下手くそな絵ですが

2009年11月30日 | Weblog

 夜明け過ぎまで雨が残り、一日曇りでした。気温は寒いほどではありませんでしたので、まあまあ過ごしやすかったです。

 野良仕事は、濡れが乾きませんので、やらないことにし、家の中の片付けや庭の木の葉あつめなどをしましたが、これからしばらくは木の葉を掃除しなくてはなりません。なにせ裏は雑木林ですから。風に吹かれて飛んできます。庭木も葉を落とす時期です。一斉に落ちれば簡単なんですけど。世の中、そううまくは事が運ばないのが常です。


 

 一日じゅう暇なんですね。やることがないので、寝るだけです。年寄りも、やることがないとそうなるのだそうです。昔、同僚がそう言っていました。

 久しぶりに実家に行ってみると、年をとった親は体も悪くないのに寝てるんだそうです。どうしたのかと聞くと、やることがないので寝ているのだとか。


 

 ブロッコリーは、どんどん出来て、急いで食べないと花になってしまいそうです。かといって、そうは食べられないし。

 ブロッコリーを炊飯器で炊いてご飯がわりに、なんてことは出来ないしね。← なんでそんな発想にいたるの? なんて言われそう。


 

 自分ちでも結構きれいな紅葉が見られます。全山錦織りなす、なんてのは無理ですけど。そんなのは、あまり見たことないです。渋滞するところに行くのが大嫌いなものですから。

 負け惜しみを言うようですが、むしろちょこっときれいに紅葉しているくらいの方が良いですね。

 
 

 物置の後ろに置いておいたトウミ(唐箕)が腐って、ぐずぐずになってしまったので、燃やしました。この取っ手のついたのは風車を回転させるところです。

    

 農具など展示してある博物館などにいくと、必ずあります。風を送って、小麦などを実と殻を選り分ける道具です。手で行うチリトリのようなものは手み(手箕)と言います。


    

 父や母の思い出とくっついている子どものころの思い出のものが、また一つ無くなりました。 


 

 
   かにかくに毎日平和に暮らすべえ
   曇る日も気持は決して曇らすな
   寒い日は猫はやたらに親しいね
   ネットからダウンロードの曲楽し
   読むよりも買うのが早いまた後悔
   ゆるしてねあまり道楽ないのでね
   運動をした日はご飯またうまし
   あの指はきょうもずくずく痛むなあ
   更新をしながら聞いてるアマデウス
   自家製の野菜で食べる夕ご飯
   雨多く里芋でさえままならず      里芋でさえ腐り芋が多いとか
   好景気躍ったあとのみじめさよ
   人はまたなかなか賢くならぬもの
   小銭もて楽しむ庶民のいじらしさ
   久しぶり孫から電話かわいいね

 
 

寒風

2009年11月29日 | Weblog


 良い日なのに風の冷たいこと。実際はそういう季節なのですから、しかたがありません。今までが暖かすぎたのです。


 

 鶏は、このところ害獣がいないので、ほとんど毎日外に出してやります。害獣は主に猟犬とイタチです。

 猟犬は、今は猟が解禁の時期なので心配ですが、猟をやる人がほとんどいないし、我が家の近くではやりませんので、大丈夫ですが、持っている人が放してしまうばあいには危険です。

 イタチは野生動物ですからしかたないですね。追いかけても逃げられるだけ。「いたちごっこ」って、そこから??  まさか。 分からないからせめて感じを覚えよう。覚えても無意味かも。

         鼬  いたち

   

 

 ユズをゆずってもらいました。今年は当たり年のようです。柿も当たり年です。あちこちに黄色い実がなっていたり、赤い実がなっている風景を見かけます。青があったら交通信号。

 我が家のユズはまだ実がなるほどは生長していません。うまく冬を乗り切って、ある程度大きくなれば枯れずに育つと思います。


 

 直径はおそらく20cm、長さが4~5mくらいの巨大なホダ木にシイタケが出ました。いつも日向にある(大きすぎて日陰に運べない)ので、数多くは出来ません。

 倒したままのクヌギにシイタケ菌を打ち込んで置いたら、ときどき出るようになりました。


 
                               ニシキギ


   急に寒、身体は慣れず辛いだけ
   日曜日アルバイトの多い店の中
   日曜日平日よりは愛想良し
   平日は挨拶もろくにあるでなし
   寒くなりやっぱり家にこもりがち
   これじゃだめ何とか汗を流さなきゃ
   仕事済み今日は指の怪我いたわりつ
   冬になり畑のネタが乏しいね
   タイトルの『家庭菜園』削りたし
   うちの猫こんどの餌は気に入らず
   居候のくせして生意気これ食えよ
   でもしかし言葉は通じず困り果て
   鳴く猫に念仏しても東風
   結局は猫の全勝優勝なり
   あゝ悔し私の人生こんなもの?
   とまあ、そんなことで日が暮れぬ

