田舎に雨の降るごとく

2010年09月30日 | Weblog


 これまで閉じ込められていて、生活がマンネリ化していたので、せっかくそれを打ち破ろうとしているのに、こう雨では出鼻をくじかれてしまったような感じがします。

 

 しかし考えて見れば、そういう時こそ焦らないで、もの事は天にまかせた方がいいのではないかという思いが起きて来ました。そうなれば、じっくり雨を友として行けば良いのだと言う気持ちがわいて来たのです。

 

 雨の日には雨の歌。
      
       都に雨のふるごとく       ヴェルレーヌ 堀口大学 訳

     都に雨の降るごとく わが心にも涙ふる
     心の底に にじみ入る この侘びさは何ならむ

     大地に屋根に降りしきる 雨のひびきのしめやかさ
     うらさびわたる心には おお 雨の音 雨の歌

     かなしみうれふるこの心 いはれもなくて涙ふる
     うらみの思いあらばこそ ゆえだもあらぬこのなげき

 

 畑の中で暴れまくっていたカボチャは、かなり豊作でした。名もないカボチャです。種類が混じってしまって、名前がつけられない、ただのカボチャです。


 

 煮てもらいました。そしたら、そのおいしいこと。種類など何だってかまわない。おいしければ良いです。名前を食べるわけではないですからね。それに雑種は強い。

 


  田舎に雨の降るごとく

   田舎に雨の降るごとく わが心には雨降らず
   本に音楽カボチャ味 この楽しみは何ならむ
   
   ただひとつなる気がかりは 運動不足にならないか
   焦るき気持ちを抑えつつ それは晴れの日動きゃよし

   悲しみうれふる空模様 いつになったらやむのやら
   夏の干天うめあわせ もう要らぬのにまだ降るや





 


地鎮祭

2010年09月29日 | Weblog

 ほぼ一日、良い天気が続きました。夕方は雲が多くなってきましたので、また天気がくずれるのか天気予報が気がかりです。

 涼しくなったので、ずいぶん動きやすくなりました。少し動いてうっすらと汗をかくのは気持ちがいいものです。だんだんグラグラは気にならなくなってきました。ただ、ときどきは、おっとまだかなと思うようなこともあります。


 

 裏の草地は、整地がずいぶん進んでだいたい平らになってきました。草が無くなったのでホントに気が休まります。竹藪も伐採すると肉厚なものなので、労力は要るし、倒した長いものを運び出せるくらいの長さに切り分け、運び出して焼却するわけですから、かなりの手間がかかります。竹が無くなった代わりに、タケノコが食べられなくなってしまいます。

 竹の根っこは大きなトラックで運び去りました。 広いところで十分乾かし、ついている土などを落とし、粉砕専門の業者に渡すそうです。業者は粉砕して肥料にして販売するのだとか。木材なども粉砕しているそうです。

 
 

 今日は保育園の地鎮祭がありました。招待されて参列しました。天気が心配だったこともあり、テントの中で行われました。進行係の人が全部先だって支持してくれるので、その通りに動けば良いので、とても楽です。建設会社は、そういうことにはとても慣れていますね。

 参加した誰もが、今日の天気にはホッとしたと笑顔で話をしていました。まったく、昨日は大雨で今日はカラッと晴れたんですから、本当に良かったと思ったことでしょう。


 

 青ピーマンが赤ピーマンになっています。緑の中に赤は目立ちますね。今年もよく生ってくれました。ピーマンとナスが同じ並びで、あの暑さと日照りの中でも、何事もなかったように競うように沢山生ってくれてきました。ウルトラピーマンとでも言いたいくらいです。


 


   廃 句

      タケノコが 食えなくなれば 寂しもの
      温暖化 どんどん広がる 竹根っこ
      大丈夫? 南の島の 異常波
      グラグラと したと思えば そりゃ地震               
      グラグラは 病気のほかにも あったんだ
      久しぶり 晴天の下 汗をかき
      今となりゃ あの炎天が なつかしや      落ち着きすぎ





大雨

2010年09月28日 | Weblog


 まるで6月です。梅雨です。部屋がカビくさいような感じになってきました。多すぎる雨水はどこかに運ぶこともできないし。自然に流れ去り沈んで行くのを待たねばならないです。それには時間がかかるし、かかるどころかまだ降っているんです。

