久しぶりの演奏会と、たけのこご飯

2006年04月30日 | Weblog


久しぶりに演奏会に行って来ました。クラリネットの第一人者であるカール・ライスターが来たので、聞きに行ってきました。

演奏は、編成が四重奏と五重奏の二つで、全部モーツアルトで4曲。カール・ライスターは最初と最後に参加しました。

           

圧巻は最後のクラリネット五重奏曲です。あの難しそうな早い演奏を、まるでおもちゃでもいじくるような感じで、難なく楽しそうな表情でやってのける才能には、いくらプロとは言えどもさすがすごいと思いました。弦楽は水戸室内に籍がある人たちのようで、息がぴったりあって実に気持ちの良い演奏でした。

カール・ライスターは開演の前にホールに出てきて、今回の演奏会の自分のちらしを見たりしてチラチラと姿を見せたり、演奏が終わって挨拶をするにも、背後の席で聞いている人たちへのお辞儀も率先して忘れず、最後までゆとりのある笑顔を見せたりして、聞きに来ていた人たちへ近づきたいという様子が強く見えました。

          

それで、帰りにパンフレットなどを渡されてしまいましたので、また聞きに行きたくなってしまいそうです。


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たけのこご飯を炊いてもらいました。ちょっと卵が多くてご飯の様子が分かりません。混ぜご飯の味の中に、たけのこの少しコリコリした感じが加わりおいしかったです。

          

          こういうご飯はつい食べ過ぎてしまうので、注意が必要。

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ホワイト・アスパラが頭を出してきているところの様子です。もちろん、頭の部分はそのままにしておけばグリーンになるはず。この写真を撮ったときには、すこし紫がかったように変色しかかっていました。

          

土を盛ったものですと、シャベルで検討をつけて掘らなくてはなりませんが、もみ殻ですと手でかき分ければ根本まで手が届きますから、比較的取りやすいです。上に乗っているのは、もみ殻が飛ばされるのを防ぐ藁と、その藁をおさえるための、ジグザグに張った紐です。強風は吹きませんでしたので、今回は不要でした。


春ですね

2006年04月29日 | Weblog


竹やぶの中では、竹の子がどんどん頭を出しています。これが全部育ってしまったら、あとのことを考えると恐ろしい。 伐採に相当なエネルギーが必要になりますから。
                                                
それで、どんどん取ってきます。取ってきても何の役にもたちませんから、できることはただひたすら食べることです。

           

こんな感じです。これを全部料理してもらうわけですから、うちの奥さんは大変です。大鍋でグツグツと朝の出勤前から煮込んでいます。

これからは食べきれない分は、全部折ることにします。一本も新しい竹は生やさずに2~3年は伐採だけにすれば竹林も整備されると思います。試しに、細かく刻んで鶏にやってみました。すると、最初は「何だ?これ。」というような表情で、ついばんでは落とししていましたが、結局ぜんぶ食べてしまいました。何せ彼らにとっては竹の子を食べるのは初めてですから、ちょっとばかり躊躇するのはあたりまえです。

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さて、畑はどうかとみてみると、出ました。白いアスパラ 今度は、ホワイト・アスパラのロング・バージョンです。枠を高くした分だけ長くなりました。ただし、緑のアスパラほどは生育はよくないのが一つの特徴です。味はどうかと言いますと、おおかたは似ていますが、ホワイトの方がミルキーで、とろっとした感じです。ただ、ゆで方あるいはゆでる時間の長さにもよるでしょうが、筋がより残ります。

          


グリーンのと比べると、かなり長さがあるでしょう。とにかく、ホワイト・アスパラを作ることには成功。目的は達成されたことになります。万歳。

 
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ハウスの野菜

2006年04月28日 | Weblog

ビニールハウスを一棟作ってあります。ビニールを張ったばかりのその夏にヒョウにやられてしまい、新しいとは言え所々に穴があいてしまいました。そこは補修したのでたいしたことがないのですが、今は少し古くなったので、いわゆる腰巻きと言われている脇の部分が破れてきました。

夏は上をたくし上げ、下の部分は地面まで垂らしたままなので、特に下の部分は泥まみれになったりして、硬くなってきて破れ易くなるようです。まだ全部交換というほどではないので、部分的にビニールを張り足しで間に合うと思います。

