寒いくらい

2009年09月30日 | Weblog

 昨晩はしっかり降ってくれました。今日は一日中曇りで、気温が低いです。午後3時30分頃は17℃でした。珍しく素足では冷たい感じがしました。いよいよ寒いと感じる季節が近づいてきているようです。


 

 少し日にちが経ってしまいましたが、白菜の間引きをしたものを食べました。今は少し大きくなって、虫取りを始めました。先ずは真っ黒い虫がついています。

 名前は調べたのですが、昨年のことなので何の幼虫だか名前を忘れてしまいました。


 

 大根が出来てきました。まだ細いですが、新たに食べはじめですから、より新鮮に感じます。

 もちろん、今のうちは葉もおいしくて食べています。ですが、あまり続いては食べませんね。ほうれん草のような旨みが少ない。大根はやっぱり根です。


 

 年寄りは頭髪が薄くなる、あるいは白髪になるように、キュウリもいまは夏のように葉が生い茂るということはなくて、なんとか落ちずに蔓にくっついているという感じです。

 腰の曲がったキュウリも多く生ってきました。夏の終わりは寂しいですね。なんか、人生を重ねてしまった。なにもキュウリをみて人生をおもわなくたって・・・。失敗。秋だからねー。


 


  一日一村

   日ごろ中よくて恥あるすまい哉

  排 句

   日ごろ使いよくてきたないすまい哉
   日ごろのを片付けられるともの探し
   わが住い汚いけれど落ち着くね
   汚くて誰に遠慮が要るものか
   突然の客があったら大騒動          片づけがたいへん
   少しずつ世の中黄色い色帯びて
   はらはらと落ち葉しきりの木もありて
   すずめばち冬の支度かせわしげに
   すすきに穂田に稲まばら風抜けて
   高速が安くなったら出る気なし
   皆がやる時は決してやらないへそ曲がり
   今日もまた勧善懲悪水戸黄門

   

インゲン

2009年09月29日 | Weblog


 朝の4時半頃からザーっと降ってきたので、これはしめたと思ったのですが、夜明けには傘は要らないくらいになってしまいました。その後、少しは降ったのですが、また駄目。結局畑の土はうっすらと乾きの名残がある程度にしか湿りません。

 でも、まだ全天曇っていますので、今夜期待することにします。ドサッとは降らないでしとしとと、いかにも秋の雨風に降って欲しいです。


 

 インゲンはいつも豊作です。蔓ありですと、つるはどんどんどこまでも延びて行きます。延びればそれだけ生ります。インゲンは蔓ありにかぎりますね。


 

 で、さっぱりとこんなのがおいしいです。さっと醤油をかけて食べるんですよ。畑にはまだ生っていますからね。


 

 こんなのはどうだって、奥さんが傷めて、いや間違い、炒めてくれました。インゲンは茹でても炒めてもおいしいですね。みそ汁などにも入れますが、そのときにはジャガ芋が入っていると、ものすごくおいしいです。← 遠回しにリクエスト


 

 
犬小屋を造れば一番先に入るし、フォークリフト用のパレットでテーブルを作れば一番先に乗っかるし・・・・・。


 


  一日一村

   葉に蔓にいとわれ皃や種瓢        皃 かお、 瓢 ふくべ
   
  排 句

   葉に蔓にいとわれ皃や青インゲン
   犬小屋に我先に来て遊ぶ猫
   テーブルを作ったとたん昼寝かな
   いごこちを試してみるや卓の上
   先ずはまず猫が試して見る作品
   降るのならしっかり降らせ秋の空   
   曇り空一人で見上げ溜息す
   お彼岸を過ぎても残るこの暑さ
   雨蛙あめを招くかケロケロと
   雨蛙いくら啼いても降りはせぬ
   散水をすべきかどうか迷う日々 
   散水を始めたとたん降り始め
   散水をやめたとたんに雨も止み
   一日中おちょくられっぱなし疲れるなもー
   
   


おっとっと空芯斎

2009年09月28日 | Weblog


 コメントを利用して宣伝をする人がいますので、昨日はCM禁止して欲しい旨の一行を入れました。そのコメントは、昨日の分も含めて数日前に遡って消去しました。

 昨日の私の天気予報はまったくはずれました。雨粒一滴も降りませんでした。降ってくれという期待が大きかったです。

 この頃は、涼しくて暑いです。つまり、涼しいと思っていると暑く、暑いなあと思うと涼しい。ややこしい時期です。こういう曖昧なはっきりしない時期は性格的にだめですね。



 

 タカノツメが赤くなってきました。これがないと、これからの料理に何となく締まりがないような気がします。

 若い頃は辛いものが駄目だったのですが、40代のころから好きになりました。辛くないカレーでも平気でしたが、この頃はさすがにカレーは辛い方が良いですね。

 CMに「カリー」なんて言っていたことがありますが、そういうのを聞くと 「 日本人ならカレーと発音しなさい。お分かりーかな。」 と言いたくなります。



 

 空芯菜は、こんなに手が伸びるとは思いませんでした。何を血迷ったのか、大根の方にちょっかいを出しているではないですか。これこれ空芯斎殿、血迷うたか? そっちは方向が違うぞよ。

 茎は蔦かと思うような延び方もするんですね。ただ倒れただけとも思えないような。大根は迷惑顔。大根乱?