  空が暗く気持ちもパッとしない。お昼はとてもおいしくて、昼寝がたのしかったですが、家に閉じ込められていますから、つまらない。


 

 ミーちゃんは、激しい雨に石灯篭のなかに閉じ込められてしまいました。昼間とは言え、暗い天気の中で、距離も遠かったのでデジタルズーム望遠にしたところ、画像がかなり荒れてしまいました。しっぱい。


 

 ブログの更新をしている間に、雑用を思いたって席をはずしたり、電話の応対をしていたり、いろいろなことをして時間がかかってしまったのですが、そうこうしているうちに西の空が晴れてきたのでしょうか。斜めに日が差し込んできたようです。青空も見えて来ました。

 せっかくぼやいていたのに、その間にどうやら秋雨前線がどこかに行ったようです。明日はきっと晴れるでしょう。そしたら解放されて家の外に出られます。ぼやきが天に届いたみたいです。

 
 

 枝豆は莢ができてきました。やや膨らんでいるようにも見えます。莢だけ出来たってインゲン豆じゃないんだからしかたがないです。中身ができなくては。

 今年は暑さのせいで、蛾の幼虫が多数発生して、葉が食い荒らされ栄養がとれず、枝豆は不作だとか。私のところも葉っぱが網目のようになっていますから、出来が悪いかも知れません。日照りだと、一つやふたつばかりでなく、いろいろな作物に影響が及びますね。


 
 

   廃 句

      灯篭も 緊急事態の 避難場所
      部屋あるし 大きな笠も ついてるし
      滝の雨 これだけ砂漠に 贈れたら
      有るところ ありすぎてまた 困りもの
      外国に 下水の水を 贈るとか
      よたよたが 外交筋でも 表れて
      市民たち  友好交流 吹き飛びぬ



   補) 処理をした下水の水を帰りの船にバラスト代わりとして
       乗せてオーストラリアに運び飲用水以外に利用するとか。



刺激されてしまったんです

2010年09月27日 | Weblog

 NHKの朝のドラマ 「 ゲゲゲの女房 」 が終わってしまいました。主演の女優はおっとりしていて、役にとてもよく合っていたと思います。一番おもしろかったのは、貧乏と戦っていたころのシーンでした。

 代わって、今日からは 「 てっぱん 」 と言う、やたらうるさそうなドラマが始まりました。惰性で見始めてしまいました。それに刺激されて、さっそく今日は お好み焼き を食べに。旨かった。単純なわたし。


 

                   降る雨に 何を思うや 日暮れどき


 

 里芋の葉っぱはこんな具合のものが多いです。変に巻いていたり、皺があったりです。これじゃ、地下の部分はただ事ではないはず。

 一番困るのはガリガリ芋です。なんか、そうなっていそうな気がしてなりません。いやだなあ。ガリガリなのはアイスキャンデーだけで良いんですけど。 
                                  


 

 つれづれなるままに、このような本を読みました。古典の専門家ではないので、駆け足で読みました。つまり、子分じゃなくって親分。いやいや、そうではなくて、古文の部分を下についている注釈を見ながら読んで、それから現代語訳を読みます。

 1,000年も前の女性がどういうことを考えて生活していたのか興味がありました。高校の時に、一部を習ったことがあったせいもあります。

 父が上総の国は今の千葉県市原市あたりにある国府に任官していたのですが、任期があけて京の自宅に一家して戻る旅から書き始めています。作者が13歳のときです。

 ささいなことですが、中に茨城県のあるところの地名がでてきます。父親が一時常陸の国 (茨城県の一部 ) に任官していたことがあるからですが、そこに 「 子しのびの森 」 というところがあると書いてあります。そこは、今のどこか分かっているようです。わが家からは、遠くないところなので、あとでそこに行ってみようと思っています。楽しみにしているんです。


 




   廃 句

      「てっぱん」に 刺激をされて 食べに行き      
      「更級」の 子しのびの森 たずねたし
      更級と 聞けば食指が 動き出し
      降る雨に MJQに 酔いしれて   
      東かぜ 吹けばひしゃくは 西に向き
      夏去りて 秋刀魚の煙  なつかしや
      台風の 後に続くや 秋の雨           秋雨前線


    補)   更級そば
               MJQ = モダン・ジャズ・カルテット
       
      