 


トタンにクギ

2009年11月28日 | Weblog


 もう少しで12月というのに、こんなに暖かいとは、本当にこれは地球温暖化現象のせいでしょうか。それとも、単なる暖冬のせいでしょうか。もちろん温暖化現象のせいで、昔ほどは寒くないことは確かでしょうけど。

 
 

 さて、昨日言いましたように、指をゲンノウで叩かない工夫の種明かしです。大したことではないです。しかし、こうやれば思いきりゲンノウでたたくことができるし、指でおさえているより、テコの応用と金属の道具使用により、はるかにクギをしっかりと掴んでいることが判明( ← ちょっと大袈裟? )しました。

 コツは、先端の細かいギザギザでおさえるのではなくて、その手前の大きめのギザギザでクギをつまみます。それも、その大きめのギザギザの一番先端のギザギザで抑えることです。その手前では細めのクギはつかみ切れません。


 

 もう一つ。波トタンの凸の部分は滑ります。いくらペンチで抑えても、ツルッとすべります。

 それで、この道具でトタンの凸の部分を傷つけておきます。場合によってはこれで完全に穴を開けてしまった方がグーです。トタンくらいならこれで穴が楽に開けられます。最初にグッと力をいれて押し込むと、プツッとトタンに穴が開きます。楽チン。

 この道具は、木ネジを使うときのために持っていました。木ネジの先端はクギほどは鋭くないので、ちょっとキリで穴を開けておいた方が良い場合があります。これがあると、キリは要りませんし、片手で穴が開けられます。

 実に簡単な方法です。まあ、私がやっていることですから、大したことではありませんが、それでも結構いい仕事が出来ますよ。


 
                              ???


 

 シュンギクと、頼まないのに勝手にでているアブラナと雑草。


 


  万葉集 雑歌(くさぐさのうた)  

    秋の夜を長しと言へど積もりにし
             恋を尽せば短かりけり

  枯葉集 食歌(たべるうた)

    秋の夜は長しと言えどテレビ見て
             饅頭たべりゃ短かりけり


      和歌(やわらぎのうた)

    秋の日にゲンノウで指を叩けども
             一夜(ひとよ)過ぎれば痛さ和らぎ


      苦歌(くるしみのうた) 

    クギすべりゲンノウで指を叩きけり
             その痛さこそトタン(塗炭)の苦しみ

                  


今日はまた指は叩かず達成感

2009年11月27日 | Weblog

 天気に恵まれ、たくさん仕事が出来ました。疲れました。今日も、板金屋さんです。


 

 先ずは、今朝の様子から。これからは朝霧が出ます。大地と空気との温度差が大きいのでしょうか。こんな風景もいいですね。

 トタン屋根の自家製物置は、内側が結露して、ポタポタと滴が落ちる季節です。もちろん雨降りほどではありませんが、少しは濡れます。トタンが冷えますからね。水をいれたコップの外側が曇る現象と同じなんでしょうね。


 

 さてお立ち会い。こんな具合に車庫のサイディングが仕上がりました。カーポートの柱の錆ちょいと果物ですけど、それは見ないでください。と言ってもバッチリと見えてる。

 カーポートは、もう寿命なので、取り払おうと思っています。それがいつになるか、アイドントノウ。


 

 屋根の三角になっている部分もなんとか出来ました。トタンが波打っていますね。無視してください。角材の所を切り取ったり、角度を間違わないようにトタンを切ったりに時間がかかりました。初めての経験ですからね。

 ちょっぴり言い訳をさせていただきます。この波は、この下に古いトタンが張ってあり、それがくたびれて浮いている所があちこちにあるからです。

 屋根裏の白い部分は、昔わたしが白い塗料でとたんを塗ったときに刷毛のあとです。勢い余って塗れてしまったんス 。何年でも残っているんですね。染めたんだからあたりまえですね。

 
 

 小松菜です。また油炒めが食べたくなりました。


 

 今日は、指をゲンノウで叩くことはほとんどありませんでした。それは、工夫したからです。浮かび上がっている波トタンの、つるつるする山の部分に釘をゲンノウで叩いて打ち込むのは至難の業です。そのために、私の左手の人差し指は、昨日はとんてもない災難にあったのです。

 さて、工夫の中身はたいしたことではないのですが、長くなりますので、そのタネは忘れた中ったら明日ご披露することにします。でも、忘れそうだなぁ。まったく自信なし。


                   

   この頃は自信喪失もの忘れ
   左手の人差し指がまだ痛い
   クギ頭ツルッとすべって指ガツン
   暮れゆけば筑波も見えず枯尾花
   カマキリの朝霧浴びて固まりぬ
   霜の朝仰向けに落つ赤とんぼ
   サンショウの黄色い葉揺れ一つ落ち
   世の中でうれしいことは仕事かな
   サザンカや芝生で休む昼下がり
   霜の朝雪降るごとく木の葉落ち
   今日もまた一日分の歳をとり
   猫元気犬も元気でわしゃ疲れ
   きっとまた明日もあるぞすべきこと
      