 
 
                     眠いんだナー

 ウォーキングの時に田んぼに出ると、もう稲を荒らす心配がありませんから、この頃は放してやります。

 嬉しそうに はね回り 駆け回り 藪に入り 野鳥を追いかけ 狂ったようにコロコロ走り回ります。うれしいんですねー。



 


  一日一村

   御園守る翁が庭やとうがらし     御園 = 神領の御苑

  排 句


   とうがらし羽根をつけたら赤とんぼ
   とうがらしこれよりきれいな赤は無し
   翁とは背中丸めた爺さんさ
   ピンとした背中の人は爺でなし
   風涼し動くと暑し変な時期
   朝歩き夜明けが遅れ遅くなり 
   この頃はあるく姿も多くなり         
   そのうちに寒くなったらまた減るさ
   あれこれと書類を無くし大慌て        講座申込み出来ない
   空芯斎みどもは悟りはまだかいな
   子の頃はタカノツメなど言わなんだ
   子の頃は辛いのは皆ナンバンさ
   スタートの時の人気をそのままに            新首相
   少しずつ少しずつ日が縮まりつ
   少しずつ少しずつ年末近ずきつ

   


曇りの秋

2009年09月27日 | Weblog

 

  CM禁止だよ~~~~ん

 今日は一日中曇りでした。たぶん、今夜か明日は雨になるような気がします。ただの曇りは、降らしたくない人にとってはまあまあと思うかもしれませんが、野菜にとっては単なる日照時間の不足並びに水分不足だけですので、無駄な一日になるような気がします。


 

 甘柿が実ってきました。種類は不明。私がまだ小学生も下級生だった頃、近所の爺さんが来て接ぎ木をしていったのを覚えています。その時、初めて接ぎ木の作業を見ました。

 鳥がきて突っついてしまいます。鳥も、まだ渋いうちにちょこっと突っつくんです。すると傷ができますから早く熟すというわけです。鳥もよく知っています。くそったれ、じゃなくて「くそっとり」です。

 全部やられてしまいますので、釣り糸を張ってみました。すると見事効果が現れて、それ以後は全然突っつかれません。糸を張るのは簡単です。リールから糸を思いきり伸ばして置いて、リールを投げて上の方の枝に糸が引っかかるようにします。それを適当にやれば良いんです。

      釣り糸で魚を釣らず鳥を追い      


 

 時々、トンボがカーテンの内側にかかっているときがあります。そっと両掌の中に入れ、外に出してやります。このトンボ好きです。ヤン坊とニン坊はどこへ行った??

 危ないのはスズメバチ。知らないでカーテンを掴んだりしてそこに引っかかったりしていると刺されますからね。


 

 落花生の花から延びた先が、いよいよ土に刺さりました。早いところでは、もうひっくり返したところがありますから、出来たんでしょうね。私の所では遅かったので、これからです。あわてない、あわてない。


 

 「 居場所が悪かったのか、こんな模様になっちまったんだよ。ごめんな、見苦しくて。今度から、居るところにゃ気いつけっからな。あ、いや。今回のおれは『蛙』じゃなくって『変える』だな。よろしく~~~。ほんじゃまた。ホイ。」 てな言い訳をしたかどうかわかりませんが、とにかくこの蛙、このあとピョイと跳んでどこかに行っちゃいました。

 
 


  一日一村

    秋たまたまつゝじ花咲く志賀の里

  排 句

   秋たまたま西瓜這い出す茄子の下
   秋深し隣はひっそり子育ちぬ
   秋深しさつま蒸かし湯気噴かし
   国連で大見得張ったがやれるかな
   やれるならぜひやって欲し皆のため
   秋空に高く響くや手風琴           = アコーディオン
   秋空に清く響くやバイオリン
   日暮れ方隣は何をする人ぞ
   日暮れ方赤色残る土手の柿
   赤とんぼと思いきやジャンボ哉
   夕暮れの風の音聞こゆピアニッシモ
   秋の空
パリの空の下アコーディオン
   