葉っぱを食われた~~~っ

2010年09月26日 | Weblog

 毎日家にいて、毎日更新となると世界が小さいものですから、自然とマンネリ化してきてしまいます。読んでくださる方には、つまらない思いをさせてしまうことになります。

 このマンネリという言葉ですが、英語のマナリズムと言う語なのですが、あの礼儀作法のマナーにイズムがついたものです。マナーは礼儀という意味がありますが、やり方とか、慣習的な仕方という意味があります。マンネリ、つまり方法が型にはまってしまい新鮮味がないという意味はそこから来たのだと思います。

 

 セロリは炎天下に何とか耐えていたのですが、気の毒に思って、体も動かせるようになったので、寒冷紗をかけてやりました。

 そして、日照りでかなり乾燥してしまっていたので、ほとんど毎日水かけをやっていたのですが、


 
 
 寒冷紗を取り払ってみたところ、人参虫に葉っぱをほとんど食べられていました。トホホホホ。  おのれーーーっ。          

 さてさて、茎は緑色をしているのですが、葉っぱはこれから出るでしょうか。でなかったらもうだめですね。うかつでした。いろいろとやることがあったし、そういうことになっているとはつゆ知らず。なんとまあ、こういうようなこと何と表現したら良いのでしょうか。


 

 そんなことはお構いなく、庭でゆっくりくつろいでいるのが一匹います。「おれ、セロリ食わないからね。」 なんてね。セロリとしたものです。

 ミーちゃんが一番庭を楽しんでいますね。「 良い庭を作ってくれてありがとね。」 「 いやあ、安くやってもらったからね。大したものではなくてね。」 なんて無言の会話でした。そう言えば猫に小判なんて言葉がありますが、小判じゃどうしようもないですが、猫にも庭なら利用するんですね。一つ分かりました。

 
 
                          

   廃 句

      今度こそ 本当の秋で いいんだね
      デジカメも 慣れぬと写真 取りにくし
      コオロギを 夢中でさがす 白い鶏     
      あぜ道に イナゴ一匹 白い雲
      日照り夏 蛾の幼虫に 要注意       被害が大きいとか
      あっさりと 虫に食われし わがセロリ
      天高く 旅客機飛ぶや 赤とんぼ


     
 

台風のち晴れ

2010年09月25日 | Weblog


 台風らしい台風ではなく、やや風のある雨の日と言った方が良いくらいの程度でした。運がよかったです。

 午前中は寒くて足元あたりがスースーして落ち着きませんでした。猫も落ち着かない様子。しかし、午後は晴れてしまいました。そしてさわやかな日になりました。

 

 明日の日曜日は、高速道路は混むでしょうね。一週間働いたんですから、休日くらいはパッと気晴らしをしないと。

 もやもやした感じで次の週に入るなんて、さあ働くぞなんていうような気持ちにスッキリとなれませんからね。ため息をつきながら職場にむかうなんて。


 
 
 キャベツはこんな具合ですが、穴だらけです。モンシロチョウがどこからかヒラヒラと飛んできて卵を産むんですよね。虫取り網で取ることもあるのですが、いくらでも飛んできますから駆除はできません。きれいなので駆除したくはないですが。

 
 

 裏の草地から竹藪にかけて整地しています。保育園ができることになりました。草地は4分の3近くが予定地になるので、草刈りはかなり楽になります。

 ここの草刈りはとても大変です。3時間くらいかかります。燃料も一度は補給しないと刈りきれません。暑い時期に刈るので、たいていは2日くらいかけて刈っていました。


 

 4輪の草刈り機を使う前は、刈り払い機ではとても処理しきれないので、草ぼうぼうにしていました。

 草の中には藤とか葛のようにツタのあるものがあるので、それが刈り払い機の回転軸に絡まると、1~2分ごとに機械を止めてツタを取り外さないと止まってしまいます。たいへんでした。4輪草刈り機の場合はそれはありませんから、楽です。その代わり、刈り払い機が20台くらい買えます。

                         


    廃 句

       台風も これくらいなら まあいいか
       勝つだけが 楽しみだけの 大相撲
       野球など いろいろ記録を 楽しめて      
       ひき逃げの 誠に多い ご時世で
       なかなかに 文明の世は 遠ござる
       世の中に 振り回されぬ コツが要り
       ちかごろは 南の海の 波高し




