能面

2009年02月28日 | Weblog


 雪がちらついた次の日は快晴でした。よほどのところでない限りは雪は残っていません。

          
               これはきのうの雪景色です

 茨城県の一番北に大子(だいご)という町がありますが、そこで能面をうっている人がいます。そこに行ってきました。

 今日は生徒さんたち(大人ですけど)が来て、面うちをする予定だったのですが、その町は県内では山間部なので、昨日の雪で、今日は休みにしてしまったので、面を作っているところは見ることができませんでしたが、先生がいろいろな面を出してきてお話をしてくれました。

 http://nohmask21.com/index_j.html をご覧ください。詳しく説明しているサイトをみつけました。


          

 種はいろいろと買ってきてあるのですけどね。なかなか蒔けないでいます。まだ2月ですから、あと半月くらいは待とうと思っていますが、そんなに待ったら遅くなってしまうものがあるでしょうかね。「今まで待ったんですよ。」「ああそうかね。よくまあ待っ種~。」なんちゃって。

          

 キヌサヤはやっとヒゲが出てきました。そろそろ手を立ててやりましょうか。ここまでくれば何とかなりますね。あとは、これから吹く強風に振り回されないように注意です。根っこを軸にして、同心円がいくつも描かれていることがありますから、それだけ風によって苗がぐるぐると振り回されるんでしょうね。

 題して「風のきぬさや」。何となくあの名監督の話題のドラマ風。え? そうでもない? こりゃまた。

                  images

 面を作るときには、乗ってくると何かが乗り移ったような感じになるそうです。それから、真夜中から明け方まで何時間もやってしまうこともあるとか。

 あるときには、恐ろしくなってしまい神棚に手を合わせてから、また続けるというようなこともあるそうです。人の顔を作っていくわけですから、表情によっては気持がそうなることもあるんでしょうね。

                  

 一日一茶

  藪陰をちょうちん通る夜寒哉

 廃 句

  藪陰はなるべく近づき無い気分
  藪陰は冬は寒いし夏蚊かな
  藪陰をちょうちん通る気味悪し
  藪陰は今日は狐のお嫁入り?
  藪陰にもう少ししたらタケノコが
  藪陰にかぐや姫などいないかなぁ
  藪陰に今日もあったぞ狸糞
  藪陰に大金カバン落ちてない?  いつでしたか、そんなニュースが
  藪陰に学校放送聞こえけり
  藪陰のはるか上飛ぶジャンボかな


雪が降る

2009年02月27日 | Weblog

 別に待ちに待ったわけではありませんが、やっと雪がふりました。

 病院に行って診察やら検査が終わり、帰るとちゅうで おかめそば を食べ、大きなショッピングセンターに行きました。行ったのには訳があるからです。目的はウォーキングです。全天候型のウォーキングの出来る場所ですからね。少し距離が稼げないのが欠点ですけど、にぎわいがあります。

 似たような目的らしい人を見かけました。「おまえも同類項か」と、私の脳が彼等に語りかけました。返事はなかったか、私の脳が鈍感だったのかどっちかで、応答はありませんでした。

          

 もちろん、階の移動は階段を使います。こういう店の空気は汚れているかも知れませんが、とにかく運動です。足を鍛えることです。

 寄っても良いかなと思う店はたったの4軒です。本屋、レコード屋、アジアとかアフリカなどの彫刻やら怪しいものを売っている店、それにタバスコとかチリソースとかなにやらを売っている店です。買い物をしたのはその食品店で、入り口でもらうコーヒーを飲みながら、お土産にソースなどを買いました。

          

 外に出てびっくり。雪が降って ( ← クリック ) いるではありませんか。しかし、道路はただの雨の日のような濡れただけの路面です。それに、このあたりでは夜になって本格的に降らない限りは、たいていは溶けてしまいます。あした晴なら、どっかと積もるほど降らない限りは、もうどこにも雪はありません。

          

 夕方近くなっても、この程度ですから。まだら雪ですね。丁が出るか半となるか、今晩が勝負です。あしたはちょっと用事があって遠くに行かなくてはなりませんからね。

          

 摘果メロン ( ← クリック  ) の漬け物ができました。食べるとフランスの首府でした。パリパリという音がしました。そしてインドの町です。デリーシャス。あの熟した時のような食感ではもちろんありませんよ。今どき瓜の漬け物かという感じで、そういうものが無い時期ですので、とても新鮮でおいしく感じました。

          


 一日一茶

  はつ雪や今行く里の見えて降る

 廃 句

  はつ雪や今頃なんで降るのかや
  はつ雪やこのあたりではそんなとこ
  はつ雪やイオンに行ってウォーキング
  はつ雪や猫はこたつでまるくなり
  はつ雪や今日は焚き火が出来ないぞ
  はつ雪やこの歳になりゃそんなとこ
  はつ雪やスキーをやりたし積もらぬし
  

猫におかめ

2009年02月26日 | Weblog


 午前中から少しはパラついていたのですが、午後も3時頃過ぎから、とうとう冷たい雨が降り出してしまいました。木を切っていた人も引き上げてしまいました。この頃はよく降ります。

