昨日は、じっとしていたのですが、「そぞろ神のものに憑」いたほどではないにしろ、体内から突き上げてくるようなエネルギーを感じて、静かにしていられなくなって外出してみました。
水戸の隣町、ひたちなか市の一部、元の 那珂湊市 に行ってきました。ここには漁港があって、魚市場は遠くから魚を買いにたくさんのお客さんが来て、とても活気があります。
那珂川の河口にある那珂湊(なかみなと)。橋の向こうは大洗町(おおあらいまち)です。
高台の公園からは筑波山が見えました。その向こうは群馬県の山々までは平野です。筑波山の左は地平線です。ここからは水平線と地平線を見ることができます。
公園の近くに、江戸は小石川の水戸藩邸から移された門がありました。山上門と言うそうです。小石川邸のただ一つの現存する建造物だそうです。
その門の上の丘には反射炉という一種の溶鉱炉のような物がありました。江戸時代に大砲などを鋳造したのだそうですが、これはその模型だそうです。
この反射炉を作るために、先日紹介しました馬頭町の小砂(こいさご)と言うところから良質の土を那珂川の水運を利用してここまで運んだのだそうです。
町を少し散歩してみましたが、おちついたたたずまいです。古い家並みが多くあり、土地の古さを感じさせるものがありました。ちょっとした気晴らしになりました。丘に登ったり降りたり散策をしたり出来ましたので、少しばかり運動にもなりました。