しかし、冬にストーブをたいて暖房するような作物は作らないので、繕う必要もまだありません。このハウスはトマトをたくさん作りたいtという思いで作った物ですので、その時期以外はあまり気にしない存在です。しかし、そのトマトも一通り場所を変えつつ作ってしまうと、あとは連作障害を受けますので、どうしたものか考えなければなりません。あるいはハウス全体を移動ということもあり得ますが、これは面倒だし場所も考えなければならないので、やりたくありません。

         

それでも一応は中に作物を作っています。先月でしたか、紹介したタラの挿し木ですが、芽は出ましたが温度の関係からか食べるというような具合ではなく、むしろ若葉が出たという感じになってきています。このままですと、本当に挿し木にして移植させた方が良さそうな感じになってきました。あちこちに自生しているものがあるので、その必要はないのですが。

          

ミズナはかなり大きくなってしまいました。しかし、まだ食べられます。サラダに入れると美味しいです。一株ひとかぶがかなり大きなものになっています。


          

大根とカブを作りましたが、今は大根が残っています。かなり元気で、根の部分は小ぶりながら、取り立ての新鮮な味を楽しめます。

以上これはハウスの南東の部分に作っているもので、この他はきれいに整備しました。さてこれからは夏野菜をこの中に植えようと思っています。キュウリをはじめ、もちろんトマトも植えますが、これは接ぎ木したものがあれば(あるのかどうかはまだ分かりませんが)、連作を避けるためにそれにしようと思っています。その他のものも、家内と相談をして考えようと思っています。

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いかり草

         

                     クンシラン


木材の処理

2006年04月27日 | Weblog

およそ一週間に4日くらいは裏山で仕事をします。伐採した枝や幹を軽トラで、燃やせる処に運びます。ほかの雑用もしながらの仕事ですから、運べるのは一日に多くて2回。たいていは1回です。

積み込むのに時間がかかり、降ろすのにまた時間がかかります。特に軽トラックに積み込むためには、長い幹をチェーンソーでちょん切ったり、藪をかき分けながら運んだり、やたら広くつっぱっている枝をちょん切ったりしなくてはなりませんから、時間がかなりかかってしまいます。

         

                     枝 と 幹

私にとっては、まあ重労働の部類に入ります。まず、物が重い。それから、複雑に絡み合ったものを解体するので、神経を使う。ウィンドブレーカーをまだ着ながらやっています。その理由は、木の皮やら、おがくずやらが付着しても落としやすいし、藪の中で引っかかりにくいからです。そのせいで、しぼるほど汗がでます。

         

枝のなかに太く長い幹が入っています。この山をこれから解体です。私の背丈よりはるかに高いですから、かなり量があります。やりがいがあります。

持ってきたものは燃やします。燃やしきれないものは積み重ねて置きます。強い風の日とか雨が降っている日以外は、ほとんど毎日燃やしています。そのせいで、かなり灰がとれます。灰は堆肥に混ぜたり、混ぜきれない部分は畑に散布します。灰になりきれない部分は炭になっていますが、これも畑に入れてしまいます。理由は分かりませんが、わざわざ炭にしてトラクターで踏んで砕き、畑に入れている人もいるとか。

         

 こんな具合で燃やしています。煙を出し、くすぶりながら一日中燃えています。

ですので、私にとってはこの仕事は肥料はとれるし、ゴミの片づけにもなるし、良い運動になりますから、無駄なものではなく、かえって歓迎すべき仕事であると言えます。そういうことを考えながらやっていると、この仕事は重荷になりません。そういえば、忍耐強くなったような気がします。こういうメリットもあったんです。

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竹の子入り炒り鶏 + 竹のはなし

2006年04月26日 | Weblog


竹の子が続々出てきています。いま出てきているのは孟宗竹です。夏になってから出るのは細い真竹です。どちらも食べられますが、春にさんざん孟宗竹のボリュームのある竹の子を食べた後だし、真竹の竹の子は硬いので、あまり食べません。

「たけのこ」のことを「筍」と書いたり「竹の子」と書いたりします。「たまご」も「卵」だったり「玉子」と書いたりしますが、この玉子の場合は料理に関していう場合だそうです。食べ物ですから、ほとんど「玉子」と表現できそうですが、主に店頭の卵の名札にくらいしか使われていませんね。