今ごろ降ったって

2010年09月24日 | Weblog


 私の家のわきを通る道は車が一台しか通れません。その道が1km以上長く続きます。互いに向き合ってしまった車は、何処かの家の門口のふくらんだ所とか、交差点などで譲り合いすれ違うことになります。

 そのおかげで、車があまり通らず静かです。かと言って、全然通らないわけではないので、あまり寂しいというわけでもありません。静かさが保たれ、寂しさが回避されるという、今のところはうまいぐあいに行っている道路です。


 

 犬を連れて鎮守様におまいりに行ってきました。往復あるくのにはもの足りない距離ですが、歩かないよりはずっと運動になります。途中、綱がはずれてしまって、犬が行ってしまいました。犬は往ぬ。

 風がやや強くてたいへん涼しかったです。今日はじっとしていると寒いくらいです。半そでシャツなんてとんでもない。長袖シャツにジャージを重ねて着ていました。


 
 
 ネギは、植え替えをしようとして長い溝を掘ったのですが、雨不足と暑さのせいで枯れたという話をきいたので、とうとう植え替えをしないでしまいました。溝は天地返しの意味で無駄にはならなかったかなと、理由をくっつけて残念な気持ちを反らしています。
 
 今年は、白い部分が短いネギしかないことになります。鍋物がちょっと違うことになります。白い部分は短いですが、全く枯れませんでした。いろいろな年があるのですから、しかたがありません。いつもうまくは行くはずはないですから。と、まるで悟った人のようなことを言っています。


 

 今頃、雨水がたまって風呂桶がいっぱいになったってしかたがない。あの夏にこれだけ降ってくれれば良かったものを。でもまあ、これはプランターの花にでもかけることにします。

 もともと、そのつもりで廃棄しないで取っておいたものですから。 雨どいから雨水が風呂に風呂う。手鍋が風呂に風呂ーと。 え??  


 

 

   補 )  風呂う   =  フロウ ( flow ) = 流れ込む
        風呂ーと  =   フロート( float ) = 浮かぶ

 

   廃 句

     暑さから 寒さにうつり 中が無し     中間が無いんですよね
     極端が このごろ世間で 流行ってる 
     極端は 平和を乱す 元となり
     月愛でる 心のゆとり 今はなし
     虫の音を じっくり聞こう この秋は
     すずむしで なくてはならぬ ことはなし
     コロコロと こおろぎの歌 ひとり聞く



雨が降り寒く感じます

2010年09月23日 | Weblog

 台風が来る前にたっぷりと雨が降ると困ります。水害にはならない地域とは言え、畑の土はそんなに早くは水が沈みませんから、一時田んぼのようにトロトロになってしまいます。

 気温が低くなりました。昨日と10℃も違うというのですから、どうしてこう極端なのと文句を言いたくなります。と同時に、ある昔話を思い出しました。


 

 昨夜は月見の晩でした。幸い雲があったのですが、お月さんを拝むことができました。だんだん曇って月がみえなくなってしまいました。「 月に叢雲( くらくも )花に風 」とは良く言ったものです。叢雲がかかってきました。


 

 お月さんが円いので丸いものをお供えするのか、里芋の代わりなので丸いものなのか分かりませんが、とにかく丸いものをお供えしました。

         つくよみの みことをしんみり 拝みけり


 

 雨どいのあちこちが詰まってしまって、途中から馬車馬車じゃなかった、バシャバシャと水が滝のように落ちています。あとで雨どい掃除をしておこうと思うのですが、雨がやむと同時に忘れちゃうほどのおめでたい日々を送っています。

                               

 さてその昔話ですが、昔は急に夜が明けたり、急に夜になったりしたのだそうです。それで人々は困ってしまった。歩いていたら急に真っ暗になっちまって、下水に落っこちる人がいたり、立木にぶつかってしまったりする事故が絶えない。それでみんなで神様にお願いをしました。だんだん夜が明けて、しだいに暗くなるようにしてくらさいと頼みました。それからは、今のように次第に物事が移り変わっていくようになったとか。

 それが、ここにきて極端なことが多くなりました。ですので、またみんなで神様に極端なことはぜひやめにしてくらさいとお願いしなくてはならないと思うのですが、ここはひとつ首相の名前で官房長官にでも代表になってもらってお願いするのはどうでしょうかね。