     
 


あきばれ

2009年09月26日 | Weblog


 爽やかな秋晴れの一日でした。春のもやもやは無くて、すっきりした空気です。日だまりが嫌に感じません。

 草の攻めは夏ほどではなくなりましたが、一斉に種を持っていますから困っ種。一度には取り切れませんからね。

 でも、今日のような良い日は草を追いかけて過ごすにはもったいない。昼寝でもして過ごすがよろし、と言う気持です。で、昼寝をしました。


 

 もし、人生が無限にあるものなら、今日のような良い日にはこのような日だまりで、飽きるまでゆっくりと過ごしたいものだとよく思います。猫はそれをやっているんですよね。


 

 ズッキーニは花は咲くのですが、もう実を結ぶほどにはならないだろうなと思っています。全体を見ると、ほんとうに年老いたなあという感じがします。もう撤去したほうが良いかもしれません。


 

 ときどき鶏を外にだしてやります。楽しそうに遊んでいますよ。遊ぶと言ってもほとんどは虫をさがして、その辺をかき立てていますけど。習性だからしかたありません。餌をやると、餌箱の中をかき立てますからね。

 小屋の中の虫は食べ尽くしていますから、彼等にとっては外に出ると言うことは、ふだんありつけないものを食べられるということを意味します。疲れて木陰でひるねするものもいます。平和な風景です。

 
 
                                        ダンギク

  一日一村

   うき旅や萩の枝末(しすえ)の雨を踏む

  排 句

   秋晴れが春まで続いて欲しいもの
   うき旅を涼風いやすいわし雲
   うき旅かよき旅なのか人の世は
   吾と来て遊べや退屈してる猫
   コーヒーも飲み飽きた宵一人居て
   一人居て猫がひと啼き秋の宵
    数珠のごと電線におる雀かな
   目の下の稲穂の海や雀たち
   数珠壊しまたすぐ作る雀かな
   チェロの音暗闇ひびくサラバンド   J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲
   くわがたの闊歩した木に秋は来ぬ
   いわし雲その下泳ぐ成田行き
   街に居て田舎に居ても秋は行く

   


ヤーコンで苦労

2009年09月25日 | Weblog


 暑さ寒さは彼岸過ぎまで、と言いたいところです。まだ暑いです。先ほど、ホームセンターへ行ったときに、湿度計を見たらだいたい50%くらいありました。電気屋さんでも同じことを感じるのですが、デジタル時計をいろいろと見比べていると、湿度計も温度計もけっこう誤差があるんですね。

 販売するのに、それを見ているとこの分野では升などと違って国の厳しい規格統一規制はないみたいですね。

 
 

 今朝は一面のもやではなくて、ある所だけ何カ所にしかかかっていませんでした。なぜそこに靄があるのか、謎は解けませんでした。ごくごく微風によって運ばれた靄が、林などのあるところに溜まったのかなとは推測はしましたが。


 

 さつまいも、えだまめ、さといもという順序です。まあ、状況はこんなところです。

 我が家の畑は平で、大雨が降ったときには水が抜ける所がないので、自然に雨水が浸みるのを待つだけです。それ以前の記憶はありませんが、この10年くらいの間に、一度だけ冠水したことがあります。一日くらいで水は引きましたが。

 近所の人に話を聞くと、そういう時には多少の斜面にある畑でも、水分はたっぷり含んでしまうので、具合は悪いそうです。そういう話は少し、いや大いに気休めになります。

 
 

 なんだってまた、こんなに大きくなってしまったヤーコン。 このヤーコンという名を思い出すのに数分かかってしまいました。その間、じっと不動の状態で文が進まなかったでっす。「 まただ。思い出すまで頑張ってみよう。」 なんてがんばりましたよ。ヤムイモなんて語は思いついたんですが、ちょっと違うなあという意識はありました。 あらゆる、知る限りの芋類を考えたのですが、芋類なんてのはそんなに無いので、すぐに知識の泉は涸れ果ててしまいました。   まあ、そんなことは毎度の毎日です。


 

 久しぶりに本の話題です。おもしろいよと言われたので、読んでみました。そしたらまあ、ありそうでありえない話。

 いや、事件のことは世間でいくらでもあるような出来事ですよ。ですが、その先のことはあり得る?いや、そこまで行くと無いかな? いや、やっぱりあるかも・・・。

 そういうことで、なさそうであり得るかも知れないという話でした。さて次はどのように話が展開するのか。この主婦たちは一体どうなるのか、なんちゃってどんどん引っぱられどうしでしたね。


 
                         ハマナスの実です


  一日一村

   さびしさのうれしくも有り秋の暮

  排 句

   さびしさはいつものことさ秋の暮
   さびしさを思い出さすな秋の暮れ
   仕事終え一人になりぬ秋の暮れ           退 職
   秋の暮れすだく虫の音風さびし
   むらさきが群青に変わる秋の暮れ
   ヤーコンを思い出さずに悶々と
   ヤーコンややーこんなに時が過ぎ
   もやの朝もやもやあたま写してる
   もやの朝わたしの姿モヤ(ア)イ像        
   さあ食おうと言ったときになぜ客が?