竹の子をみそ汁に入れたり、天ぷらにしたり、煮物にしたりしてもらって食べています。まだ出はじめなので、とても柔らかです。その料理のひとつ竹の子入り「炒り鶏」を作ってもらいました。

         

コンニャク、ニンジン、レンコン、油揚げなどが鶏と一緒に入っています。もりろん竹の子も入っています。これがちょっと油が入りおいしいんですよ。もちろん竹の子が入らなくても出来ますが、旬のものを入れていただくのもなかなかよろしいです。(なんか、料理番組の先生のような口調になりそう )

竹は、とても時間がありませんから、竹製品を作るとまでは行けませんが、それなりに利用しています。細い真竹は豆の手、あるいはちょっとした杭の代わりなどに、太い孟宗は利用はほとんどしませんが、細く板状に割ればトンネルの骨の代わりにも使えます。もっと細く割り、串にして目印やネットなどの端を土に固定させるというような道具として使うこともあります。

        

これは太い孟宗(もうそう)竹です。太いものになると直径20cmくらいになり、かなり肉厚になります。高さも20mくらいになりますので、伐採も楽ではありません。チェーンソーは使いません。刃が切れなくなってしまうからです。専用のチェーンは売っていますが、私は持っていません。

竹は放っておいても、どんどん育つし、植林の手間も要らないので、どんどん伐採し利用できますから、パルプの原料に良さそうに思っていますが、使わないところを見ると、何か決定的な不向きなことがあるのかなと思います。もし、これが可能なら木材の伐採がかなり防げるように思うのですが。ある製紙会社にメールを出してみましたが、回答は得られませんでした。

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              ノビルの中の
チューリップ3兄弟

    


スーパーで買いもの

2006年04月25日 | Weblog


近くのスーパーに久しぶりに行って買いものをしました。 

牛乳 = のどが渇いたときに飲む、 水餃子 = これ特に大好き、 インスタントラーメン = おやつがわり、  甘夏 = 買ってきてと頼まれたもの、 コンニャクとかところてん = コレステロールが気になる年頃、 野菜ジュース = のどが渇いたとき、いつも牛乳じゃねー、  ブルーベリージャム = 出来心で買ってしまった、 もやし = なんか栄養がありそう、 ショウガ = 見たら食べたくなった

ずいぶん偏った、いや変わった買い物ですねー、などと言われそうです。そうなんです、肉や魚、それに野菜類など買わなかったですね。理由は、農協から食材が月、水、金と来るからです。それに、野菜はある程度は自宅の畑で取れますから。

          

           涸沼(ひぬま)。茨城県では霞ヶ浦の次に大きな湖です。

この農協の食材を持ってくる人が、そのほかに 「今日はシジミがあるんですが、どうでしょうか。」 なんて言うものだから 「ください。」 とすぐに言ってしまう私。このシジミがまた美味いんですよ。近くに涸沼(ひぬま)という海水が逆流してくる湖、これを汽水湖(きすいこ)というのだそうですが、があって、その塩水の混ざった所に生息しているシジミだから美味いんです。同じ汽水湖の、宍道湖、十三湖のシジミと並んで特に美味しいのだとか。今日はウナギ、いちご、トマトを置いていきました。ときどきニラなどをサービス。

この食材はメリットがあります。それは、自分たちで買い物をすると、どうしても決まったものばかりになってしまう癖があります。ところが持ってきてもらうとなると、材料はあちらまかせになりますから、普段なら買わないな、食べないなというような物も食べるわけです。誰も好き嫌いがないので、さてどんなものが来たのかなーという楽しみがあるわけです。

         

さて、ほぼ30mの長さの畝3本に小麦をまきましたが、これくらい育っています。今年は倒伏が無いように願っています。小麦は倒れても、先端つまり穂の出るあたりは、上を向いてそだちますから大丈夫なのですが、弓なりになった藁がとれてしまうのです。どうせ、スイカとかキュウリの敷きわらにするのですから、それでもかまわないのですが、それじゃぁ何か変です。キュウリも弓なり、敷き藁も弓なり なんちゃって、、、、。できればまっすぐなものをそだてたいです。

        

「どうして小麦?」などと聞かれそうですが、これは土が風で飛ばされるのを防ぐためです。私なりの工夫です。種をとり、あとは敷き藁をとります。種は余れば鶏のえさです。これが喜ぶんですよ。何せ、うどん とか パン の原料ですからね。( ン? 少し理屈に無理があるでしょうか??)

