いつものように海辺の町に訪問したついでに、
車でさらに南へ15分くらいの町に、
「日本一の大銀杏」を見物しに行きました。
私たちが訪問している町からも、
海岸線に沿ってうっすらと見えるくらい大きな、大きな
イチョウの木なのです。
日本一の樹齢1000年以上の「国指定天然記念物」の
北金ヶ沢の大銀杏。

民家も多い場所にひときわ大きく立っています。

高さ31メートル。

幅は22メートル。
老若男女、ひっきりなしに往来。
テレビ局の車も来ていました。




旗がたくさんありました。



幹がかなり太いです。




この穴は何でしょうか。
鳥の巣になりそうです。


ここの木も♂。

この大銀杏は、「垂乳根(たらちね)のイチョウ」とも呼ばれます。
「たらちね」と言えば、母の枕詞です。
そのわけは、

この形です。気根の乳垂。
産後、お乳が十分出ないで困っている女性たちが、
ここで祈願していると、お乳が出たという話が伝わって、
伝説のようになって、今は信仰対象になっているのだとか。
あちこちにお地蔵さんもたくさんまつられています。
日本人らしいと言えますね。
お乳と言っても、この木、確実に♂なんだけどね。笑
これから婦人集会、読書会です。
おやつ持参の会みたいになっています。
何を持って行こうかしら。
ここあでした。