   

 


いわし雲

2009年09月24日 | Weblog


 ちょいと大袈裟になりますが、「暑中お見舞い申し上げます」と言いたいくらい暑かったです。真夏の暑さは無いですが、今になって暑いからよけい暑く感じるんでしょうね。疲れる。体がけだるいです。

 

 ウォーキングしているころ太陽が昇ります。爽やかな一日の始まり。始まってしまったら、暑くて爽やかな一日ではなくなってしまいました。


 

 帰り道、車の窓にきれいにいわし雲が映っていました。いわし食べたい。あ、いや、今は秋刀魚の季節。

 
  

 ミックスレタスがトウ立ちしてしまったので、抜いてしまいました。五つか六つの頃までが食べ頃でしょうか。


 

 キュウリの太くなっちゃったのは、二つに割って投げ入れてやるんですが、種のところだけ食べて、あとはもう飽きちゃってなかなか食べてくれません。「何これ?」なんて顔をして、知らんぷりです。ゼイタク。


 

 畑にしておくと、草むしりが大変なので、花畑にしようと思っても、結局は草むしりをしなければなりません。

 それじゃあ、一発奮起してイングリッシュガーデンにでもと思っても、結局は植木や草花の周辺は草むしりをするということになります。結局、草むしりからは解放されません。

 それなら、食べられるものを作った方が良いということになります。この考えはいつもぐるりと回って同じ答になってしまいます。

 草めーーーーっ。おっと、「くさめ」とは昔の言葉で「クシャミ」のことたった。草をののしるからクシャミなど出るんですね。ハクション。

                     

  一日一村

   中なかにひとりあればぞ月を友

  排 句

   中なかにひとりあればぞ納豆めし
   中なかにひとりあればぞ猫を友
   月を友こおろぎを友日暮れがた
   月を友とりも胡瓜を見ないふり
   いわし雲さんま雲などないかいな
   いわし雲うるさい奴には言わしとけ
   希望から悔やみばかりの日の終わり
   とう立ちや隣の娘もトウが立ち
   子どもらの声の少ないご時世に
   子どもらの行列短い登校時
   新一年これより五年居ないそうな
   年寄りの努力の結果がこれなのか
   木を育て木が邪魔になる世になりぬ

   

 


おはぎと生キャラメル

2009年09月23日 | Weblog

 まあまあ晴と言ったところです。とにかく、屋根に上げた風呂用の水が熱くなっていましたから。それよりも、久しぶりに暑かったです。不快指数は高かったのではないかと思います。

 しかし、その不快指数を吹き飛ばす良いことがありましたよ。まず、

 

 お彼岸ですから、奥さんがおはぎをつくってくれました。久しぶりにおいしかったですよ。私は、この餡を使ったものが好きです。まんじゅうとか、あんみつとか、甘玉とか。あ、これはドラマに出てくる餡玉だったっけ。

 「おはぎ」の「お」は丁寧さを表す語だと思うのですが、だからと言って「お」を取って「はぎ」とは普通言いませんね。「今日は はぎ を三つも食っちまったよ。」なんて言いません。「なぬ? 萩を? 一体どうやって食ったんだ?」なんてことになります。「おはぎ」から「お」を「はぎ」取ってはいけないんだ。


 

 息子の家族が花畑牧場に行って来たんだと言って、生キャラメルを送ってきました。あのタレントが笑顔でサービスしていたそうです。名前を忘れてしまいました。

 さっそく、一粒じっくり味わいました。とろりととろけておいしいですねー。孫たちもニコニコ笑顔で食べたんだろうナーと思いながら食べていたら、思わず顔もとろりんちょ。



 

 イチジクがとれました。前回の分も合わせてジャムを作ってくれるとか。楽しみにしています。イチゴジャムではなくて、イチジクジャムです。紛らわしい。

 話がそれますが、イチゴジャムと言えば思い出があります。中学生の頃ですが、学校の近くに新しく店が出来ました。パンなどを売っていましたが、そこに行ってジャムパンと注文すると、食パンにイチゴジャムをたっぷりと塗ってくれました。あの頃はまた日本は貧しい頃だったので、ジャムパンなんてめずらしい。おいしかったこと。こんなおいしい物が世の中にあったんだなあと感動しましたね。あのおばさんはどうしたかなあ。生きていれば百歳くらいになると思いますね。


