新コンセプト 100 feet モノハル・ボックスルール艇 Wallycento

2011年02月11日 | 風の旅人日乗
このところ、ハイテクレーシングの分野でマルチハルに押され気味のモノハルだが、
高級大型ヨットビルダーWallyが、新しい100フィートクラスのボックスルール艇を提案した。
すでに、2隻が契約の詰めに入っている。



このボックスルール・クラスは、Wallycento。

10億円以上をかけて建造する100フィートクラスのヨットのマーケットに、
他人と同じワンデザイン艇で満足するオーナーは、ほぼ絶対にいない。
自分好みのスタイリング、自分流のセンスに合ったインテリア、
そして同じ大きさの他のヨットに負けないスピード性能。
そういうヨットを望むオーナーが、これまでのWall Yachtsの顧客。

それらの顧客の多くから、上のような要件を満たしたうえで、
さらに、接戦のレースを楽しめるヨットを実現するための、
ボックスルールを作って欲しいという要望が相次いだ。
それを受けて、Wally社長のルカ・バッサーニがコンセプトをまとめたボックスルールクラスが、
このWallycento。

全長、幅、喫水、セールプランなど、諸元がある程度の幅の中で定められているのは
他のボックスルールと同様だが、
Wallycentoのルールではさらに、エアコン完備、防音構造、トイレ&シャワーの最低数など、
スーパーヨットとしてのインテリアの質を高品位で保つための基準も設けられている。

デザイナーの選択も自由だし、Wallyが認めるグレードをクリアする造船所であればどこで建造してもいいが、
全体のスタイリングは、Wallyが認定する、Wallyスピリッツとでも言うべき
ハイセンスなスタイリングでなければならない、
とされている。

建造に興味あり、詳しい情報知りたい人は、問い合わせ下さい

MOD 70'

2011年02月11日 | 風の旅人日乗
今月号のSeahorseの広告で気になっていたMOD 70'(Multi One Design 70 feet)の、
完成間近の写真を、DailySailで発見。


photo copy Yvan Zedda/the Daily Sail

MOD 70'のデザインを担当したのは、VPLP。
昨年の第33回アメリカスカップを制した怪鳥のような巨大トライマラン<USA>や、
今年のアメリカスカップ予選ワールドシリーズに使われるワンデザインカタマラン、AC45のデザイナーでもある。


photo copy Yvan Zedda/the Daily Sail

2012年から2014年にかけて、MOD 70'を使った大西洋横断レース、大西洋・地中海レースツアー、世界一周レースツアーが企画されていて、
もうすでに3隻が契約済みで、4隻目も建造にかかっているという。


photo copy Yvan Zedda/the Daily Sail

1号艇は3月25日に進水し、続いて2号艇は6月、3号艇は8月に進水予定。

これに加えて、第34回アメリカスカップに挑戦する2つのフランス・チームが、
それぞれ2隻のAC72クラスカタマランをフランス国内で2013年前半までに造るから、
フランスのレーシングヨットビルダーや、レーシングセーラーは、かなり嬉しい忙しさになりそう。

悔しいから、羨ましいとは言いたくないけどさ、
はるか極東の、週末になってもヨットがあんまり走っていない国から、
指をくわえて眺めてしかいられないのは、
結構つらいもんだ。

2月10日(木)のつぶやき

2011年02月11日 | 風の旅人日乗
14:01 from goo
セーリングはいま、新時代に移行しつつある #goo_compass-nishimura http://bit.ly/dEVguB
14:38 from goo
ムムム の ム、である。悔しくもあり、羨ましくもある。しかし、凛として拍手も送... #goo_compass-nishimura http://blog.goo.ne.jp/compass-nishimura/e/17ed81624d8e6747cfa35c140a9c53c9
15:06 from web
朝からなんとなく気分が塞ぐのでショッピングで憂さを晴らすことにする。小松菜ほうれん草冷凍サンマ白菜するめ烏賊シラス鰤鮭ラベンダー豚肉鳥胸肉とろけるチーズ豆腐ヨーグルト納豆味ポン牛乳卵バケット徳用煎餅ウインナー野菜ジュース順不同。その後昼に旨い蕎麦食べ、るんるん気分になることに成功
by KazuNishimura on Twitter