ブログ人 話の広場

日頃の生活のなかで見つけたことなどを写真もそえて

水彩画展終了

2007-11-23 21:28:50 | アート・文化

 17日から始めた友人のTさんとの「水彩画展」無事終了した。さあ、ざっとこの1週間で250名の方がご覧くださったようだ。最終日でしかも一番寒い中、二人にそれぞれ関係する人たちが駆けこむように来てくださった。口の悪い友人たちは、ぼくたちを煽るように次々とイベントのヒントを出してくる。そして勝手に納得して「よし!それでいこう」などといわれて、足が抜けなくなりそうな展示会だった。嬉しい友人ばかりだった。

 毎日、来館者に説明をしながら、自分の絵はもちろん友人の絵も一緒になって鑑賞していると、全く画風の違う二人の間には何か共通点があるようにも思えた。それは絵を描く楽しさ、そして仲間の気持ちを触発させたことかもしれないと。何よりも信頼を失わなかったということだ。何をするにしても互いに意見を持ちながら謙譲の精神を持ち合えたことだとぼくは思う。

 たった1週間、されど1週間。花を贈ってくださった方々、毎日花の状態を見てくださり、来客者をもてなす年金会館館長の気配りには人のもてなし方を学ばせてもらった。この1週間多くの人との関係の勉強が出来たことだ。感謝しかない。

 心からの感謝をこめて 優しいタイガー(阪崎 健治朗)


勤労感謝って何?

2007-11-23 19:12:01 | ブログ

 最近、いわゆる「旗日」が多くなり、休日を楽しむ人が多くなったのは結構な話だ。今日は「勤労感謝の日」だってことご存知?1948年に制定された法律に基づく祝日なのだ。「勤労をたっとび、生産を祝い、国民に感謝しあう」とある。

 この日は高齢者の方々はご存知だが、「にいなめ祭」と呼んでいた。天皇が五穀を歴代の天皇の祭壇に捧げてその年の収穫に感謝する儀式で、随分古くから宮中の伝統儀式として今も行われているようだ。それが戦後名称が変わっただけで特段の意味はない。

 アメリカではThanksgiving Day といい、イギリスから植民地として移住してきた開拓者たちが最初の収穫に感謝する日の行事にしてきた。1623年のことである。七面鳥の丸焼きを楽しむ日にもなっている。

 先進国と自称しながら、それでも毎年3万人以上の人々が生活できないで自死する姿を見るにつけ、石川啄木の心境が思い出される。政府は「家族の日」と改めたいらしい。休日を作tる哲学をしっかりと持って取り組んでほしい気がする。

やさしいタイガー