 

  一日一村

   むし啼くや河内通いの小ぢょうちん(小提灯)

  排 句

   虫なくや書を読む耳に快し
   虫なくや昼の喧騒遠ざかり
   虫啼くや今日はちょいと暑かった
   虫なくや生キャラメルのミルク味
   虫なくやおはぎは二つちょうど良し
   虫なくや今日で連休おしまいね
   虫啼くやあしたからまた普通の日
   虫啼くや讃岐うどんをつるつると
   秋の蚊のしつこさを真似草むしり
   秋の蚊やたった一匹悩まされ
   柿に鳥このままじゃ全部食われちゃう
   柿に鳥天蚕糸(てぐす)で防御効果あり
   柿食えば虫が啼くなり里の宵

   
   

大渋滞

2009年09月22日 | Weblog


 予報通りに曇りでした。暑くもなく寒くもない時期なんですね。過ごしやすいです。ただし、いよいよ雨がないので、畑から土埃がたつようになりました。種をまいたのですが、このままでは発芽が危ぶまれますから、水やりをしました。それでも心配です。

                          降って欲しい

 家にいるので渋滞は関係無しです。渋滞は頭の中だけです。どうして渋滞しているかと言いますと、昔の女優の名前が思い出せない、英単語が思い出せない、物の名前がおもいだせいない、私はなぜ立ち上がったのだろう、思い出せない・・・・・。別に連休の高速道路でなくっても、常に大渋滞です。頭にもETCが使えたりして。バカなことばかり言うでねえ。

 それはしかたがないのでともかく、若い頃と違って、あまりあっちこっちど出たくなくなりました。たとえば日本百名山に登るとか、出来るだけ多くの温泉に入る、県内の全部の蕎麦屋で食べる、なんていう目標を立てるとそれに引っ張り回されますので、そういうことは一切やらないことにしています。

                           

 コレクションもやらないし、骨董品も、それは良いものは良いと思いますが、あえてお金をだしてまで買うつもりもない。只でくれる人もないので、そういう分野のお宝は全然ない。ついでにお金のコレクションもない。これはやろうと思っても出来ない。それはともかく、そういうものにはこだわりがない性格で、ただ風が吹き抜けていくような感じの毎日です。なので、気楽です。

 気楽と言えば、むかし亭痴楽という落語家がいましたっけ。私の場合は至亭気楽です。読み方は 「 いたってきらく 」。


 

 これは女郎花(おみなえし)で、ほとんどの人は知っていると思うのですが、


 

 こっちは、裏山に咲いていたのですけど、男郎花(おとこえし)というのなのでしょうか。花の咲き方も、葉っぱも図鑑にある男郎花そっくりなんですよ。

 男郎花はあまり注目されないですね。栽培されているのを見たことがないです。花の世界では(も)男はパッとしないんですね。


 

 あまり行かないあたりにあるところを見にいったのですが、ミニトマトが滅茶苦茶に生り乱れていました。咲き乱れという言葉はありますが、「生り乱れ」は聞いたことがないです。私の造語です。トマトを見に行く。見にトマト。


 

 草地では、いよいよトウガンに粉がふいてきたので、食べ頃かなと思っていますが、この大きさを見ると食欲がわきません。

 これを見ると頭の硬い人のことを連想してしまいます。頭岩なんちゃって。ガツン 

 もっと、気温が下がり湯気が目立つ頃になって、「 あ~、鍋が食いてえなー 」 と思うころなら食べる気がするのですが、それでもこの大きさ。なんでこんなに大きいのと思ってしまいます。思ってもしかたないですけど。

 

 

 
  一日一村

   朝霧や杭打つ音丁ゝと  
      あさぎりやくわぜうつおとちょうちょうと

  排 句

   朝霧やあちらを行く人どなたかな
   朝霧や大根の葉のテントウムシ
   朝霧や今日も今からウォーキング
   朝霧やトウガン少しは遠慮せよ         大きすぎる
   朝霧やコンバインの音はまだせぬか
   朝霧やコンビニ出てきて大あくび
   朝霧や蕎麦の畑の白い花
   彼岸花彼岸の時にはしおれおり
   彼岸花おはぎ食べ過ぎ空を見る
   秋あかね地蔵の頭石頭
   秋あかね笑顔抱き合う道祖神
   赤とんぼ羽根を取ったらとうがらし       ん?
   赤とんぼそれはくにあきの歌だった
   赤とんぼオールデイズの曲に涙して

   