 そんな天気でパッとしないなぁと思っていたら、友達と奥さんが家に来てくれました。しばらくお茶飲み話をしてから四人でランチに。いろいろな話が出て楽しいね。薄暗い日も、明るい日になりました。

          

 こんな茶わんはどうですか。猫が茶わんの中を覗いているんですよ。私も正面からだと、いくら小さくたって鼻を囓られたり引っ掻かれたらたいへんですからね。横向きにしてお茶を飲みましたよ。幸いおとなしくしていました。なかなか面白い茶わんですよ。

          

 奥さんの茶わんはこれです。最初は髪を分けたところの額に二つポチポチと点があるだけだったのですが、お茶を飲みほすと、こんな顔が現れました。今はなかなか面白い抹茶茶わんがあるんですね。こういうのも良いですね。いや、私はこんなお遊びの入ったものが好きですね。店の主のセンスに  。

          

 魚屋の店先です。こういう店が海辺の町には、あちこちによくあります。開いて干してあるのなどをよく売っていますね。味醂干しなどもありました。生乾きというのでしょうか。柔らかくておいしいです。味醂を残して去りました。あ、未練だった。

          

 店先にこんな魚の骨がぶらさがっていました。アンコウかな。すごく大きかったです。これで出汁を取ったらおいしいのが取れるかも。大きな鍋が必用ですね。骨が看板なんですね。

 こういう店では「い」が無いんですよね。「いらっしゃい」じゃなくて「らっしゃい」なんです。そして「しゃ」のところを勢いよく言うんですよ。

          

 皆さんが、魚に釘付けになっている間、こんなのを見つけたのでパチリ。こういうのが姿を消すような時代が来ないといいですね。ちょこっと突っかけを履いて近所の店に晩のおかずを買いに行く、なんて風景は永遠に無くなってほしくありませんね。

 一日一茶

   梅咲くや現金酒の通い帳

 廃 句

   梅咲くや現金酒の通い店
   梅咲くや現金酒のほろ苦さ
   梅咲くや現金無くなり夜逃げかな
   梅咲くや現金欲しい耳そろえ
   梅咲くや現金出せは犯罪だ
   梅咲くや冷たい東風(こち)はああ無情
   梅咲くや冷たい雨もああ無情
   梅咲くや冷たい景気ああ無情
   梅咲くや冷たい人情ああ無情
   梅咲くや冷たい雇用ああ無情
   梅咲くや早くこいこい新学期
   梅咲くや早く咲け咲け桜花
   梅咲くや早く食いたい花団子
   梅咲くや茶わんの中からおかめ哉
   梅咲くや茶わんのへりに子猫あり


寒い雨の日

2009年02月25日 | Weblog


 春になってきたのか、この頃は本を読んでいても、テレビを見ていても、パソコンをやっていても、すぐに眠りの世界に入ってしまいます。午後など、ハッと気が付くと薄暗くなっていたなんてこともありますね。チョイコックリスキー作曲「眠りの森の爺(じい)」。

 今日は、朝から雨なのでゆっくりしようと思い、炬燵に潜り込んでいました。おっといつもゆっくりでしたっけ。そこに親しい友人がのっそり現れ、こんなものを持ってきてくれました。

          

 メロンの摘果したものです。これを漬け物にしたらどうだと言います。良いものをもらいました。これは、なかなかおいしいんですよ。

 それで、しばらくおしゃべりをしてから、二人でお昼に出かけました。先日奥さんと行ったところに連れて行きました。なかなか評判は良かったです。私も思わずおいしいお昼が食べられました。炬燵に貼り付いてばかりかなと思ったら、外に出られて良かったです。ありがたいときに友達。まさかのときの友達。

                    

          

 雨が降ったので、しいたけが少し取れました。これくらいが良いです。これより多いと、もてあましますからね。そして、おいしい段階を通り過ぎてしまっては何にもならない。食べろ食べろとしいたけにしいたげられる。

 しいたけの「たけ(茸)」というのは何だろうと思って、調べてみましたが、他にも「たけ」と読ませる漢字は「菌」とか「蕈」とかいうのがあって、意味は「きのこ」と言う意味なんですね。知らなかった。昔の言葉なんでしょうね。一つ胸のつかえがとれたような気持になれました。目からうろこ。鼻から風船。

 「きのこ」は「木の子」ですね。のこぎりではありません。木を切るのは木ノコ。金属を切るのは金ノコ。子供は風の子。切りがないのは、いたちごっこ。箱根にあるのは芦ノ湖。バレンタインはチョコ。アルゼンチンはタンゴ。そして私は花より団子。・・・・ 

                   

 
         

 奥さんは、先日東京ドームにラン展を見に行ってきました。一位入賞は茨城県の人だそうです。それも二年連続で。業者ではなく素人の人だそうですからスゴイ。目をランランとさせて見てきたんでしょうね。家に帰ってきたときには、もう穏やかな目になっていました。よかった。家までその目で帰られたらたまったものではありませんからね。

 一日一茶

   ぬりたての看板餅や東風(こち)が吹く

 廃 句

   ぬりたての看板顔や東風が吹く
   ぬりたての化粧顔出しいらっしゃい
   ぬりたての砥の粉のような化粧哉
   看板を見て今日の昼決めにけり
   看板と思いし娘老けにけり
   看板の女性に見とれ事故起こし
   東風吹かば体コチコチ冷えにけり
   東風吹かば匂いどころかコタツムリ
   東風吹かば化粧の匂いなまめかし            