 補)ちょいと果物

     果物 = 木に生る = 気になる 



指をゲンノウでたたく日

2009年11月26日 | Weblog



 朝は雨。間もなくどんどん晴れてきて、とても暖かくて良い日になりました。

 どこかに出かけようかと思ったのですが、「いや待てよ。車庫が・・・・。」 てなことで、午前中は車庫のサイディングが汚くなってしまいましたので、リフォームをすることにしました。

 
 

 ホームセンターに行き、トタン板を15枚と青色の釘を買ってきて、汚くなったトタンの上に被せていきました。下地の汚くなったトタンに新しいものを重ねるわけですから、二重になるので、釘はとても通りにくいです。特に、合わせ目のところは三重になりますので、辛いこと。指を何度もゲンノウで叩いてしまいました。痛いのなんのって。指はゲンノウで叩くものではアリマセン。

 向こう側の見えない壁面にはすでに、10枚ほど打ち付けてあります。今日は L 字状に張りました。明日はその続きを、また L 字状に張ります。


 

 午後は、市内の画廊で友達が三人展をやっていますので、それを見に行きました。この写真は三人の作品の一部ずつが写っています。左端と右端の作者がそれぞれ友達です。

 なかなかおもしろい作品で、こういうのが描けたらいいんだけどなーと思いますが、無理ですね。見るだけにしときます。


       

 近くに水戸芸術館があります。このタワーは独特のデザインです。上まで登れます。円い窓から市内を一望出来ます。まったく、へんてこりんなタワーですが、芸術家に頼んで作ってもらったとか。時々、NHKのニュースの時にこのタワーが写ることがあります。

 この下の芸術館には、美術館、劇場、演奏会場と三つが入っています。


 

 この写真は私の芸術作品でーす。風景を少しばかりデフォルメしてみましたー。


 


   良い日だなさあ仕事だ仕事しよ
   良い日だなしかし手の指痛いのよ
   痛い指抑えて眺めむ芸術品
   ノーベル賞受賞者が立ち上がった
   科学費の予算削るな国滅ぶと
   冬支度カメムシやたらカーテンに
   臭いこと知らずにカーテン触れちゃった
   カメムシよ我が家で越冬するじゃない
   夕方はやっぱり寒いこの時期は
   新タクアン家中ぷんぷん臭うこと
   カメムシの臭いよりは良いけどね
   朝板金、午後は画廊と落差あり
   しかしまあ、こんなにあたたか良いのかね
   気候より財布のあたたかな方が良い
   結局は経営の神様なんていないんだ
   世の中は偶然と必然の絡み合い
      


うらやま

2009年11月25日 | Weblog


 雨から一気に晴になりました。「雨だなぁ。本でも読もうか。」と読み始めたのですが、いつの間にか深い眠りに。目が覚めたら、外が明るいので驚きました。まったく油断できません。

 別に、この件に関しては油断もなにも無いんですが、他のこともひっくるめて考えると、そういうことに・・・。



 

 裏山は、夏の間に草が生え放題となり、こんなに荒れた状態になっています。夏は、スズメバチやアシナガバチが居て、危険で草刈りはできません。

 それでも押して草刈りをやった年もあるのですが、細い杉に触ってしまったところ、アシナガバチがサッと飛んできて、避ける間もなくチクリとやられたことがあります。そうなったら黙ってはいません。リベンジです。家に急いで戻り、殺虫剤を持っていってシュッとかけてやり、難なく敵の城を落としました。

 つぎの年は、スズメバチの巣をかき立ててしまいました。これは青くなって退散しましたね。二三カ所さされましたが。これも時間はかかりましたが、見事にリベンジを果たしましたよ。


 

 こちらは、立木が高いところです。もちろん下草は出ますから、刈り取っています。刈ればこのように公園のようになるんですけどね。

 このような環境にしておくのには、の~~~んびりとコーヒーなどを飲んでいたのでは無理です。


 

 自然に生えたサンショです。黄色く紅葉しました。サンショは庭に植えてあるので、たぶん鳥が種を山に運んだのだと思います。小粒だと侮ってかかったところ、ピリリと辛くて思わずポロリと???

