早いというべきか、まだまだというべきか、ぼくには判断しにくいのですが、それでも骨折して手術を受け、退院してから3週間が経過しました。救急車で運んでいただいてからでも2ヶ月がすぎていきました。
一向に納得できるような状態にならないことに、自分でも気がついているのですが、どうしても苛立ちを感じてしまいます。けれども暗くなりがちなぼくの心を慰めてくれるのは、友人たちの暖かい励ましの電話やメールなのです。
あせらずゆっくりと励んで、という言葉には心が慰められます。今日の午後、神戸と愛知に住む古い友人から電話をもらいました。たまたま少々悩んでいるときに電話をくれたそうですが、そのときはすでに入院中で、びっくりして手紙をもらったのです。
その友人がその後の経過を知りたいと電話をくれたのです。彼らは若いとき、ぼくから大いに励ましの言葉をかけてもらったと話し、あのときのファイトを思い出してリハビリに取り組んで、と逆に肩をたたかれているような思いで聞いていました。
友人というのは、ほんとうにありがたいと思います。もちろん近隣の友人からも力づけてもらっているのは申すまでもありません。言葉の魔力とでも言うのでしょうか、言葉の持つ力は本当に大きいと感じています。
今度の事故でいろんなことを学びました。きっとこれからの人生にも役立てることがあるような気がしています。少しよくなったら会いましょう、という言葉にもありがたく感じています。早くそうなるようまた自分に言い聞かせて一歩前進に向かいたいと思っています。
やさしいタイガー