          


白菜、冬を越えられるか

2009年02月24日 | Weblog


 天気も崩れると、つぎつぎと崩れていくものですね。今日は午後も半ばになってから雨になりました。空気も冷たくなり、キーを打つ手も冷たく感じます。

 何だか、世の中不安定ですね。経済がガタガタ来ているのに政局もガタガタ。どうするんですかね。早く諸葛孔明のような人に出てきてもらいたいです。おっと、諸葛孔明は引っ張り出されて出てきたのですから、だれか劉備元徳のような、立派な引っ張り出す人がまずは居なくてはならないんだ。とすると・・・。あ~~~、こりゃ難しいことです。

          

 畑の中で茶色くなってしまった白菜は割ってみたら、中はまだ大丈夫でした。しかし、かなり白っぽくなってしまっていたので、再起はむずかしいかも知れませんね。

          

 先日の白菜は広がってしまっていたのですが、これは球になっているので、まだおいしくたべられます。大丈夫です。いやそれどころか、トウ立ちが見られるかもしれません。楽しみにしているんですよ。

          

 wacom のパッドです。しばらく前にはずしたっきりになっていたのですが、パッドとペンの部分が離ればなれになってしまい、パッドがあるときにはペンがどこかに行ってしまい、ペンがあるときにはパッドをしまい込んでしまっていました。やっと二人が巡り会ったので、セットしましたが、動きません。何せ10年くらい前のですからね。

 そこで武蔵は少しもあわてず、wacom のホームページに行き、ドライブをインストールしたら動き出しました。これで、簡単な絵は描けます。うまく描けるかどうか。あとは練習でしょう。

           

 うちのミーちゃんの全財産です。食器に、森永粉ミルクの空き缶を利用した餌入れ、それに爪研ぎです。寝床はありません。どこかで寝ているんでしょう。夜はいつも外ですからね。

 


 一日一茶

  鍬のえ(柄)に鶯鳴くや小梅村 
          小梅村  墨田区向島あたりにあったそうです

 廃 句

  鍬の柄に蝶々留まる頃恋し
  鍬の柄で書いて教える行く先を
  鍬の柄を抜いてチャンバラ鞍馬天狗
  鍬の柄を物差しにして畝作り
  鍬の柄で廃句はなかなか難しい
  鍬の柄は今どき生活不密着
  鍬の柄で殴ってやりたいこの景気

                      


メモリー増設

2009年02月23日 | Weblog


 またまた降りましたね。良いお湿りでした。まだ降っても大丈夫。寒かったので、炬燵で少しゆっくりしてから、早お昼を食べて外出。野暮用です。

 パソコンのスピードが遅くておそくて、もうはやどうしようかと迷いに迷っていました。そこでまた電気屋さんに行って相談。国内産のパソコンはどうしても要らないソフトをジャラジャラとくっつけて10何万とか20万とかで売っているんです。

 OS、つまり WINDOWS くらいしか付いていないものは外国製しか売っていません。日本のメーカーのものでもネットでの販売のようなものなら、少しはそういうものもありますが、量販店には出回らないそうです。

        
          写真のメモリーは今まで使っていたものです

 迷いに迷って、1万円弱で512メガのメモリーを二枚買ってきてくっつけたところ、かなり速くなりました。もちろん立ち上がりも速いです。デフラグなどをやって、何とかやってきましたが、そういうものなど問題にしないくらい速いです。これで、いらいら解決です。良かったよかった。

                   

 

 今年は何とか玉ねぎは霜に持ち上げられずに済んだようです。ちゃんと根付いて、少し育ってきました。もう大丈夫かも知れません。なにせ大寒はすぎていますからね。先の方が少し茶色ですが、この程度なら問題ないでしょうね。もう少ししたらもみ殻をかき分けて追肥をやろうかと思っています。

 

 私の従兄弟が近くに住んでいるのですが、先日は奥さんに来てもらって教わりながら、こんな人形を作りました。もちろん私ではありませんよ。奥さん同士で作ったんです。私が作ったら、こんなに可愛くできません。節分の豆をぶつけられれるようなものになっちゃいます。

                  

 

 吉村 昭という作家の「平家物語(講談社文庫)」の現代語訳を見つけたので、読んでみました。ストーリーは以前から知っていますが、かなり忘れていたこともあったせいか、かなり面白く読めました。

 しかし、なんか物足りない。何か濃いドロリとしたコンデンスミルクのようなエッセンスが足りないようなきがしてならないので、この際と思って原文を読んでしまえという気になりました。

               

 幸い持っていたので、読み始めましたが、三巻にもなっています。古典なのでつっかえながらですが、やはり重みがあります。コンデンスミルクです。「平家物語」の場合は吉川英治の「新平家物語」のように完全に独自の作品にしてしまわないと駄目ですね。

 どうしてもあの冒頭の「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理を顕はす・・・」という、あのイメージが先だってしまいますからね。あの吉川英治の本も長かった。しかし、熱がこもった作品でした。