 
 

 こちらは山栗の幼樹。山には栗の木が生えていますので、実が落ちて出ます。ネズミなどが運ぶ場合もあります。山の栗は栽培種とは品種がちがって、実は小ぶりですが中が黄色くて甘いです。

 こういう小さな木で、価値がありそうなものは注意して刈り取らないようにしていますが、一瞬のうちに刈ってしまう場合もかなりありますね。


 


   限りある命のひまや秋の暮    与謝蕪村

   
   明るさの無くなるままに秋の暮れ
   限りある命のひまをかみしめん
   来しかたやゆく末おもう秋の暮れ
   限りある予算を無駄なく使えとぞ
   あのジャンボ年金重いと飛んで行く
   世の中は常に同じのものはなし
   年金は年寄りの生活に重いはず
   弱くてもそれでも活躍長生きし          ある作詞家
   世の中の片隅で細々暮らすが良し
   雨多し里芋腐り出荷不可
   世の中はなかなかうまく行かぬもの
   更新の中途で睡魔が襲いくる
   その結果更新時間が遅くなり
   教育の予算削るな国滅ぶ  
   米百俵その教訓を忘れずに 
   遅れたら追いつくことは不可能な
   学長が主張するのはあたりまえ
   情報の産業は日本の支えなり
   仕分け人いいかげんな人選ぶなよ


   


けだるい日

2009年11月24日 | Weblog


 薄曇りで穏やかな日でしたが、今朝の予報では関西地方はふっているとか。その後どうなったかは分かりません。

 狂は、じゃなかった今日は、なんとなく疲れてしまって、台所のストーブが暖かいので、そこで猫と昼寝をしてしまいました。目が覚めても、目の縁が渋い感じです。あとの睡眠は夜にとっておくことにしました。


 

 昨夜の夜空です。月と星がひとつ。もう少し互いに近くて、月の湾曲した内側に星が来ると、靴の会社のマークになるんですけどね。

 これはバルブ撮影で、ISOは400以上だったと思いますが、5秒くらいシャッターを開いていたと思います。バルブ撮影が出来るように、ケーブルを買ってきました。

 

 せっかく、三脚も出したことだし。地上も撮ってみようと思いまして、我が家の前の畑の近くから、グランドの方角にチャレンジ。オレンジ色の照明は街頭です。団地を造成している会社がこの街頭を設置しました。

 おそらく野球かサッカーの練習でもしているんでしょう。夜景もおもしろいですね。


       

 今朝のウォーキングは、少し遅く出かけて遠くまで足をのばしてみました。途中で、村祭りがあるらしく幟がはためいていました。携帯でとったので、全体が写せませんでした。

 晴の日は画面が太陽光に負けでよく見えませんので、あてずっぽうに撮るほかありません。

 神社では、ちょうどお祓いをしているところでした。背広姿の役員さんたちが何人か整列していました。


 

 ラッキョウです。分けつしてきています。今のところは、だめになったのは一つもなくて順調のようです。早めに収穫すればエシャロットですね。

 エシャロットとラッキョウは区別が無いと、私は独自に決めました。要するに独断ですね。


 


   何となくけったるくて句が出来ぬ
   句が出来ぬ句るしいときは句ろうする
   わが身体今日の天気に合わせてか
   猫もまたきょうは一際うるさいね
   餌がいやほかのをくれとニャーと鳴き
   そんなこと言われたってほかに無し
   ミーちゃんやお利口にそれを食ってくれ
   きょうはまた良寛の心分かるような
   風が吹きゃ風に吹かれて逆らわず
   雨が降りゃ雨を眺めて楽しまん
   今日はもう何にも逆らう気持なし
   草取りのキンチョー取れて気がゆるみ
   こんなとき温泉に浸かり眠りたい
   宝くじまずは買わなきゃだめなのね
   宝くじ当たったためし決してなし
   もう止めた世間の雑事はよそ事に
   村祭りお祓いの声すがすがし  
   プリンターどうしてインクがこう高い
   先月に見たあの桜まだ散らず
   落花生干せば烏が屋根で鳴き   
   今の世でスポーツばかりは盛んなり
   
 


曇のち晴

2009年11月23日 | Weblog

 朝のうちは曇りだったのですが、どんどん天気がよくなって良い日になりました。今日は、勤労感謝の日。私たちの町内つまり昔の村では村の鎮守様のお祭りです。これからはお祭りが沢山あります。

 夏は祭りがあまりありません。たぶん、これは農繁期と農閑期の関係ではないかと思われます。秋から暮れ(旧暦)にかけては農作物をいただいた感謝の気持ち。年が明けて(旧暦)から初夏あたりにかけては豊年万作(古いことばですねー)へのお願い。ということになるかと思います。夏の農繁期には、夏まつりくらいです。夏まつりは暑気払いでしょうか。農作物が病虫害に合わないように、人間は食中毒や夏バテにならないようにとの願いからかなと思っています。


 

 黒豆をハウスの中に干しています。昨年は、竿にかけて干していたのですが、やっと乾いて、さあ実を落とそうかなと思う頃に、ジャーっと雨が降りガックリ。そしてまた乾いたころに、ジャー。 ・・・・・・・・・・  。

 それに懲りて、今年は全天候型の乾燥場です。降るなら触れ。槍でもなんても。あ、槍はこまる。ハウスに穴が開く。降るわけないジャン。

 落花生も干しています。カラカラに乾けば、苗と実とを結ぶへその緒に相当する細い紐が切れやすくなります。


 