タケノコを取りに行ったら、竹やぶの縁で山ウドが大きくなっていました。これは食べられますが、少々硬いです。ただし、良い香りはします。

        

「ウドの大木」なんて言いますが、大きくなると2mくらいは育ちます。大木とは言っても、木というイメージではないですね。この奥の方で、続々とタケノコが頭を出しているんです。それが食べきれずに育ってしまったらたいへん。密集してしまいますから伐採にまたエネルギーと時間をかけることになってしまいます。しっかり管理しなくっちゃ。竹林の七賢人なんてのが昔あったそうですが、竹林の一賢人になりたいですね。

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     ハルシオン or  ヒメジョン
                                     (どちらかは不明)
         はなもも



トンネル栽培

2006年04月24日 | Weblog


寒さが厳しかったので、今年の春はトンネルを使いました。ひとつは、レタスと白菜です。量は多くはありませんが、一応は成功したようです。苗は順調に育っています。

            

見えるのは白菜です。このトンネルは出来あいのトンネルです。少し幅が狭いのですが、骨の通っている所のビニールが袋状になっていてビニールを完全に止めているので、風が吹いても強くてバタバタしません。めくられる心配がないので、脇の部分に、重しとしての土をかける必要もあまりありません。

            

こちらはほうれん草です。ほうれん草は、実に数十年ぶりです。私のところの土地は酸性なので、ほうれん草は作れないと親の代から思われてきました。私がまだ子供の頃、一度だけチャレンジしたことがありました。出来高は子供だったので、どうだったか分かりません。

だめで元々という気持で、今回は種を蒔いてみました。まず、石灰を十分に降ってから耕し、それから種を蒔きました。石灰はまいてすぐに種を蒔いたのですが、それでも芽がでました。

それからが勝負だと言われましたが、ごらんのように、この分だとそろそろ食べられそうです。こうなると、チャレンジしてよかったなという気持になってきます。今年は自家製のおいしいほうれん草が食べられそうです。

一応成功したので、気をよくして、このあと口の種も用意しています。この頃は、何十年も作らなかったのは、なぜなのだと思っています。石灰を使うという手があったのに。

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たねまき

2006年04月23日 | Weblog


久しぶりによいお天気になりました。家内も今日は仕事休みなので、二人で畑仕事をしました。私は力仕事向き、家内は種まき向きの体質です。ですので、こういう場合は 婦 唱 夫 随  という感じです。

里芋、ショウガ、枝豆、赤丸二十日大根、スティックブロッコリー、それにトウモロコシです。ゴボウ類もやろうと思いましたが、苦土石灰を使うので、少しそれを寝かせた方が良いと思って、今日は耕して苦土石灰や他の肥料を畝にまいただけで、種まきは後日にすることにしました。ゴボウは、たけ47さん に刺激を受けたものですから、チャレンジです。大浦ゴボウサラダゴボウの種が手に入りました。

ついでに一言、こちらには 鹿島牛蒡 という特産があります。ところが、地元ではごく普通にしか消費されず、ほとんどが関西に運ばれるという話です。関東の人より関西の人の方が、はるかにゴボウを食べるという話を聞きました。

           

               里芋です。 その先の方にショウガを少々。

耕すのは、最初は横着して管理機でやっていたのですが、一列が長いのでかなり苦痛になり、とうとうトラクターのお出ましです。管理機は畝をたてるのに活躍です。約30mの長さの畝ですから、何列も畝立てするのは鍬ではちょっとたいへんです。

ついでに、菜の花もそろそろ処分しなければなりませんから、これをトラクターで鋤き込みました。きれいに咲いているので、この美しさを壊してしまうのは、ちょっと残念でした。しかし、遅くなると茎が硬くなり、切れなくなってしまって、トラクタのロータリーにからみついてしまうので、今頃までが限界だと判断しました。

           

これは緑肥として使えますから、無駄にはなりません。もともとは、土が乾燥して春の強風で土を運ばれてしまう、いわゆる風よけのためです。来年用の種は他にもいくらでも咲いていますから、それから取ればそれで足ります。

           
             
     菜種を少し残しました。その並びの右手に伸びている列はニンニクとエシャロットです。

きれいに整地されました。多少は切れっ端が表にでていますが、支障はありません。耕し始めるとすぐにカラスが来ました。土をかき回されて出てきたカエルを食べるためです。追い払ってもすぐに来てしまいます。カエルには災難な日でした。