                              
 

  


    補) つくよみのみこと ( 月読命 )  :   月の神様


    廃 句

       雨の日は 晴れの天気が 欲しくなり
       寒くなりゃ あの暑い日が なつかしく
       彼岸が来 ほんとに寒く  なりだした
       欲しい時 決して降らず もう要らない
       欲しい時 お金なかなか 回って来ず
       お金なら いつもなかなか 来ませんぞ
       お金より まずは健康  そう思い
       




下火になったか

2010年09月22日 | Weblog


 ぜひコメントを下さいと云う意味ではないのですが、このごろコメントが少ないです。それで、私もコメントを書こうと思って、いつもの方々のブログに行ってみると、みなさん忙しいのでしょうか、ほとんどが更新されていませんでした。 ちょいと寂しいです。

 何かの都合でブログの更新がブロックされているんですね。みなさん、はやく戻ってきてください。それとも、もう下火になってしまったのか。


 

 更新を妨げているのは、日照りと豪雨と異常な暑さで、畑の具合があまりよろしくないせいもあるかもしれませんね。

 今日も暑かったです。ところが、3時過ぎ頃からにわかに風がつよくなってきました。風は見えないので、草や木がなびいている様子を撮って表すほかありませんが、風には息がありシャッターを切ったときが、あいにくなびいていない時なんてことがよくあります。いや、その方が多いくらいでっす。


 

 暑さのためなのか、トマトがピタッと出来なくなってしまいました。先日、トマトを作っている会社に行ってみたのですが、やはりかなり困っているようです。

 ところが、そう言う時にこのミニトマトがあるので助かります。出来すぎて割れてしまっているものもありますが、食べるのには一向にさしつかえがありません。

 おそらくハクビシンの被害だろうと思っているのですが、かなり食べられていたらしいのですが、犬の糞を遠巻きに振りまいておいたら、この頃は被害がありません。糞でも役に立つなんて、犬の大活躍です。


 

 映画で使われたクラシック音楽のCDですが、この手のCDはどれくらい数多くでているか分からないくらいあります。

 あまり長い曲は途中でフェイド・アウトしてしまいますが、いろいろなクラシック音楽が聞けてたのしいものです。ブログの更新の時などはこういうのを聞きながら作業をしていると楽しいです。心が洗われるように感じたり、勇気が湧いてきたり、しんみりしたり ・ ・ ・ ・ ・

 
 


     廃 句

        明日からは ぐっと涼しく なるとかや
        風吹けば  一気に熱気 吹き飛ばし
        お彼岸だ お月見さんだ いそがしい
        あたらしい カメラ勝手が 分からない
        良いシーン 撮り逃したなぁ あゝ惜しい
        何もかも  信用できぬ 気がしたゼぃ            検事さん
        東風   吹けば木の葉は 西に飛び  
        大相撲 一人勝ちなの つまらない              勝手なもの
        野球など いろいろ記録 あるのにね        いろいろあって面白い
        夕されば 虫も元気に 音をかなで




とんぼ

2010年09月21日 | Weblog

 困ったことは数えればいくらでもあるのですが、私が今いちばん困っていることの上位の方に位置していることは、忘れるということです。むかし見た映画を、見たことは記憶しているのですが中身をすっかり忘れている。読んだはずの本なのですが、内容がさっぱり思い出せない。そういうことが頻繁になってきました。

 子供の頃は、はっきりと物事を覚えていたはずなんですが。大人になると記憶が薄らいでなかなか思い出せない、覚えていないということが多くなってしまっています。どうしてなんだろうと考えてしまいます。脳細胞がどんどん死滅しているせいらしいかも知れませんが、それでもなんとかして復帰させる方法がないだろうかと思います。


 

 ある時、なにかで読んだか聞いたか ( どっちだったか思い出せないのですが ) したことなのですが、それは一つには、大人になるといろいろなことをしなければならない、いろいろなことを覚えなければならない、ということも原因の一つなのだそうです。

 大人に対して、子どもは一途です。それだけ考える。それだけ追求できる。他人がどう思うかということは考えられない。というようなことがあるので、その時のことがくっきりと脳に焼きつくのだそうです。