 これは玉ねぎです。マルチにしていません。マルチからあふれたものです。で、霜よけのトンネルをかぶせているのですが、これは葉っぱを食べようとする魂胆。葉ネギとして食べようと思っています。おいしいんだそうですね。


 

 ムベ です。アケビ科ムベ属という分類なのだそうです。アケビの親類?? アケビの実は割れるのに対して、これは割れません。

 食べられるそうですが、食べたことはありません。観賞のためですね。皮が割れないので食べにくいのだそうです。むべなるかな。


 


    曇のち晴ってのはいいもんだ
    雨降れば気持ちはしょぼくれみすぼらし
    晴れになりゃそんなの忘れて身もおどる
    それだけに私ってのは単細胞
    それはその「むべなるかな」って何なんだ
    今の世は議論ばかりでよくならず
    ボージョレに踊らされてる日本人
    日本人お祭り騒ぎが好きなんだ
    この次はクリスマスが来てお正月
    クリスマス苦しみますの人もあり
    勤労に感謝したいが職がない
    連休はこんどもやったぜ安近短
    暮れゆけば浅間も見えず職見えず
    不景気に隣りばかりが元気かな              隣り = 中国
    腹グロがやっと手にしたあの名前            楽太郎
       

 
 

10℃

2009年11月22日 | Weblog


 どんどん寒くなるような感じの日です。今の気温は10℃くらいです。寒暖計により、かなりの誤差があるので、どれが本当の気温かわかりません。6℃と示しているものもあります。しかし、三つの寒暖計で計って多数決で10℃ということにしました。


 

 鶏は、ほとんど毎日、一日中外に出しています。一握りの小麦を投げてやると寄ってきました。一心に食べていたかと思うと、何かに驚いて一斉に声を張り上げて鳴いたり、まあ賑やかなこと。

 鳥類は一般に賑やかですね。小鳥でもしきりに囀っていますからね。雀などを見ていてもそうです。カラスなどは、電柱のてっぺんで上半身を上下に大きく縦に揺らしながら鳴いていることがあります。体全体でないているんですね。


 

 ミズナが大きくなってきました。もう一息です。しかしまあ、少し雑草が見えますが、秋から冬にかけてのなんと言っても良いことは、雑草があまり出ないことです。

 夏なら、この程度の草だったら、もうびっしりと畝間いっぱいに出ていることでしょう。楽です。楽は楽しい。楽しいは愉快。


 
 

 畑に写真を撮りに出たらついてきて、足下に来ました。私は単純ですから、寄ってくるものはかわいいと思っています。嫌われるよりは良いかも。

 私が嫌われているのはカラスです。いたずらが激しいので、カラスだけは追い払います。お前たちは来ちゃならない。「所払いに命ず」と申しつけているのですが、連中はしょっちゅう禁を犯してやってきます。けしからん。


 

 お客さんに、すごい花をもらいました。これは豪華です。長持しますので、ずっと楽しめます。ありがごとうございました。



   わが気持奏でているよなヴィヴァルディ
   寒くても腹が減っても猫は来る
   腹一杯と暑いときには決して来ず
   寒暖計どうしてこんなに違うのか
   新政府寒暖計の統一を
   何もかもはやりきれないと新政府 
   何もかも負んぶするのは良くないね
   Co食べる機械ができないか?
   柿食えば背中ゾクゾク秋深し
   柿食えばその冷たさが下りていく        食道を落下
   柿食えど鐘などならず寺もなし
   秋深し寒さこらえて侘び住まい
   いい空気誰だビニール燃す奴は 
   寒い日はバイクの音せず良い気分
   カラスども街で育って田舎に来
   街の人カラス増やしてくれるなよ
 


でかいヤツガシラ

2009年11月21日 | Weblog


 二日続けて晴れました。よかった。それに暖かかったし。やっぱり暖かなのがいいです。でも、夕方になると厳しいですね。サーーーーっと寒さが押し寄せてきますから。



 

 いつも朝のウォーキングで通るところの路地です。山茶花が満開で見事です。木が大きくてそれにいっぱい花をつけています。

 ここで焼き芋を焼いたら最高でしょうね。「さざんかさざんか咲いた道~ 焚き火だたきびだ落ち葉たき~♪」なんて歌がありますからね。あの歌には焼き芋のことは無かったと思いますが、やっぱり焚き火と来たら焼き芋でしょう。


 

 その先の川沿いの道は、寒い日は川から湯気のようなものが立ち上ります。明暗がはっきりしていますが、実際はこの山陰はこんなに暗くありません。カメラが勝手に効果を強めたみたいです。

 二枚とも携帯電話のカメラですので、いつもと色彩が違うのに気づいた方もあると思います。望遠にできないので、はっきりしませんが、先のガードレールの右側の白っぽいもやもやしたものが川霧です。


 