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           クイズです    それぞれ 何の花でしょうか




林の管理

2006年04月22日 | Weblog

町や田舎を歩いていると、屋敷の中に大きな木があり、庭がりっぱな家があることに気づくことがあります。中には「保存樹」などと市の指定を受けている、立派な大きな木のある屋敷があります。

森を残そうということは大切なことで、決して間違っていることではありません。しかし、それは第三者の言うことだと思ってしまうことがよくあります。大きな木のある家の者にとっては、それは大きな心配の種です。

          

枯れ枝が落ちます。枯れ枝とは言えども、大木の枯れ枝は太股くらいの太さがあり、重さも相当なものです。落ちてきた大枝に直撃されたら、あたりどころによっては命さえ危ない状態にさらされます。それから、台風や大雪のときには、幹そのものが折れたり根こそぎ倒れたりしますから、その破損した木が家を押しつぶしたり、走ってきた車を直撃する可能性が十分にあります。

いよいよ危ないと判断して、そういう木を伐採してもらうとなると、莫大な費用がかかることがあります。私のかつての同僚は、家の裏にあった大木を1本伐採してもらうのに、30数万円もかかったとか。

          

           ケヤキの木はこれよりもっともっと太かったです。

私のところの場合もそうです。家のすぐ後ろにあった、両手を回しても届かないくらいの大木を数本切ってもらったことがありましたが、30万円ほどはかかりませんでしたが、かなりの費用がかかりました。

             

                    幹を自分で処分  

私の家の裏には数百坪ほどの林がありますが、これをこの数年の間に、計画的に伐採しています。半分は、昨年の冬にシイタケ栽培をしている人が伐採しました。しかし、幹は直径が30cm以上もあって太すぎるので、その部分は私が処分しました。残りを今年の冬に私が伐採しています。危ないところは専門の人に伐採してもらいました。今年出来ない部分は来年やろうと思っています。

   

       柳生 博 さんが番組にでていました。(テレビ画面から)

NHKに「特報 首都圏」という番組があり、「屋敷森」というテーマの報道がありました。都内には、屋敷の中にタヌキが住んでいるほどの森を持っている家があるとか。ところが、それがだんだん持ちきれなくなって、減少しているそうです。少しでも自然を保存しようとしたいのですが、時代が変わり、それができなくなってきているとか。

その大きな理由は相続税だそうです。しかし、それだけでは決してありません。持ちこたえられないのは、管理がたいへんなこともあります。やれ枝が落ちて車が傷ついたから弁償せよとか、倒木が交通を妨げたとか、日蔭になるとか、暗くて物騒なので切ってくれとか、木の葉が飛んできて困るとか、さまざまなことで管理が実にたいへんです。

         

私のところは、木を大量に伐採しましたが、ナラやクヌギの部分は株から芽がでて再生しつつあります。杉や檜の茂っていた部分は、株から芽がでない木なのですが、大木の下から樫や榊類が育ってきています。したがって、自然の破壊をせずに木の処分ができました。数年すれば、また小柄ながらも林の状態に戻ります。

         

もし、そういうことがなかったならば、新たに樹木を植林しなければなりません。それをしないと、一面のセイタカアワダチソウの荒れた草の原になってしまいます。

見て楽しい美しい木立も、管理する人がいないと、大木には蔓が巻き付いて押し倒し、たちまち荒れ野原となってしまうのです。番組では、自然を残す試みをいくつか取り上げていました。しかし、試みの対象に上げられた場所は幸運ですが、その他のほとんどの地域は、どうしてよいか分からない状態のままです。




じゃがいもの芽が出た

2006年04月21日 | Weblog


じゃがいもの芽がやっと出ました。3月18日に種芋の植え付けを行ったのですから、芽が出るのにほぼ1ヶ月かかったことになります。出芽は今年は遅かったのか早かったのか分かりません。

          

「きたあかり」と「男爵」の2種類を植えましたが、「男爵」はまだ出ません。種類によって差が出るのは当然でしょうから、これからに期待です。もう、あの熱いのをフーフーやりながら、塩やバターなどを付けて食べることなど想像してしまいます。まだそんなこと思うのは早すぎるのに。

