昨日は、教会の読書会の一環で、
日本人初の女医・荻野吟子さんのDVDを観ました。

先週観た八重さんと同じDVDに収録されてます。
荻野吟子さんは、埼玉の熊谷出身。
彼女が女医になるまでには、かなり苦難の道のりがあったんです。
若いとき、彼女は一度嫁ぎます。
しかし、夫から婦人病(性病と思われる)を移され、
2年で離縁させられました。
この状況は、彼女に、「差別を受ける女性たちを救いたい」という
切なる願いを抱かせ、治療後、医師を目指します。
しかし、明治初期ですから、医師は男性のみ。
女性と言うだけで、なかなか医学校への進学も困難でした。
ようやく一校のみ受け入れ先があり、
勉強して、ようやく医師の試験を受けられるまでになりました。
ところが、ここでも壁に当たります。
女性故に、前例がないとのことで、試験を受けさせてもらえません。
このころ、吟子さんは、キリスト教の集会に初めて出て、
聖書に出会います。
今までの価値観と全く違った考え方に、吟子さんは心を打たれ、
やがて、受洗。
これが原動力となり、試験を受けさせてくれるように
当局に何年も申請し、ようやく試験を受け、
医師としての一歩を踏み出しました。
東京で、彼女が医師として働く一方、
東京矯風会(女子のための社会福祉の働きをしている会)に加わり、
身売りされたり、病気や飲酒で困っている人たちを助けます。
また、滝乃川学園(知的障害児施設)では、当時の濃尾地震で
孤児になった女の子たちが売春業者に売られていく状況を憂いて、
自分の経営する医院を使わせるなど、
社会奉仕に尽力しました。
濃尾地震後、志方之善と出会い、再婚。
志方は、北海道に開墾を希望。
3年の後、吟子さんも北へ渡ります。
現在の北海道瀬棚郡にある「神丘」は、インマヌエルの丘とも呼ばれ、
今も、そこには日本キリスト教団・利別(としべつ)教会があります。
ここで、吟子さんは、淑徳婦人会と瀬棚日曜学校を創立。
その後、夫が病で天に召されると、吟子さんは東京に戻ります。
その頃には、女性医師も増えていて、
吟子さんは、女医の集まりの時にとても感動を覚えましたが、
その後、すぐに天に召されたとのことです。
何事でも、先駆者(パイオニア)というものは、
大変な苦労がありますよね。
その方たち、特に女性のパイオニアたちは、
私たち女性の「道つけ」をしてくれたのだと感謝しました。
八重さん然り、吟子さん然り。
3人目は、さ来週の木曜日に観ます。楽しみ。

さて、昨日も畑からきゅうりとピーマンを収穫。

少し前まで、少雨で日照りを心配されていたのに、
今は、毎日曇りか雨で、きゅうりにはうどんこ病が・・・
酢水をかけていますが、蔓延を食い止めるのがせいぜい。
それでもきゅうりは、がんばって実らせています。
夏には、きゅうりやトマトは欠かせませんね。
おやつや水分補給に夏野菜を摂るのはいいことです。
津軽はまだ梅雨まっただ中。
23~27℃あたりを行き来しています。
いつ梅雨が明けるのかわかりませんが、
まもなく本格的に暑さがやってきます。
冬将軍ならぬ夏将軍ですね・・・。
ここあでした。
日本人初の女医・荻野吟子さんのDVDを観ました。

先週観た八重さんと同じDVDに収録されてます。
荻野吟子さんは、埼玉の熊谷出身。
彼女が女医になるまでには、かなり苦難の道のりがあったんです。
若いとき、彼女は一度嫁ぎます。
しかし、夫から婦人病(性病と思われる)を移され、
2年で離縁させられました。
この状況は、彼女に、「差別を受ける女性たちを救いたい」という
切なる願いを抱かせ、治療後、医師を目指します。
しかし、明治初期ですから、医師は男性のみ。
女性と言うだけで、なかなか医学校への進学も困難でした。
ようやく一校のみ受け入れ先があり、
勉強して、ようやく医師の試験を受けられるまでになりました。
ところが、ここでも壁に当たります。
女性故に、前例がないとのことで、試験を受けさせてもらえません。
このころ、吟子さんは、キリスト教の集会に初めて出て、
聖書に出会います。
今までの価値観と全く違った考え方に、吟子さんは心を打たれ、
やがて、受洗。
これが原動力となり、試験を受けさせてくれるように
当局に何年も申請し、ようやく試験を受け、
医師としての一歩を踏み出しました。
東京で、彼女が医師として働く一方、
東京矯風会(女子のための社会福祉の働きをしている会)に加わり、
身売りされたり、病気や飲酒で困っている人たちを助けます。
また、滝乃川学園(知的障害児施設)では、当時の濃尾地震で
孤児になった女の子たちが売春業者に売られていく状況を憂いて、
自分の経営する医院を使わせるなど、
社会奉仕に尽力しました。
濃尾地震後、志方之善と出会い、再婚。
志方は、北海道に開墾を希望。
3年の後、吟子さんも北へ渡ります。
現在の北海道瀬棚郡にある「神丘」は、インマヌエルの丘とも呼ばれ、
今も、そこには日本キリスト教団・利別(としべつ)教会があります。
ここで、吟子さんは、淑徳婦人会と瀬棚日曜学校を創立。
その後、夫が病で天に召されると、吟子さんは東京に戻ります。
その頃には、女性医師も増えていて、
吟子さんは、女医の集まりの時にとても感動を覚えましたが、
その後、すぐに天に召されたとのことです。
何事でも、先駆者(パイオニア)というものは、
大変な苦労がありますよね。
その方たち、特に女性のパイオニアたちは、
私たち女性の「道つけ」をしてくれたのだと感謝しました。
八重さん然り、吟子さん然り。
3人目は、さ来週の木曜日に観ます。楽しみ。

さて、昨日も畑からきゅうりとピーマンを収穫。

少し前まで、少雨で日照りを心配されていたのに、
今は、毎日曇りか雨で、きゅうりにはうどんこ病が・・・
酢水をかけていますが、蔓延を食い止めるのがせいぜい。
それでもきゅうりは、がんばって実らせています。
夏には、きゅうりやトマトは欠かせませんね。
おやつや水分補給に夏野菜を摂るのはいいことです。
津軽はまだ梅雨まっただ中。
23~27℃あたりを行き来しています。
いつ梅雨が明けるのかわかりませんが、
まもなく本格的に暑さがやってきます。
冬将軍ならぬ夏将軍ですね・・・。
ここあでした。