 ヤツガシラです。比較するものを脇におかないでしまったのですが、かなり大きいです。隣の農家の人に「負けた」と言われました。奥さんはうれしそう。一生懸命作っていましたからねー。


 

 ごっそり取ってきて洗って、乾かしたところです。こんなに取れるんですから、うれしいですね。

 これは、だいたいはお浸しです。さっと醤油をさして食べるのが好きです。醤油はほうれん草をおいしくし、ほうれん草は醤油をおいしくします。醤油は最高の調味料ですね。


 



   霜のあさ川霧まるで湯のけむり
   更新をしながらいつか深眠り
   画面にはいっぱい「っ」の文字書かれけり
   霜月もはや二十日を過ぎにけり
   夕されば風も冷たくこころ騒がし
   あしたまた平和な一日来るように
   カラカラと舗装の上を枯れ葉舞い
   赤い陽を横にあびつつ秋暮れる
   夕されば風も起こりて追い立てる
   鞠をつく良寛さんも帰るころ
   秋の夕春の夕よりとげとげし
   君と歩くさざんかの道楽しみち
      
 


秋風に

2009年11月20日 | Weblog

 願いが天に届いたのか、今日は晴でした。でも、明日からまた崩れていくのだそうです。そして、日曜日&月曜日と雨の予報。トホホホホ。胃山手、じゃなくってこれは勝手に変換してしまったもの。読み方は「いや待て」。で、いや待て、天気のごときに年甲斐もなく右往左往していては情けない。降ったら降るにまかせて、と言えるようでありたいもの。


 

 イチジクを剪定しました。まだ剪定し足りないのですが、今回はこれくらいにしようと思ったところで止めにしました。枝の中に床屋さんの子どもが入っている可能性が大きいので、全部燃やしました。


 

 ハウスの中に菜花を蒔いてあります。そのうちに、どんどん伸びて食べ頃はすぐに来ると思います。ミニトマトがひとつ・・・・。

 ハウスは閉めっぱなしではなく、両脇を少しずつ、そして入り口は開けてあります。塞いでしまうと、晴の日には中が高温になり過ぎます。


 

 ヤーコンのキンピラです。ほんのり甘みがあります。食感は江戸っ子そのものです。独特の味わいです。


 


   秋風に独り立ちたる姿かな    良寛

   秋風に独り吹かれる姿かな
   秋風に独り吹かれる翁かな
   秋風に道を忘れる翁かな
   秋風に行く先忘れた翁かな
   秋風にたった一人の畑道
   秋風や何で立ったか忘れたぞい
   秋風や長靴はいたが何すんだっけ?
   秋風や昼寝をしたい日だまりで
   秋風を切って泳ぐや赤とんぼ
   寒い日は猫と二人でコタツムリ
   今日もまた平凡な日を過ごしけり
   良寛の後を行きたい時もあり
   日本は心のケアに踏み込めず      職場の現状(朝日新聞から)
   畑行く回数とんと減りにけり      雑草駆除がなくなり
   この芝に入るべからず管理人      立て札   
   


 補)床屋さんの子ども  
    床屋さん = 髪切り = カミキリ  カミキリの幼虫

   江戸っ子 = シャキシャキ

雨よ、いいかげんにせよ

2009年11月19日 | Weblog


 また雨になりました。それに寒いです。午前中は何とか曇だったので、裏山から刈った草を持ち出し、リアカーで2台ほど前に運びました。たい肥の材料にしようと思っています。


 

 栗毛色のヘアピースを置いたわけではありませんからね。これは草です。けっこう畑が広いので、ずいぶんたい肥を作るのですが、ほとんど使ってしまいます。いろいろな栽培法があるようですが、自然農法は、やったことがないので、肥料は使います。 

 

 かなり大きくなりました。特にブロッコリーは大きいです。昨日は奥さんの友達が、遠路はるばる三人遊びに来てくれて、この三っつの野菜をそれぞれ持って行きました。大きさに大声がでました。たぶん、夕食は三軒ともこの野菜が食卓にのったのかなぁなどと思ったりして。うれしいですね。作りがいがあります。


 

 また10枚組の安いCDを買ってきてしまいました。録音は古いのですが、演奏は素晴らしい。聞きづらいことは全然ありません。

 LP時代のころの録音です。次々と連続して聞いていると楽しいですよ。雨の日には良いです。
http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=1993312&GOODS_SORT_CD=102


 


   雨のつぎ晴がちょびっとまた雨だ
   不景気の世には天気も不景気ね
   この雨じゃ濡れて行こなど言えぬもの
   この雨じゃピッチピッチチャップチャップなど歌えない
   これからの雨はつらいね寒いから
   こんな日は温泉ゆっくりいきたいなぁ
   こんな日は食っちゃ寝してまた食べる
   こんな日はテレビも合わせて退屈な
   グールドのピアノに聞き入る良い日哉 
   五右衛門が言ったとおりだ泥多し
   JR西日本はどうしたの
   わがままなヘッドの言いなりだらしない
   わがままなヘッドのせいで犠牲者が
   期待して始まった新政治 
   新政府ぜひ明朗な世直しを
              


