秋は芸術の季節と言う。何が芸術かがわからないが。友人のグループ展の作品を鑑賞してきた。うまいものだ。鬱とおしい重い雲が垂れ込める晩秋の朝から徒歩で街の中心に出た。紅葉や黄色、濁った緑、いかにももう秋が終わりですよといわんばかりの季節。ぼくは大通りから北大、道庁など濡れ落ち葉の道を歩き回って鮮やかな彩を味わってきた。作品展といえばこの１１月の前般だけで４人の知り合いから作品展の案内をいただいた。
向こう見ずななぼくは躊躇する友人を誘惑して、負けずに絵画展をすることを先のブログで言ってしまった。早くも案内書を友人が作ってくれた。「素人二人展」とある。謙虚ではない。あきれ果てたぼくらの行動だ。しかも厚生年金会館のウォールを借りて行う。友人は海外を中心の作品。ぼくは近隣を描いたもの、いずれも水彩だ。今月１７日から２３日まで。監督なし。留守番役なし。ご自由に、というスタイル。
もう後には引けない。すすむだけ。せっかくだから通りすがりに覗いてみていただくと嬉しい。会館正面玄関入った『おそばや』さんの向かいの壁だ。何とかの冷や水と思ってみていただきたい。
やさしいタイガー