 そうかも知れません。昔風に言うと、さもありなむ です。この頃は、その話を思い出して、そのことを慰めにしています。


 

 イチゴは、今年の熱波と乾燥のためと、水かけができなかったこともあって、ランナーがせっかく伸びて、そこから新しく苗がてきたはずだったものが、それがぜんぶ枯れてしまいました。夏の仕事はほとんどが雑草との戦いです。水かけどころではありませんでした。入院のせいもあります。

 しかし、親株は残ったので、来年のイチゴはあまり期待できませんが、時間はかかっても子孫は作ることができます。苗を買ってきても今あるほどの数は買えませんから、これを元にして新株を作ることにします。そういう年があってもしかたありません。


 

 まだ数は少ないですが、秋のトンボが飛んでいます。この頃は平地でも山地でもトンボが育ちにくくなってきたのか、私が子供の頃から比べるとはるかに数が少ないですね。

 麦わらトンボも、シオカラトンボも、オニヤンマも、ギンヤンマもあまり見かけなくなりました。自然が少しずつ人間のせいで変えられていく。寂しいと同時にちょっと恐ろしくも感じます。


 



      廃 句

         とんぼとり 今日も子供は 見かけない
         赤とんぼ  星の数ほど 飛んでたに
         ギンヤンマ トンボも名前も 忘れそう
         魚とり  小川で飛んでた 糸とんぼ
         魚とり  蛙を飲み込む 蛇もいた
         子のように ひたすら求む 「 気 」 が欲しい
         何事も 複雑怪奇に なって行く 


 

霞ヶ浦

2010年09月20日 | Weblog

 少し動くと、汗をびっしょりかきます。涼しそうですが、暑いようでもあります。気温は28℃ありました。湿度は高くて85%ありました。汗もかくわけですよ。

 三連休のおしまいで、今日の午後は東京方面に帰る車で、また高速道路はかなり混雑しているのではないかと思います。ごくろうさまです。


 

 敬老の日なので、奥さんの実家に行ってきました。帰り道、行方市(なめがたし)旧玉造町の霞ヶ浦にかかる橋を 「 虹の塔 」 というタワーから撮ってみました。

 湖の名前の通り、今日は遠くが霞んで見えました。向こうの方は南、つまり東京方面です。対岸はかすみがうら市。

 

 

 いつも、これくらいの時に取れればいいんですけど、なかなか難しいです。大きくなっても硬くならなければ気楽に収穫できるんですが、プランターにでも植えて庭先で育てないとそれは無理です。


 

 古い株なんですが、生り続けています。日照りのあいだも枯れずに持ちこたえました。実にはずいぶん水分が含まれていて、日照りの時には辛かったと思うのですが、案外強いものですね。


 
                                              紫 蘇


    廃 句
      
      シソの花 アップで撮れば それなりに
      休みの日 じっと家には いられない
      連れてって ハイハイ父さん 大変ね
      畑仕事 汗をかかなく なってから
      窓開けりゃ 背中腕足 かゆくなり
      この季節  薮蚊の来襲 盛んなり
      どこやった 蚊取り線香 どこ行った?
      窓の下   じっと動かぬ ものが居る   
                                











思い直して

2010年09月19日 | Weblog

 やっぱりまだ暑い。特に午後は。風があればいいのですが、方向によっては部屋に全然入らない時は暑さを感じます。暑さは、そうは簡単には身を引かないようです。

 白河法皇 ではありませんが、そうは何事もうまくいかないのが世の常であります。それを、自分の都合のよいように曲げてしまおうという魂胆が、そもそも危険なことの始まりなのかもしれません。


 
                                            涼しそう

 それで、思い出したのですが、私たちはちょっとでも不都合があると、仕返しをなんとなくツンツンとしたくなります。しかし、そんなことをするのは大人の為せる業ではありません。よく陥りやすい失態です。

               気をつけよう そっと自分に 言い聞かせ

 決して良かろう様でいるつもりはないのですが、やっぱり物事は円く丸く収まるのが一番のようです。


 

 今日は、となりのおばちゃんが回覧を持ってきて、世間話をしていたのですが、カボチャは良く暴れるねということで意見が合いました。ほんとにどこまでも伸びて行って、野を越え谷をまたぎ、林をくぐりながらどんどん伸びて行きます。