 かなり時間がかかりますけど、そんなこと気にせずに「平気なものさ」と、「平気物語」なんだと思ってあまり気構えずに読むことにします。

                   

 しかしまあ、今回の メモリー  ( ← クリック ) のことですが、どうして国内のメーカーはもっとシンプルな、つまり要らないソフトをジャラジャラとくっつけないパソコンを売ろうとしないんでしょうかね。がっかりしました。それに、デスクトップ・パソコンの数の少ないこと。

                    まあまあまあ、落ち着いて

 一日一茶

  本町の木戸りんとして寒さ哉 (送り仮名は現代風にしています)

 廃 句

  本町 ( ← クリック ) は昔の面影消えそうな
  本町はシャッター通りにならないで
  本町で買い物しようイオンでなく
  本町の店の主も努力せよ
  本町の老舗よ何とか生き延びよ
  本町で今も開かるだるま市
  本町の虫切り行列いつだっけ
      昔は、この日は ねんねこ半纏 を着て子供を背負った
      母親たちがたくさん歩いていたっけ
  本町は本調子なれず衰退か
  本町の本屋が消えて幾星霜


あした天気に

2009年02月22日 | Weblog

 ガソリンの値段が下がったせいか、道路が騒がしくなってきました。今日は日曜日なので、バイクの音がしました。この頃は休日には爆音が聞かれるようになりました。しかし、あんちゃんたちが、あのバカでかいアメリカ車に乗り出さないから、それからしても景気は悪いことが分かるような気がします。

 町に出れば、相変わらず人は多いのですが、みんな見て回っているだけで、買うのは小物ばかりなのでしょうか。家に閉じこもってばかりも居られないんでしょうね。寒いんですけどね。私ゃ炬燵でひるね哉です。



       

 まだまだ、こんな景色が支配していますね。午後は曇ってきたし。こういう景色は、あまり歓迎できないものかも知れませんが、ゆとりを持って見ていると、なかなか良い風景だと思います。さびしい季節にはそれを受け入れ味わうのも良いかなと思っています。


        

 でも、ハウスの中ではアスパラガスが、こんなに伸びているんですよ。 これ、どうしたらよいのか。移植は夏になってからがいいかなと思っていまけど、それでいいでしょうかね。


        

 話題はクルクル変わりますけど、テレビでこんなのやっていました。何十万と言うほどのライト?が輝いているのだそうです。すごいですね。

 私は、すごいなぁと思いますが、こういうのは好きになれないんですよ。理由は、よけい寒く感じるからです。真っ黒な寒空にここだけ輝いているなんて、よけい寒く寂しく感じます。なんか変です。田舎の数件ある分譲地などでも、ものすごい飾りをしている家が1~2 件くらいあるところがありますが、さびしいなーと思ってしまいます。

        

 まあまあ、気を落ち着けて。豆でも食べてゆっくりすることにしましょう。それにしても、豆があることあること。毎日食べていたら糖尿になってしまうので、時々ですが食べる回数が今年は多いです。

 丹波の黒豆とどうちがうか、食べ比べしてみたいですが、丹波の黒豆が無いんです。作るのは難しいとか。買ってくりゃいいんですけど、なにせこちらのが食べきれないくらいあるもんですからね。

                            

  一日一茶

    寐酒(ねざけ)いざとしが行こうと行くまいと

  廃 句

    寐酒いざあした天気にな~~~れ    
    寐酒いざ景気天気にな~~~~れ    
    寐酒いざそのうちにくる春のため    
    寐酒いざみんなの健康のために     
    寐酒いざ誰もが笑顔でいてほしい     
    寐酒いざそんな思いをこめながら      
    

     

しもつかれデー

2009年02月21日 | Weblog


 天気は良いのですが、風が冷たいです。やねの上の水はかなり温かくなって、風呂に落としてから追い炊きしても5~6分で沸いてしまいます。その時間で沸くということは、沸かしているというより追加をした分だけ沸かしていると言った方が適切かも知れません。ですので、太陽光線はかなり強くなってきているということが言えると思います。

                     

 外はともかく、暖かい台所では・・・・ 

          

 奥さんの友達がきて、奥さんと一緒に しもつかれ を作りました。鬼おろしでおろした大根、大豆、鮭の頭、油揚げなどを一緒に煮るそうです。どれくらい作るかと言いますと、鍋の大きさを見てください。

           

 大根の調達です。畑に行って抜いてきて泥をおとしたり、一人でやるのより二人いた方が楽しくできますね。私は近寄らず遠くからただシャッターを押すのみ。

          

 なんか、食欲が減退するような感じに見えないこともないですが、これがまた食べてみるとおいしいんですよ。飛び上がるほどのおいしさではないですが、一口食べると、また一口。そしてまた。とまあ、そんな感じですね。味はうす塩味です。それにいろいろな材料の旨みが出ているんですね。そして、ああ私は食べ疲れ。


          

 こぼれ種の水菜はまだまだ頑張っていますよ。この分だと、どうやら冬は越せそうな感じがします。このあとどうなるのでしょうか。暖かくなるととろけてしまうのでしょうか。それともとうが立って種ができるとか。初めてなので分かりません。

 

 昨晩、NHKで水戸黄門のことをやっていました。ところで、放送とは関係なく、黄門というのは中納言の中国名だそうです。大納言は我々にはほとんど分からないですが、亜相(あしょう)と言うのだそうです。