   補)1 グールドのCD10枚ゲット
          グレン・グールド:バッハを得意とするピアニスト

   補)2 五右衛門が言った 
        石川や浜の真砂は尽くるとも世に盗人の種はたへ(絶え)せじ 
        車荒らしが多いとか


やまといも

2009年11月18日 | Weblog


 寒くなりました。木の葉がかなり落ちてきました。 幸い、今までは霜の降りる日はまだほとんどありませんでしたが、いつまでもそういうわけにはいきません。 木の葉は我が家では重要です。たい肥の材料になります。


 

 セロリには、大霜に用心してトンネルをかぶせてあります。降りてしまってから 「 しもたー.」  なんてのは、がっかりものですからね。

 このトンネルは、骨つきのまま売っていたものですが、もう何度も使っているので、ひどい状態になってしまいました。道を通る人が 「 ひどいトンネルだねー」 なんて思っているかも。はい豚小屋ですから。


 

 ヤマト芋を掘り出しましたが、こんな形をしています。チョー不細工ですねー。これでは皮を取り除くのが大変です。もっと、のっぺりとした形かなと想像していたのですが、ちょっとがっかりしました。奥さん、皮むきが大変でごめんなさい。私のせいではないのですけど  、なんとなく謝らなくちゃならない気持ちに・・・。

 しかし形はこんなでも、摺りおろしてみたところ、かなり濃くて味もグーです。持ち上げると、ぶら下がっている時間が長く、なかなか落ちていきません。

 魚のアンコウなどは、かなりグロテスクですが、味は最高です。共通するものがありますね。人間も・・・・。いや止しましょう。人間は摺り下ろすわけでもないし。

  
 

 こんな本を読んでみました。この本は、こういうタイトルですが、決してお坊さんを貶(おとし)めるようなものではなくて、どうして今の仏教は葬式仏教になってしまったのかとか、お釈迦様が始めた仏教と今の日本の仏教徒の関係とかを易しくやさしく解説してくれています。

 そして、中身もくどくなくて、そろそろ素人は退屈してくるかな~~? と思える頃には話題がさりげなく変わっていくと言ううまさ。しかしまあ人はいろいろ批判しますが、どの世界も大変なんですよ。

 この本とは関係ありませんが、檀家が少なくて生計が成り立たず、東京に出てきて、お経をあげる坊さんの派遣を請け負う会社で働いている地方のお坊さんもいるとか。テレビのニュースでやっていました。「 うちは檀家が6軒なもので。」  んーーーー。  日本の社会の構造がどんどん壊れていくのでは?????? 


 


  補) 豚小屋  = 豚寝る = とんねる


   寒い日はあったか~~~いシチューだね           コマーシャルみたい
   暇なのに猫の生活うらやまし
   秋寒し景色の良さに驚きぬ
   ちぎれ雲日向ぼっこを邪魔するな
   大相撲またもおなじ結果かな
   大相撲このごろまったくつまらない
   傲慢な芸能人は大嫌い                     何人かいるねー
   バカ話番組いよいよ改変か                   動き出したもよう
   スパコンの予算を削る仕分け人                立ち上がれなくなるかも
   素人が日本将来挫折させ                    よく分かりもしないのに
   天下り先の予算と違うのに
   これからは頭脳流失免れぬ                   待遇してくれる国に
   仕分け人閻魔大王の役演ず
   秋深し木の葉踏む音鳥の声
 


デパ地下

2009年11月17日 | Weblog


 また雨です。もう、今ごろは雨が降ったら寒いに決まっています。でも、退屈はしませんでした。慣れましたから。

 一番。昼寝をすること。二番。テレビを見る。三番。本を読む。四番。時々ネットを見る。とまあ、これくらいやることがあると、半日くらいはアッという間です。ところーが・・・・、


         

 とまあ、こういうテーマの絵を見に行ってしまったのです。タイトルが眼をとじるということですが、絵は全部が眼をとじているわけではありません。むしろ、眼を開いている絵の方が多かったです。サブタイトルに 「”見ること”の現在」とありますように、見ることが主です。

 有名な画家はオディロン・ルドンという人です。その画家の作品は http://www2.plala.or.jp/Donna/redon.htm で見られます。岐阜県美術館が多く彼の作品を持っているようです。そこから、借りてきたものが何点かありました。

 脳の刺激になりました。おもしろかったです。眼をとじて思い出して見る ことにします。


 

 今年も、里芋の茎を干しています。手間がかかるのですが、あるものですから、作っています。物置の軒に干してあります。去年はここにたくさんの干し柿を吊しましたが、今年はその干し柿は不作です。