 そしてまた実のなること生ること。そんなにカボチャは食べられないのに。食べられたら、ずいぶん食費が助かりそうです。毎日まいにちカボチャとトウガンばっかりじゃネ。

 
 
 
 キタキツネのようでそうでなし。わが家の犬コロです。ウォーキングの時に放してやると、コロコロと狂ったように駆け回ります。うれしいんですね。ずいぶん遠くに行ってしまうんですよ。望遠で撮りました。

 しかし、いざ帰ろうとなるとなかなかつかまらない。もっと駆けまわって居たいんですね。そのたびに放してやったことに後悔するわたし。

               後悔は 明日もきっと するだろう


 


    補) 白河法皇 
          天下三不如意
            「 賀茂河の水、双六の賽、山法師、是ぞわが心にかなわぬもの 」

    廃 句

       尖閣の  諸島のことは  穏便に
       お隣さん 互いに仲良く  生きてこう
       秋風と  残りの暑さの  せめぎあい
       飛行機に 乗って行きたい 地中海
       むくどりの 来襲めだつ  ころとなり
       あぜ道に イナゴ飛び交い いわし雲
       秋の田を 狂ったように  駆ける犬


       

そぞろ神に誘われて

2010年09月18日 | Weblog

 党首選が終わって、静かになりました。いろいろな人がいろいろなことを言っています。週刊誌の広告を見ると、まったく読者の関心を引くためのタイトルの多いこと。あることないこと、ずいぶん書きまくっているなあという感じがします。まあ、それだけ国民の期待が大きいとも言えます。


 
 
 カメラは、とうとうゴミがひどく写るようになってしまって、おしまいにしました。修理代プラスアルファで新品が蛙じゃなくって、買える時代ですから。

 ポケットのゴミが、カメラの電源をオン・オフするたびに飛び出したり引っ込んだりするレンズの筒の隙間に入ってしまうんですね。それで、今度はレンズが飛び出ないものにしました。そして、おまけに防水なのだそうで、水中でも撮れるんだそうです。

 水中はともかく、湿気が入りにくいという点でメリットが大いにあると思います。今度はソニーはやめました。理由は簡単です。社長が報酬を取り過ぎるからです。いくらなんでも8億円も取ってしまったのでは、社員はやりきれないでしょう。社長が変わったら買います。日産も買いません。ゴーン・ウィズ・ゴーン。稼いだ金はゴーン社長とともに行っちまったよ。


 

 昨日の月です。


 

 茨城県立の美術館は水戸とつくば市と茨城県の最北端の町・北茨城市にあります。今日は北茨城市にある美術館に行ってきました。

 海の見えるところにポストがありました。赤と青がきれいだったので撮ってきました。


 

 やっと何とか運転ができるようになりました。一昨日から少しずつ運転を練習してきました。それで、今日は天気は良いし、思い切って高速道路で行ってみました。大丈夫でした。一般道路を通るより楽です。ごちゃごちゃした街並みや、交差点がないからでしょうね。

 展示の作品が撮れないのが残念です。横山大観などの日本画や、明治から昭和にかけての画家たちの油絵などが展示されてありました。すばらしかったです。


 

 美術館からの眺めです。向こうの景色は福島県いわき市です。漁船は、アンコウ鍋のメッカである平潟港に向かっています。

 常磐道も北関東自動車道も、土曜日のせいか車やオートバイがたいへん多かったです。


 

 帰り道、6号国道から撮った「 二つ島 」。ひとつ崩れてしまったのか、一つしかありません。水平線の向こうはアメリカです。

 海の色は、南を向いて撮ったものと、北を向いて撮ったものとで違います。


     廃 句

        出て見たら 案外楽に 走れたね
        目まいせず 遠近感も 戻りつつ
        遠近感  知らず助手席で 鍛えてた
        二つ島  ひとつ壊れて ひとつ島
        常磐道 こんなに混むとは 知らなんだ
        秋風に 思わず家を 飛び出した
        そぞろ神に そろそろどうだと 誘われて
        久しぶり 愛車は元気に 走ったね




弱きもの

2010年09月17日 | Weblog


 かなり涼しくなったとは言え、動けばあつくなります。それから午後になると気温が上がって、けっこう暑さを感じます。が、あの暑さとは違うので助かります。それに朝晩の涼しさ。下手すると寝冷えをして風邪をひいてしまうかも知れませんね。

