメンバーにそっとお礼を手渡そうとする
場面もあったらしい。



もちろん固辞させていただいたというが、
何か、
参加者の方々とセーリングを愛する我々との間で
温かいコミュニケーションが
取れ始めているようで、
ほんわかと嬉しいエピソード。




午後になって
西のほうで活発に発達した積乱雲が、
形を崩しながら
台場のほうに広がってきているのに不安を覚え、
スマートフォンで雷雲レーダー情報を確認したら、
40分ほど後に
その雷雲が我々の上空に到達するとのこと



順番待ちだった最後の親子連れに
少々短めのセーリングで我慢していただき、
急いで撤収作業。

終了直後に台場に雷が鳴り響き、



滝のような雨。

早仕舞いしたおかげで、
参加者の皆さんを濡らさずに済んだ。

この日
セーリングを体験した親子の皆さんの数、79名。
特別プログラムの子どもたちを含めると84名。

チームメンバーの皆さん、
お疲れさまでした。
ありがとうございました。