 これは、煮物とかけんちん汁に入れるとおいしいです。しかしまあ、雨ばかり降っていて、一番心配なのはカビですね。

 そもそも、「けんちん」って何だろう、と思い始めてしまったのです。で、調べたところ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%91%E3%82%93%E3%81%A1%E3%82%93%E6%B1%81 に書いてありましたので、安心しました。今夜は熟睡できます。よかった。


 

 カーポートの雨樋が駄目になってしまって、雨水が舗装を削り始めたので、瓶を二つおきました。それでも、あふれています。この水は、花に水やりをするときとか、ちょっとした洗いものに使っています。

 ボウフラは沸きますが、なんでも羽化しないとか。テレビでやったのですが、理由は不明だそうですけど、中に銅を入れておくと羽化できないのだそうです。本当でしょうか。そう信じていますけど。でも実際は羽化していたりして。そうだったとしたら、うかうかできませんね。


 

 午後は、久しぶりにデパートに行きました。午前は美術館で脳を刺激されましたが、午後はデパ地下で、大いに胃袋を刺激されました。

 今川焼きと牡蠣フライを買ってきました。鯛焼きは売っていませんでした。この頃は鯛焼きを売る店が少ないので悩んでいます。変な、白い鯛焼きを売る店があります。もちもちするんです。タビオカが入っているんだとか。あんなの要らない。


   百貨店奥に連れられ右ひだり
   デパ地下で胃袋急に動き出し
   デパ地下は世界で一番良いところ
   これを皆もしも食えたら幸せだーっ
   眼をとじて思い出すのはあの光景
   デパ地下はまるでハーレム男居ず
   コーヒーのスタンド女性が占領し
   なるほどね女性が集まる理由(わけ)があり
   今度行く時にはデパ地下だけにしよう
   デパ地下で美術館の印象ぼけてきた
   美術館雨の平日われひとり
   美術館自分のものにしたつもり
   今日はまあなんと忙しかったこと
   雨の日に昼寝ができないこともあり

   
   


秋の暮れ

2009年11月16日 | Weblog


 再び曇天。やや寒い日。明日は崩れるとか。よく降ります。雨は要らないのに。


 

 

 せっかく撮ったのにボツにするのはもったいないと、今日載せることにしました。上の画像が一昨日の夕やけです。右端の大仏さまも写っています。

 下が昨日の夜明けです。黒い雲の上に月ですが、昨日は旧暦で9月29日でした。手ぶれを起こしていますので、実際の月はもっと細いです。この月ですと、27か28日くらいに見えてしまいます。

 春の夜の夢の浮橋とだえして峰に別るる横雲の空   藤原定家

という和歌がありますが、今は秋だし、山の峰は無いし、

 秋の朝夢の浮橋とだえして東(ひんがし)の空横雲の月

てなことに? 下手ですねぇ。何の夢を見ていたか忘れてしまいました。たぶん私のことですから、その夢は大好きなハンバーグかとんかつでも食べているところでしょうね。


 

 

 知らずにいたら、きのこが出ていました。上がナメコにシイタケ。下がクリタケです。

 ナメコは、もうホダ木が駄目だろうと諦めて、見も行きませんでした。ところがどっこい、ぼろぼろの原木に出ていたではありませんか。ホダ木さん、無視してごめんなさいという気持。 シイタケの方が深刻です。いよいよ供給がストップになるかも知れません。

 キノコの欠点は、出ても黙っていることです。出たなら出たと言う何らかの表示をして欲しいんです。近くを通ったときにでも、「 あの~ 」と声をかけてくれれば。とは人間の勝手か。アニメなら、キノコが一斉に揺れて合唱するんですけどね~。 もののけ姫の世界ですね。あるいはディズニー、小人の国?

 もっとも、そんなことしたら、マツタケなんかあっという間に無くなっちゃいますね。やっぱり無言がいいか。大昔は草木や岩などがしゃべっていたのだとか。それを神様たちが集まって、それは無しにしようと、決めたのだそうです。

 キノコとは木の子なのかなと思うことが時々あります。土から生えるのもありますが、それは土の子じゃないかと思いますが、ツチノコという得体の知れない生き物がいるとかいないとか。今日もまたゴチャゴチャ言っています。


 


   秋深しいま聞くときぞブラームス
   ブラームス二番二楽章しみじみと
   秋の暮れ 今晩はの声 たそかれは         誰そ彼は たそがれ
   霜月ももうはや半ばとなりにけり
   我が髪も とうに霜月なりにけり
   通るひと皆いそいそと帰り道
   ほのかなる黒い姿が動く夕
   曇天日天丼でも食べようか
   天丼で返しをねらうが効も無し
   こんな日はシャベルで土掘りあったかネ
   柿食えば入れ歯ぐらぐら ふぁふぃふふぇふぉ
   黄金の大玉夢み 苗を植え               玉ねぎ植え
   自転車の姿が見えぬ秋の暮れ             カチャカチャの音だけ