ソラマメは、サヤが上を向いてでるので、その名前が付いたとか。冬の寒さのために、まいた種が全部持ち上げられてしまいました。気づくのが遅かったので、芽吹きがとても悪く数本しか出ませんでした。それで、先日ホームセンターで春まき用の種を買い足して蒔きました。

   

これもなんとか芽が出てきました。まだ出そろわないくらいです。その実の違いがどうなるかを見比べ、食べ比べするのが楽しみです。緑の濃さに違いがあるようですが、片方はまだ出たばかりですから、今後色が変わるかも知れないし、なんとも言えません。あのゆでたての湯気の出ているのを食べるのはおいしいんです。

春はどんどん進んでいます。少しくらい冷たい風が吹いたって、じっとなどしていません。タケノコもでました。まだ若いので、外側は大きく見えますが、これは皮をむくと、中身はまだまだ小さいです。しかし、これから食べきれないほど出ますから、中身が小さくても、やわらか~~なものを味わってみようと、早めに掘ってきました。

   

まだ、ちょこっと頭を土の上にだしただけのものが5~6本ありました。油断すると、とても食べられなくなるくらいに成長してしまいますから、これからは毎日竹やぶを見にいくことになります。そして、今年も1本も新しい竹は生やすことなく、専ら伐採を続け、本数を減らすことにより、多少なりとも竹林の整備をしようと思っています。


はるのうた 今日は2つだー

2006年04月20日 | Weblog


いま、やまざくらが満開です。春らんまん。私の家の桜も美しくしずかに咲いています。春のうたをいくつか集めて見ました。

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この里に旅寝しぬべし桜花散りのまがひに家路忘れて      読人しらず

                散りのまがひ : 入り交じってしきりに散ること(広辞苑)

空蝉の世にも似たるか花桜咲くと見しまにかつ散りにけり   読人しらず


           

                 わが家の山桜 樹齢50年以上?

春の夜の夢の浮き橋途絶えして嶺に別るる横雲の空   藤原定家

   花は散りその色となくながむればむなしき空にはるさめぞ降る  式子内親王

儚くて過ぎにしかたを数ふれば花に物思ふ春ぞ経(へ)にける  式子内親王
                            
   月やあらぬ春や昔の春ならぬわが身ひとつはもとの身にして  在原業平

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春のうたは、花つまり桜の歌が多いです。第一首のように、降りしきる花の光景を惜しんで帰りたくないというものもありますが、さくらは花の時期が短いため、人生のはかなさを重ねて思うせいか、さびしい、世をはかなむ歌が多いようです。


葉ごぼうの油炒め

2006年04月20日 | Weblog


葉ゴボウの油炒めを作ってもらいました。葉ゴボウは、かなり筋張っている感じですが、食べてみると以外に筋は残らず、歯切れはとてもよいです。油炒めは、とても合います。フキのようなデリケートさはありません。味や香りは全く違いますが、一番近い感じはセロリの歯触りかなと思っています。

          

「プディング(プリンのこと)の味は食べてみないと分からない。”The proof of the pudding is in the eating." 」と言いますが、言葉ではなかなかうまく説明できません


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庭には小さな花も咲いています。名前は分かりません。スズラン水仙(スノーフレーク)も今が盛りです。

   

   まさに春ですね~~♪ しかしこの、いかにも春らしい日というのはなかなか
   やってきてくれないものです。そのうちに、春は過ぎてしまうのだ、、、。
      


きのこの菌の打ち込み完了

2006年04月19日 | Weblog


今年は裏山の木をたくさん切ったので、原木がたくさんとれました。それなので、きのこの菌の打ち込みも時間を要しました。

    

菌の打ち込みキットです。左から、電動ドリル、キノコの菌、ラジオ、げんのう、ケーブル・ドラム、ござ。ラジオを聞きながら作業をしました。女性の作家・女優・脚本家と何役もやっている中江有里さんという方がゲストのおしゃべりでした。苦労話などが聞けて、なかなかおもしろかったです。あとで http://www.yuri-nakae.com/ を見て、「あゝ、この女優だったか」と知りました。顔は知っていても、名前までは覚えようとしないからダメですね。この名前も、このブログを書く際に、「あれ? 誰と言う人だったっけ?」と忘れちゃって、NHKのサイトの番組表を見て、思い出した次第です。

原木は何本だったかかぞえませんでした。とにかくたくさんあったということです。

    

これくらいありました。暇な方は数えてください。 右の方は「くりたけ:400駒」、中央よりちょっと右が「なめたけ:800駒」、中央より左が全部「しいたけ:1,600駒」です。境目のところには、枝などを入れて区別してあります。かなり太い原木もあったので、作業はきつかったです。

    

横から見るとこんな風です。木の陰になるところに重ねました。乾燥を少しでも防ぐ為に、如雨露で何度も水をかけました。気休めかも??