       
 
 水戸徳川家に伝わる、あの「この紋所が・・」の印籠だそうです。実際には、そういう使われ方はしなかったとか。

            

 あかざの杖だそうです。あかざという植物は杖にとても良いのだそうです。どういう良さがあるのかは私は知りません。また杖は縁がありませんしね。ブロッコリーなら食べますけどね。ステッキ(スティック)・ブロッコリーですけどね。

 あかざ というのは、たぶん草の一種だと思います。しろざ という草は私の畑によく出ています。大きくしてしまうと処分に困りますね。

                   

 一日一茶

  梅どこか二月の雪の二三尺

 廃 句

  梅どこか偕楽園はあとで行く    観梅デーは混みますからね
  梅どこか梅羊羹でも食べてましょ
  梅どこか春は名のみの風の寒さよ
  梅どこか風をつんざきウォーキング
  梅どこか今日はサギは居なかった
  梅どこかサギは誰を騙してる
  梅どこかサギの居ない沼なんて
  梅どこかどうして猫が集まるの
  梅どこかたった四五匹で朝寝もできず
  梅どこかしもつかれたんと出来やした
  


境木の伐採

2009年02月20日 | Weblog


 ちょっと乾きすぎているかなと思っていたのですが、昨夜から午前中いっぱい降ってくれたので、良いお湿りでした。午前中はずっと炬燵に潜り込んで、読書。  するはずだったのですが、いつの間にか夢の世界をさまよっていました。夢はどういうストーリーだったか全部忘れました。

 昨日は、市役所に行って確定申告をしてきました。と、言っても私が書類に書いたのは名前と住所と生年月日、それに電話番号くらいで、あとは必用と思われる書類を持っていって、控えている税理士さんに全部計算をしてもらいました。丸投げです。

 かなりの人が来ていましたが、持っていった本を読んでいたので、ちっとも苦になりませんでした。それに昼寝も出来たし。何も持っていかない人は、かなりストレスを溜めたのではないかと思います。私は、どちらかというと、こういう場合は待つのは歓迎です。ラーメン店の前での行列のようなものはだめですけど。

                         images

 昨日のこの不可解な写真は何だろうと思った方が多いと思いますので、説明します。これは、満月を写したものです。グチャグチャになって写っているのは手ブレです。こういうのも面白いかなと思って出してみました。ゲージツ的でしょう。きちんと撮れたものだけが写真ではないと思っておりゃんす。ヒッヒッヒ。

                      

          

 隣との境の木が大きくなりすぎたので、伐採してもらっています。この人は素人なのですが、退職してから始めたそうです。道具をしっかり揃えて、経験をかなり積んだと見えて、かなり上手に伐っていきます。狭いところに倒すのも上手です。

           

 木は、さわら、杉、ひのきがほとんどです。樫もあります。一本倒すと、かなりの枝が出ます。これを私がどんどん運び燃やすのですが、風があるのと乾燥しすぎていたので、燃やすのは控えていました。

 今日は、午後雨がやんだので、かなり燃やしました。滴が葉から垂れているのを燃やすわけですから、あまり燃え上がらず、周りも湿っていますから、思い切り燃やせました。こういう時が一番のチャンスですね。

 隣でも伐って欲しかったというので、「これは我が家のだから」などと確認は不要です。こっからここまで、だけで気楽に切れますし、倒すのもこっちか隣か都合の良い方に倒せます。

          

 ワケギが何とか復帰しそうです。ネギがあるので、これはあまり食べないですね。年に一度食べれば多い方と言えるくらいです。

                   

 私にはオーディオはかれこれ40年の歴史がありますが、まあまあの線でやってきました。まあまあの理由の第一はお金をかけるのは好きでないこと。つまりケチとビンボー。第二は部屋が優れた機械には対応していない。第三は、いろいろといじくりながら楽しみたい。つまり手作りに近いものを楽しみたいということです。しかし、今は技術の進歩により、いじくれるもので良い物はなくなりました。


 
 
 先日、DVDプレーヤー(一番上)を買ったのですが、C D プレーヤーとして使っています。新しい機械はさすがすぐれていますね。古い C D プレーヤーより、音がずっと鮮明です。

 オーディオファンは、音楽派と機械派に別れるそうですが、私は両方です。コンサートは予定やら場所やら演目やらの問題があり、なかなか出かけられないので、その分家庭で楽しもうと思っています。音楽派大好きです。

 技術の進歩は恐ろしいです。ネットラジオをどんどん録音して、C D にしてしまいますと、アッという間に何十枚も出来てしまいます。とても聞き切れたものでなくなります。生 C D は一枚 4 0 円弱です。近ごろは作りすぎないように気をつけています。

一日一茶

  おさなごや尿(しと)やりながら梅の花

 廃 句

  おさなごに手を引かれてやキュウリ取り
  おさなごはこの世でいちばんかわいいね
  おさなごに心洗わる気持ちよさ
  おさなごの尿するそばに子猫寄り
  おさなごの頭にひとつ梅の花
  おさなごやもうろくなどはしてられない
 