穏やかな日

2009年09月21日 | Weblog

 彼岸です。昨日が彼岸の入りでしたが、お墓の掃除に行けなかったので、今日行って来ました。親類の墓が隣にありますが、一足早く来たのか花をお供えしていってくれたようです。

 天気は何とか穏やかでした。晴ですが、日射しはそれほどは強くないですので、うっすらと空には雲がかかっていたようです。

 昔、天体望遠鏡が手に入って、夜な夜な 「 いちま~~~い、にま~~~い 」 と皿を数え、じゃなくって夜な夜な空を見て楽しんだことがあります。その時に晴れているはずの星空を見ていると、肉眼では見えない雲が通過するのか、時々星の光が急に衰えるのははっきりと分かりました。


 

 義理の叔父が亡くなって初めてのお彼岸です。隣の町までお墓参りに入ってきました。途中、めったに止められることのない踏切を、水郡線(すいぐんせん)の車両が通過していきました。

 水郡線は水戸と福島県の郡山(こおりやま)を結ぶ JR のローカル線です。学生やサラリーマンの重要な足になっています。


 

 ナスはまだ元気です。しかし、この涼しさではもうこれ以上はがんばれないでしょうね。長いナスは看護婦さん。


 

 中央はゴーヤなのですが、その周りをシソが被い、そして右手のほうのシロザという雑草の向こうが里芋という、この地域は一見アンタッチャブルな地域になっています。踏み込みたくな~~~い。

 シロザは大きくなります。アカザというのもあります。アカザを大きくすると、木のようになり、その幹は良い杖になるのだそうです。アカザの杖と言います。
 


 

 しあわせ~~~~~。


 


  補) 長いナスは ナース  看護婦さん


  一日一村

   もの炊いて花火に遠きかゝり舟 
              かかり舟 = 碇泊している舟

  排 句

   かかり舟さざ波ゆらゆら葦の原
   かかり舟終日したい昼寝哉
   かかり舟叩くさざ波いわし雲
   五連休現役時代にあったらな~
   五連休あの頃ぁそんなの無かったぞい
   水郡線乗って袋田いざ滝見
   暮れゆけば筑波の峰にいわし雲
   秋の田の稲穂見下ろす筑波山
   あきあかねひと休みするかかり舟
   かかり舟細き綱こそ頼りなれ
           波に揺らるる秋の夕暮れ

   
   
   

ナスから西瓜が

2009年09月20日 | Weblog


 台風の影響でしょうが、風が強いです。雨が無かったので、空気がやたら乾いて畑から土埃が立ち上がります。もう、雨が欲しいです。

 

 雨もふらないので、耕しました。二三日前に石灰を降っておきました。今日は、種まきです。

 ほうれん草、アスパラ菜、それに二十日大根を蒔きました。それに、ラッキョウを植えました。深く植えるとエシャロットになり、浅いとラッキョウだと聞いたことがあるのですが、本当かどうかは大疑問。

 ラッキョウとエシャロットは、別々にきちんとそれぞれの名前が貼ってあるのを売っています。でも、いくら見ても違いは分かりません。本当に違うのだろうか。疑問は益々深くなるのでした。でも、味は同じだから、食べるならどっちでも良いか。それに、エシャロットは、ラッキョウの倍くらいの量の入った袋で、値段もそれだけに高い。そんなに要らないので、ラッキョウにしました。エシャロットだと思って食べりゃいいんです。

 日本語だとラッキョウで、外国語だとエシャロットなのだ。と、一人で解決しました。間違っていたってかまわない。


 

 ナスを植えておくのに、どうしていつのまにか西瓜が????  これも、こぼれた種から出たんでしょうね。こんなところで西瓜など割ったこと無いのに。

 今ごろ出来てきたって、熟するんでしょうか。熟しても、涼しくなってからではねえ。今年は、変です。頼まないにナスが出たり、キュウリが出たり、そしてまた西瓜が。

 

 そして、きょうもまたキュウリが育っているのでありました。真っ直ぐなので、少し太く生っちゃったけどスーパーで売れますかね。売れない。


 


  一日一茶

   朝霧や村千軒の市の音

  排 句

   朝霧やナスの畑に西瓜生り
   朝霧やなすびの根から西瓜が出
   朝霧や次は瓜のつるになすびかな
   朝霧や世の中いろいろあるものさ
   朝霧や高速道路の大渋滞
   朝霧やモンゴル天下の大相撲
   朝霧や鎌倉時代が今にずれ             蒙古来襲
   大相撲若貴の時から気が離れ
   朝霧や昔はなんでも良かったね           年取った証拠
   これはこの日々くりかえしのブログかな
   日は進み季節が変わり温暖化
   温暖化だだこね国で未解決
   保険制改善策で指示下がり
   ダム中止せっかくここまで作ったに
   最初から作らなければ良かったね
   エコ車どこがエコなの廃車山積み
   エコロジー庶民を騙すのイチコロさ