 さっき、気持ち良く窓をあけて、「 さー、ブログのこーしんだ。」 とパソコンが立ち上がるのを待っていたら、足首がかゆいかゆい。さっそく蚊にやられました。蚊取り線香を探してつけたんですが、次々に蚊がはいってきて、とうとう窓をしめてエアコンにしましたよ。

 新聞に、夏に蚊が少なかった分、秋には増えるぞと書いてありましたが、ほんとでした。あとで考えたら、網戸というものがあるということを忘れていました。
 

 

 今年はオンブバッタが多いです。葉という葉がかじられている感じがします。これもオスが見えにくいですが、私の気配を感じて雌の陰に半分くらいかくれています。

 一人だけ先に逃げようとしていオスのずるさ。「 君といつまでも  」 と誓ったはずなのに。愛なんてもろいものですね。シェイクスビアは、女性の愛がもろくもくずれてしまう様を 「 弱きもの、汝の名は女なり 」 と言いましたが、この場合は逆でした。


 

 落花生の葉っぱもガジガジにかじられていま。バッタはいたる所にいます。見つけ次第バッタバッタとつかまえて、鶏小屋に持って行きます。鶏は大喜びしてくれます。あしたは卵が増えるかな? なんて単純なわたし。

 オンブバッタなんて、子どもの世界を連想させていいなあと思ってしまう名前ですが、とんでもないこってす。でも、おんぶしている姿は憎めないから困る。


 

 音もなく入ってきて、いつもの所でなにを考えているのか黙想をしています。男女の愛のことでも考えているんでしょうか。私がブログの更新を終わるといっしょに立ち上がり、ごはんのところまでついてきます。


 


  補) 弱きもの、汝の名は女なり  ( 「ハムレット」より )
         Frailty, thy name is woman! 弱き者よ,なんじの名は女なり
                                                 ( ネットの辞書より )
               


    廃 句

       秋来ぬと 眼にもさやかに 見えてきた
       女の愛  バッタの愛を  考える
       近ごろは ブログも下火に なりぬるか
       ハムレット ずいぶん昔に 読んだけど
       ハムレット いま欲しいのは オムレット
       夕がたに   蚊ほどうるさき ものは無し    
       開店の  旗が気になる カレー屋さん           本日新装開店


       


ナスとは

2010年09月16日 | Weblog

 今度は、たっぷりと雨が降ってくれました。時に激しく時にパラパラ、そして時に一休み。そのひと休みの時に野良仕事を少しばかりやりました。

 とても涼しいので、湿っぽいのですが疲れ方が全然違います。まさに秋になりました。でもまだ、少しは暑い日があるんでしょうね。このまま進んで行ったら深い秋になってしまいます。それはちょっと。


 

 騒がしかった夏が駆け足で去って行き、静かな秋が一気に来てしまいました。そしてしとしとと秋雨が景色を寂しくしています。世界の片隅で侘び住まいをしておるのじゃ、という感じがしてきました。


 

 ナスはまだまだ元気です。秋ナスを楽しんでいます。うまいねえ。ナスは夏のものも秋のものも大好きです。

 ときどき思うのですが、ナスというのはどういう意味なんでしょうかね。野菜の名前など、その由来は何からきているのか、不思議に思うことがあります。



 

 昨日は庭師さんに来てもらいました。柘植の木がきれいになりました。昨年までは、見よう見まねでチョキチョキとやっていたのですが、今年は眼のまわる夏でしたので、高いところは危ないですから頼みました。

 お茶の時に、いろいろと話をしていたら笑われてしまいました。素人の仕事はやっぱりそれだけのことで、下手に長くやっているとおかしなことになってしまうとか。修正が利かなくなってしまうのかなと思いました。やっぱり、これからは頼もう。


 

 ウォーキングで見つけた山栗。小川の向こうにあるので、ちょっと取りに行きにくいですよ。


    廃 句

       夏が去り どこからどこまで 秋になり
       さびしさが 秋雨とともに やってきた
       なんとなく カラスの声も ちからなく
       出たい時 でかけられない もどかしさ
       こおろぎの 声聞き思う 幼い日
       雨の日は 元気にかつ丼 食べたいね          雨に勝つ
       デジカメの レンズに文句を 云いたい日         ゴミが・・・・・