お昼を外で

2009年02月19日 | Weblog


 風が世間並みに冷たい。なんて言ってしまいました。世間は冷たく思うこともありますが、概ね暖かいかぬるま湯くらいに感じています。

 その風に向かって外にでて仕事をします。炬燵になど入っていたら切りがないです。心が不健康になり、どうしても口が寂しくなりますからメタボになります。テレビはゲーノージンがどめどもなく出てきて馬鹿話ばかりやっているし。あの人たちに払うお金は商品の値段に含まれているんですね。

 おっと、寒いせいか言葉がきつくなってしまいました。ま、「そういうときもあらぁな」と思ってください。ほんと、チャンネルを回すと半分かそれ以上の局で馬鹿話をやっているんですよね。大切なエネルギー資源を使って。

                   

         

 たまにゃ良いじゃないか、と言うことになり、奥さんと お昼を食べに 大洗まで行ってきました。これは奥さんがたのんだもの。女性好みのレイアウトですね。私は串カツ・カキフライ・エビ天などの盛り合わせです。

  
             

 食後は、こんなものが出ました。若い人がやっているので、いろいろと目を楽しませるものが出ます。ひなあられなどが付いているところなど、なかなかいいですね。

 それだけでなく、かなりおいしかったですね。奥さんの知り合いの息子さんがやっているところです。


          

 まだまだ取れていますよ。このブロッコリーというのは柔らかいし、栄養があるらしい。それに特別強い癖もないので、続けて食べていても飽きないですね。また、ずーーーっと続けて出来るから、とても良い野菜ですよ。この年になっちゃったので、今からではもう遅いですが、このブロッコリーのような人になれたら良かったです。え? 言わんとする意味が分からない? 私もよく分からなくなっちゃった。

          

 ししとうは、まだこんな姿になっても畑で頑張っています。こういう人に私はなりたかった。え? これも意味不明?? とにかく、いつまでがんばれるでしょうね。あ、頑張っているというわけではないんでしたっけ。このまま種が落ちれば、そこにぞっくりと芽が出るかも知れませんね。

 そして、そのまま育てればいいと言うことに。横着栽培が出来るかも知れません。すでに、キビではそれをやっていますからね。

 


 一日一茶

  切り株の茸(きのこ)かたまる時雨哉

 廃 句

  切り株にスネをブチあて気絶する
  切り株に兎来ぬかと今日も待ち
  切り株につまずき倒れる時雨道
  切り株と同じ価値なり今日の株
  切り株を猫がまたげば猫またぎ
  


県庁の展望階から

2009年02月18日 | Weblog

 夜は雨にも雪にもなりませんでした。で、今日は晴です。空気冷たいです。日だまりは暖かい。

         

 梅は満開になりました。偕楽園の梅祭りも、もうそろそろ始まることでしょう。たぶん満開だと思います。

 今日は、用事があり県庁に行って来ました。7階までエレベーターを使ってしまいました。
 
 
            やや右の高い山は筑波山

 階段をのぼるんだったなあ。失敗したなぁと思いながら部屋に入ると、紛らわしい課の名前で、そこは私の目指すところとは違うというのです。

 

 では、私の行きたい課はどこだと聞くと23階だと言うのです。ありゃーーーー。

 

 ぼーえんで撮りました。真ん中に写っているのは大洗海岸にあるタワーです。その向こうは海です。よーーーーーく見ると、タワーの向こうの水平線に大きな船がぼーーーーっと写っています。

 
 ずーっと向こうの山の右裾は日立市。ぎゅうちゃんさんの働いているあたりかな?

 それで、こんどは23階まで階段で行きました。つまり16階登ったという訳です。息が切れました。汗がでました。足が重くなりました。山登りよりきつかったです。でも、達成感がありましたね。


 
 北の方です。家並みの果ての辺りが繁華街で、少しはビルらしいものが写っているようです。左手の緑地は偕楽園です。

 仕事を済ませてから、この写真を撮った展望階までエレベーターで上がりました。階段では行けないようになっているからです。展望階は25階です。


 

 南側。県庁は、郊外付近に作られたので、このあたりはまだ家が建て込んではいません。地平線の向こうは、霞ヶ浦~千葉県方面です。どちらも見えませんが。

 帰りは、23階までエレベーターで下りて、あとは1階まで階段で下りました。良い運動になりました。

                    

 一日一茶

  おとろへや花を折るにも口曲がる

 肺 句

  衰えや鼻をかむにも口ゆがめ
  衰えや花を見るにも口があき
  衰えや寒さはあまり感じない
  衰えや入場料が安くなり
  衰えやあれあのそれが多くなり
  衰えや何を食べてもおいしいね
  衰えやこのごろ涙腺バカになり
  衰えや芸能人の名が出ない
  衰えや地名もなかなか出てこない
  衰えや時代劇が好きになり

  衰えやあんたは誰と妻に聞き   まだまだそこまでは行かない
  衰えやご飯を食べた記憶無い   まだまだそこまでは行かない
    

久しぶりの種まき

2009年02月17日 | Weblog

 今日はまた、極端に寒いです。体がゆるんでしまっていますので、今日の寒さはこたえます。おまけに空から白いものがふわふわと舞い降りてきました。こういう日には体が萎縮してしまいますね。