    

午前中すこし太陽にあたりますので、乾燥を軽減するために、寒冷紗(かんれいしゃ)という平たい軽い紐のようなものを使った網状のものをかけます。つまり日陰を作るわけです。

 
    

原木は、まだこんなに余っています。左上の方にも10本くらい残っています。もう一度、菌を買ってきて打ち込めるくらいですが、もうやめにします。一度にキノコができても処理できませんから。

そういうことで、打ち込み終わりまして、ばんざいです。よくもまあやったものだ。あとは畑仕事です。木の伐採は気が向いたときにやります。伐採の季節でなくても、材木にすることはないので、いつ切ってもかまいません。

そろそろタケノコ掘りでも始めますか。ウドはまだかなーー。
 


アスパラガスに差し枠

2006年04月18日 | Weblog


アスパラガスを取ってみました。グリーンは、少し細いですが、まあ普通の長さ。ホワイト・アスパラガスも芽がもみ殻の上に頭を出したので、収穫してみました。

        

しかし、青と比べるとかなり短いです。板の幅の分だけしか、ホワイトの部分は得られないということは元々分かっていたのですが、ちょっと短いままで取ってしまうのは、もったいない気がします。少なくとも、この倍くらいは長いホワイトを収穫したいです。

それで、その材料を何にするか考えましたが、特に家にある材料では見つからなかったので、やはり端材を使うことにしました。しかし、この倍の幅を持つ端材はありません。それで、竹の棒を作り、とにかく板を重ねてみました。ところが、板は不揃いだったり、微妙に互いに反ったりしているので、うまく重なるのです。竹の棒を板の両側に挿し、その棒の上の部分を縛ると、板と板はうまく重なるのでした。

   
         こちらが元の状態            こちらは倍の深さに
                             
これで、ほぼもみ殻の深さは倍になりますから、今の倍の長さのアスパラガスが得られるわけです。まだ強い風が吹くかも知れませんから、上に藁をまばらに敷いて、それを押さえるために、棒から棒へとジグザグ状に紐をはりました。これで押さえは大丈夫でしょう。

ポカポカと春の日を浴びながら、あれやこれや考えながらやったので、作業は少し不格好ですけれど、それなりに出来たので結構楽しかったですよ。

   
         夜のシャクナゲ        春の日を浴びて楽しいチューリップ



早生フキをいただきました

2006年04月17日 | Weblog


早生フキをいただきました。わが家のフキはまだまだです。まだ茎が高くたちあがりません。まだ葉の色も明るい緑というより濃くて暗い色です。

いただいたフキは、まずは家内に普通に煮てもらいました。これは夏にわが家で食べる普通の食べ方です。ほんのりとフキの香りがして、煮くずれせずきちんとした肉厚の管の形をとどめていますが、とても柔らかです。

            

次に、信田巻き(しのだまき)にしてもらいました。油揚げの味が加わり、また格別な食べ物になりました。これは、油揚げのすこし歯の切れが悪い感じと、フキのサクサク感の二通りの歯触りがあって、これまた独特です。

油揚げを使ったもののことを「信田○○」と言うようです。「信田鮨」(油揚げの寿司つまり、おいなりさん)、「信田巻き」(油揚げの中に具の入ったもの、あるいは具を油揚げで巻いたもの)などです。これは阿部晴明の母、葛葉(くずのは)は今の大阪府泉市の信田の森の狐だったとかいう言い伝えが元になり、狐は油揚げが好きということと相俟って「信田○○」という言い方が生まれたという話です。言葉を楽しむ遠回しな表現ですね。

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       NHK教育テレビ N響アワー                    NHK教育テレビ 芸術劇場
        ルドルフ・バルシャイ指揮 N響               サイモン・ラトル指揮 ベルリン・フィル
        モーツアルト 交響曲第35番                         ダフニスとクロエ、その他

                       どちらもよかったね~ ♪