   
         


稔り

2009年09月19日 | Weblog


 台風の直撃を食らうかと思ったのですが、またしても逸れていきそうです。太平洋上で、偏西風に押されてどんどん東に行ってしまうようで、まったくラッキーなことになりました。今年は台風が少ないです。

 土砂降りはありましたが、九州地方はずいぶん助かっているのではないでしょうか。これからも台風は来る可能性はありますが、それにしても今年は少ないです。

 

 だはぁ~~~~~~~っ。


 

 また別の日にぃ~~~~~。


 

 これもぉ~~~。

 

 これもだ~~~っ。
 二人で、どうやって食べるの? 腹がぶっこわれてしまううう~~~。


 


  一日一村

   朝皃(あさがお)にうすきゆかりの木槿(むくげ)哉

  排 句

   朝顔や緑のカーテンだめだった         今年はだめですね
   朝顔や顔はむくんで目もとろろ         花ではないです
   イチローのバットのようなキュウリ哉
   野菜の山朝顔なんか見る気なし
   朝顔やそっちの方で咲いてりゃいい
   ナスキュウリピーマンインゲン出来すぎて
   夏は蝉秋はコオロギ冬しんしん
   秋の暮れ人恋しくなりにけり  
   連休は関わりなしの野良仕事
   連休は鎌を二丁買いにけり
   連休はため録映画でも見ようかの
   雨が無い体が休む時が無し

   


降りそうで降らなくて

2009年09月18日 | Weblog


 曇りがちだったのですが、お昼過ぎから降り出しました。降り出したことはふりだしたのですが、降るようで降るでなし、かといって止んでいるかというとそうでもないのですけど、どうしよう。家にいるべきか、はたまた畑に出るべきか。ハムレットを超えられるほど悩む午後でした。

 石灰と草木灰を畑に振ったのですが、トラクターで耕すかどうか迷ってしまいました。降ってから耕すか、その前がいいか。考えた末にやめました。耕してからだと、土が柔らかくなっているところに、ドサッと降ったりすると土が水分で重くなり、土中に含まれる粘土分が糊のような働きをして土がよけい硬くなります。それこそ、踏みしめた土のようになります。

 そうしたら、もう一度耕さなければならないし、石灰も下の方に沈んでしまいます。なにせ台風ですから、かなり降ると考えたほうが良さそうです。

 
 

 しそなんですが、いよいよ夏物は冬がやってくる気配を感じているのかなと思っているんですが、私の勝手な判断でしょうか。今年も種を取って塩漬けにするかどうか迷っています。もし取るなら硬くなる一歩手前です。しそんじないように。


 

 一方、まだ花をつけて頑張ろうというものもありますね。しそは葉物の部類ですから、実をつけるのは季節が変わるという兆候ですけど、こちらは言わば実ものですから、最初から花が咲いて実がなるものです。


 

 で、今年もいつものようにオクラを大きくしてしまいました。いっそのこと、玄関脇にでも鉢植えにしておかないと、ついつい見落としてしまい、このように今年も種をたくさん作っ種。


 

 このテレビは廃棄にしようとおもっているんですが。なんでこんな所がいいんでしょうかねー。気が知れない。聞いても答えず。理由なんか無い? とにかく私ゃ寝子です。はい、いえ、文句はないです。


 


  一日一村

   葛の葉のうらみ皃(かお)なる細雨哉(こさめかな)

  排 句

   葛の葉と聞いただけでがっくり来       
   葛の葉やどうしてそんなに元気良い
   その元気少しは分けてもらいたし
   葛の葉を煎じて飲んだら元気でる?
   葛の葉や林を全部枯らす気か
   葛
の葉をうらみの夏は行き過ぎぬ
   葛の葉を踏みしだけ蔓を切れ
   葛の葉に言ってやりたいクズ野郎
   葛の葉に新型インフル移したい
   葛の葉を溶かしてほしい細雨哉
   葛の葉と竹が日本蹂躙す
   小雨降る街の小さな喫茶店
   小雨降る秋はしだいに深まりつ
   小雨降る遠くの窓の小さな灯
   小雨降る学校帰りの小さな子
   小雨降るピッチピッチチャップチャップランランラン
   もみ殻の色を濃くして小雨哉
   降る降らないまるで今の私哉
   小雨降る長塚節の萱の屋根
   小雨降る女郎花の滴かな

   

   


 