 こういう日には現役の時には、部屋の中での仕事でしたので、あまり寒さなど感じないでどんどん仕事をしていましたっけ。かえって職場にいた方が、寒い思いなどせずに居られて仕事のこと以外は楽だったです。ただ、寒いので窓など開けないですから、風邪の黴菌が部屋に充満して、互いにうつしあっていたということがありましたね。仕事をやめてからはずっと風邪はひかなくなりました。外で鍛えられるようになったせいもありますけどね。

                                                                    
 NTT の回線がおかしくなってしまい、午前から午後遅くまで電話が通じませんでした。ですので、もちろんインターネットもできないということです。まず、113に電話をしたのですが、これがまたすぐに応答してこない。混んでいるので待ってくれと言う冷たい機械のメッセージ。やっとつながり、来てもらったのですが、我が家の機械も回線も大丈夫、外だということで、さっそく電柱にかかったようですが、それでも駄目。

 原因は地下のマンホールの中だというのです。コネクターに異常があったようで、水でもコネクター部に侵入してしまったかも知れないというのです。それで、一時間ほどして、やっと直りました。ホッとしました。

                                                                              

 今年に入ってから、初めて畑で仕事らしい仕事をしました。すこし耕して、ジャガイモを植え、大根と蕪の種をまきました。もちろん、どちらもトンネルにしました。ジャガイモは買った種イモではなくて、昨年収穫したものです。本格的なものは、三月の下旬になってからです。

         

 ジャガ芋はウイルスに感染していることがあるので、種芋は買ったものがよいと言われました。ですが、まあ今回は一列ですので、試しにということでやってみました。


         

 バジルはまだ蒔きません。もっと暖かくなってからにします。やはり、少しでも早く春野菜が食べたいですからトンネルにするわけですが、バジルなどは、あるにこしたことはありませんが、別にあわてる必用もありません。

         

 先日買ってきたそば粉でをクレープにしました。中に色々なものをはさんで食べるのもまた良いものですね。小麦粉とはまたちょっと違った感じになります。


 

 一日一茶

  あばら骨なでじとすれど夜寒哉

 灰 句

  あばら骨など想像できぬ脂肪肉(あぶらにく)
  あばら骨その間は全部脂肪肉
  あばら骨あったとわかるX線
  あばら骨君もやっぱりあったんだ
  あばら骨その内側には肺があり
  あばら骨カテーテルだよ切らないよ
  あばら骨切らずに済んだホッとした
  あばら骨あした天気にな~~~れ
  あばら骨カタカタ笑う夜寒かな
  あばら骨君(きみ)のは良質カルビだね
  あばら骨痩せるな一茶これにあり 

白菜は越冬中

2009年02月16日 | Weblog

 ちょっと気づいたことがあります。まあ些細なことですが、それは近ごろ何となく日射しが強くなってきたような気がします。外にでてまぶしさが違うように思えます。

 寒さは風のあるなしによってかなり感じ方が違いますが、概ね寒の頃とは全くの違いがあるような気がします。芯のある寒さとは違うような。

           

 白菜は先日載せたとおり、このように即身仏となってしまったものもありますが、まだ青々としているものもあります。

           

 これは丸くならないでしまったようですが、このように何ともないものもあります。こういうのは今年はめずらしいです。大抵は冬は越せません。この分ですと、これからの冷え込みは大寒ほどではないでしょうし、それほどの冷え込みがあったとしても、何日もは無いでしょうから、春を迎えることができるかもしれません。

 白菜は頭が良いとか。博才なんちゃって。

           

 「もっともなことである。」などとうなずいているのがこれ。つまり むべ です。これも、どちらかと言えば日だまりの出来やすいところにあるせいか、楽に冬を越しているようです。

 こんなに冬を越さない葉が残っていて良いのでしょうか。これだけ温暖になっているということは、そのうちに何か大きな異変が起こらなければ良いがと心配です。空が落ちてこないかと心配するような類の心配であれば良いとは思っていますが。そういう心配は「消ゆう」となることを期待したいです。

       

 相変わらず燃やしています。ほとんど毎日です。それでも、全部処分するには、あと一ヶ月くらいかかるかも知れません。気長にやることにしています。今は完全に消して、灰の状態で数日おいてから栗の根本付近に肥料としてばらまいています。マイルドな肥料です。

                

        http://blog.livedoor.jp/potatojaga/   ← クリック


 一日一茶

  おく霜や白きを見れば鼻の穴

 廃 句

  おく霜や廃句もそろそろ飽きた県
  

蕎麦とうどんを頂く

2009年02月15日 | Weblog

 天気のことはいくら苦情を言っても、どうしようもありません。今日は苦情ではなくて、穏やかな晴れたり曇ったりの日だったという報告が出来るでしょうか。

 何となく気ぜわしいです。田舎ですから、冬はしょっちゅう大小の祭があります。今日は祈年祭というお祭りがありました。旧正月も過ぎる頃、その年の豊作とつつがなく生活で来るようにお願いをするお祭りです。

 冬にお祭りが多いということは、たぶん農閑期だからだったんでしょうね。この頃は私の住んでいるところでは、ほとんどの家がサラリーマンです。農業は片手間です。ですので、稲作りが向いています。畑は手間がかかるので、草が出てくるとトラクターでかき回し、あとは何も作らないというところが目立ちます。畑のさら地です。

