ここあコテージ

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郷土料理けの汁作り

2018-01-06 07:54:41 | 料理

昨日は一日中曇りでしたが、
雪が降らないだけ感謝でした。

年末年始は、積雪はあったものの、
ほとんど大雪はなく、穏やかに過ごせました。

昨日は、小寒だったのですね。
大寒に向かって、冬本番です。



さて、本題です。


こちら地方の郷土料理はたくさんありますが、
その筆頭にあげられそうなほど、
地域の方達によく知られ、愛され、
食べ続けられているのが「けの汁」。

(「けの汁」の「け」とは、「粥」が
訛ったものらしいですよ。)


「けの汁」とは、野菜たくさんの汁物で、
昔の保存食でした。

野菜や山菜、油揚げ、高野豆腐(or凍み豆腐)などで、
動物性のものは全く入りません。結構ヘルシーですね。

そして、味噌仕立てなのですが、
更に、大豆の刻んだものや、
大豆の粉などが入ります。



これは、我が家流のけの汁の材料。

人参、大根、ごぼう、ぜんまい(今回は干したものを戻して)、
油揚げ、凍み豆腐、昆布(細かく刻む)、ねぎ、しいたけ
(干し)、タケノコ(根曲がり竹)、味噌、煮干しなど。

細かく切るのが面倒な方のために、
市販の水煮野菜が売られています。




野菜を刻み、水で煮てから、
最後に、味噌で味を調え、大豆の刻んだものを
入れ、ネギを加えて完成です。

昔は、小鍋にとって、味噌を足したりして、
何日間も食べたようです。

味噌に大豆が入ることで、
食感がよくなるし、濃厚にもなります。


完成!


この「けの汁」は、津軽地方でも
地域によって入れる物が少し違うようです。

私の「けの汁」は、弘前の「けの汁」です。
ここ五所川原や更に西の鰺ヶ沢や深浦へ行くと、
豆が入ったり、栗が入ったり、醤油仕立てであったり、
いろいろあるみたいです。


私は、子供の頃は郷土料理に
興味がありませんでしたが、
大人になってから食べたくて作りました。

郷土料理は、料亭などでしか
食べられなくなってきた現代、
残念ですね。


あなたのふるさとの郷土料理は何ですか?

大切に伝えていきたいと思います。



これから、明日の礼拝で使う聖餐のパンを焼き、
残り生地で、あんパンを焼こうかなと思います。

先日炊いた小豆が残っているので、
少し砂糖を足してから、煮詰めました。


また明日、アップしますね。




ここあでした。


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