明けの明星

2009年09月17日 | Weblog


 良い日が続きますが、あしたから崩れるのだとか。台風が来るのでしょうか。台風は要らない。多少の雨なら良し。と言っても、そうは行かないか。

 前の田んぼで稲刈りが終わりました。今年は藁をもらうことにし、軽トラで3台運びました。私の家は農家ではないので、物置は二棟あるのですが、農家向きの物置がありません。ですので、藁を入れる場所を確保するのがたいへんです。


 

 私が足場パイプで作った物置に何とか入れました。ガラクタも一緒ですから、ちょいと汚いです。南側は、雨が吹きかけても多少は除けられるように、物置を改造したときの壁板がばらされずにあったので、それを立てかけました。これで来年使う敷き藁は確保です。十分すぎて余ります。


 

 大根の葉っぱがそれらしくなってきました。大根は発芽がビミョーですから、芽がでるまでは心配です。ベテランの話ですと、種を土の表面に蒔き、土をつまんで一ひねりかけるくらいで良いのだそうですが、なかなか不安でそれより篤くかけて仕舞います。


 

 こっちは、後くちです。やっぱり冬になると大根はおいしいですからね。いろいろな料理に使いますから、作っておきたいです。


 

 今朝4時半過ぎの東の空に、月と星が出ていました。星は金星かなと思いますが、違うかも知れません。星のことは、「あれは星だ。月ではない。」というくらいしか分かりません。

 

 暗い中で写していますので、シャッタースピードが遅く、手ぶれを起こしてしまい、何枚も撮りました。ほとんどが失敗です。そうこうしているうちに、どんどん明るくなってきました。どっちの写真が良いですか?

 「どっちも駄目だね。」なんて言われちゃうかも知れませんね。一眼レフも持ち出して写したのですが、三脚を出すのがめんどうなので、レンズが暗いせいか、ぜんぜん駄目でした。


 


  一日一村

   秋の燈(ひ)やゆかしき奈良の道具市

  排 句

   秋の燈や遠くに見えて風寒し
   秋の燈や遠く淋しさまさりける
   秋の燈やこおろぎの声風の音
   藁束ね疲れて空を仰ぎ見る
   秋風や田の中ひとりわら束ね
   わら束ね背中にひとつあきあかね
   まだあるぞ束ねてもたばねても藁
   笑うなよ私ゃ朝から藁たばね
   おゝ暑い田の中そよ風藁の音
   あ、蛙 ひさしぶりだね元気かい       我が家の池にいた蛙??
   内閣ができたさあ就職よろしくね
   天高く馬肥えて猫眠し
   久しぶり今日はあぶらぜみ鳴いていた
   山寺も蝉はいまごろ聞こえぬか
   秋の日や「つるべ」ってのはタレントか?
   秋の日やつるべを落とし「なにすんねんこのドアホ」
   秋の日のビオロンの音ものがなし
   秋の日や奈良の都がなつかしや
   秋の日や奈良の大仏石舞台
   秋の日や薬師寺にはしゃぐ女学生
   秋の日や鐘が鳴るなり法隆寺
   秋の日や夏野菜もう飽きの日や 
 
    
        


秋晴れ

2009年09月16日 | Weblog

 秋晴れの良い日でした。ただし、ちょい暑かった。風は涼しかったんですが、カバーし切れませんでした。

 洗濯物を滅茶苦茶出したものですから、奥さんは干すところの工面に四苦八苦。それも全部カラカラに乾きました。


 

 海へ行ってみました。もう海水浴客などいませんから、平常に戻っています。それでも砂浜に隣接している駐車場は海を見る人たちがたくさんいました。こんな天気の良い日には気持いいですからね。

 ここは、那珂川の河口です。川の右は大洗町で、左がひたちなか市の那珂湊です。川ではの~~~~んびりと釣りをしている人たちがいました。


 

 その写真は、この橋の上から撮ったものです。海門橋といいます。最下流の橋です。この橋を歩くのは気持ちいいですよ。下は川沿いに長い散歩道があります。


 

 スクナカボチャの苗から出来たカボチャです。形が全然違う。ヒョウタンを伸ばしたような形のはずが、丸い。

 

 これもスクナカボチャ。こっちは少し長くなるでしょうか。これからどうなるか見ものです。


 

 食べてみました。カボチャの味がしました。あたりまえだ。
 たぶん、種類が混ざってしまったんでしょうか。来年、種を全部蒔いて全部育ててみると、中にはスクナカボチャっぽいものが出来るでしょうか。

 ま、いろいろなことがありますからね。


 




  さ
 
びしさに宿を立ち出でてながむれば
          いづくも同じ秋の夕暮れ   良暹法師 (  りょうせんほうし )