                   

          

 奥さん姉妹が作った人形です。おじさんが入院しているので、お見舞いに持っていきました。これで元気が出てくれると良いと思います。

                     

 今日は、近所の人が作ったという、蕎麦とうどんを友達がもってきてくれました。これがまたうまい。昨日も彼の家でごちそうになり、今日ははるばる我が家まで持ってきてくれました。そば・うどんは飽きないですね。蕎麦は、十割の常陸秋そばだそうです。

 食べる気持が先に立ち蕎麦の写真は撮らないでしまいました。何ともはや、そんなことでは悟りの道も遠いですね。悟りのさの字も見えてこないです。蕎麦であわててしまうのですからね~~。いかりや長介です。「だめだこりゃ。」

          

 ケンチンうどんにしてもらいました。腰が強く、讃岐うどんのようでした。かなりのやり手です。その人は大工さんだそうですが、自宅にそば工房までつくってしまったそうですから、かなりの張り込みようです。職人だけに、作る麺類も職人並みです。

 偶然ですが、その大工さんに関係ある名前の若いご夫婦が訪ねてきてくれました。いろいろ話は尽きませんでしたが、いやー若いということは素晴らしいですね。うらやましい。もう一度若返りたいものです。

           

 枝をもらって、花瓶にさしておいた蝋梅は花が終わったので、試しに挿してみました。まだ挿し木には早いとは思いますが、駄目でも元もとと思ってハウスに入れてみました。ずいぶん長い間、その良い香りを楽しみました。

                    

 一日一茶

  御地蔵と日向ぼこして鳴くち鳥

 廃 句

  お地蔵に笠をあげたや時雨道
  お地蔵と日向ぼこする子猫哉
  お地蔵は苦もなく楽なく悟り顔
  お地蔵は心和らげ百幾年
  お地蔵の立ちおわすとこ平和なり          

  お地蔵は昔も今も立ちどおし 
      どんないたずらやらかしたやら  

暖かい日

2009年02月14日 | Weblog

 日記は、おとといから昨日、そして昨日から今日へ明日へと続くのです。天気もそうです。夜という、眠っている間があるので、心の中では天気は夜の間に断絶されます。そして、次第に変わっていくというのではなくて、朝になり昨日とはガラリと変わるということになるのです。

 それでもって、今日はまたなんともはや呆れたもので、まるで春の真ん中に放り出されたような陽気でした。それは大げさに言いますと「千と千尋」の千尋が千の世界に急にひきずりこまれた、あのような現象のようでした。

 今日も、一時間ほど歩きましたが、暑いことあついこと。でも、耳などが寒く感じないのは楽でした。

 

 今日は、沼にさしかかるころ、抜き足差し足で近づき、連中が油断して居る間に撮ってしまおうと身構えて行きました。でも連中はあわてて飛び上がるのです。それでも、なんとかこれくらい大きく撮ることができました。一眼レフではありません。やったぜベイビー。だけど構図は悪いですね。まあ、素人ですから我慢してください。

         

 どうして、この沼にはこんなに多くのサギがいるのか、たぶんこれではないかと思い当たるものがあります。これです。これは釣り堀です。今日は休日の人が多いので釣り堀は賑わっていました。

 たぶん、客がいないときなど、連中はここの魚を栄養源にしているのではないかなと思います。あやかって、私も。なんてのはいけませんね。犯罪になりますから。というと、この鳥たちは全部が前科者ということに? 名前もサギだし。


         

 ハウスのキャベツも残り少なくなってきました。いよいよ春蒔き野菜のシーズンになりつつありますが、種袋をみるとみんな3月以降に種を蒔くような図がかいてあります。まだちょっと早いですね。今日の陽気に惑わされてはいけない。じっと我慢です。

 暇なので、キャベツというのはもともとどういう意味だったのか調べてみました。すると本当の語源はどこの言葉かは分からないようですが、古いフランス語では「頭」という意味だそうです。外の葉をきれいに取ってしまうと、なるほど頭に見えなくもないですかね。


         

 黒豆の間に、こういう豆が出ました。小豆です。こうやってみると、豆というのは本当においしいものだなぁとつくづく思います。いい食べ物があったものだと思いますね。もっとも、どの食べ物もすばらしいですけどね。優劣をつけるのは食べ物に対して失礼ですね。それぞれの持ち味をおいしく味わうべきですね。

       

 夕方になってから、ホテルで遅ればせながら、とあるところの新年会がありました。若いのから年寄りまで混じっての新年会です。こういう会は実に楽しいものですね。いろいろな人といろいろな話ができました。

 私は、大勢の人が集まるところが好きです。たぶん寂しがりやなのでしょうね。あっちにグループができ、こっちにグループができ、それぞれが和気藹々とお話をしているというのを眺めるのが好きです。もちろん、そのグループの中に割り込んでいくのも好きです。野菜畑あるいは雑木林の中の風景とはまるで違いますからね。当たり前だ。

 とまあ、つまらないことに感激などしてしまいます。

                    

 一日一茶

  山寺や翌(あす)そる児(ちご)のいかのぼり
                いかのぼり = たこあげ