ヒメムカシヨモギ

2005年08月31日 | Weblog

ヒメムカシヨモギというのだそうです(間違っているかも?)。雑草です。私の地域ではビンボウグサなどと呼ばれることもあります。調べてみたところ、ビンボウグサというのは、いろいろあるようで、ヤブカラシとかスズメノカタビラ、ハルジオン、ブタクサなどあるとか。もっとあるかも知れません。いわゆる草の別名です。

この草はけっこう高くなりますので目立ちます。屋根などに生えられると、本当に貧乏な家のように見えてしまうので困る。抜くと、根が生えている部分のものをごっそりとはがしてしまうので屋根を壊すこともあります。

群がって生えることもありますが、あっちこっちにポツリと生えることも多いです。私のところにはあっちこっちに出ています。貧乏ですから。


ウェールズの山

2005年08月31日 | Weblog
百姓の話ではありません。今日は余談を、、、。

日本名「ウェールズの山」という映画があります。英語の題名は The Englishman Who Went Up a Hill But Came Down a Mountain という長い名前です。「丘にのぼって山をおりた男」とでも訳せるでしょうか。映画のあらすじは、イギリスから年取った男と若い男がウェールズのある町にやってきて、パブの2階に逗留します。田舎町のパブに集まる人たちは、二人が何をしに来たか気になるもの。話を聞くと、その町にある山を測量するという。その山が「山」なのか「丘」なのかを決めたいと言う話。さて、この町の人たちは先祖代々その山は「山」としてきたのに「丘」となっては困ります。これは重大なことです。

二人が測量をしてきた結果を彼らが聞くと「丘」だと言います。それでパブの中は騒然。彼らは二人をイングランドに帰してはならない。二人の乗ってきた車を壊したり、鉄道で帰ろうと思うと、あれは貨物列車で人は乗せられないとか、、、。その間に彼らは一策を。まず青年の人に魅力的な女性をくっけ、密かに皆で土を丘の上に運び高くしてしまいます。その上で「さあ、もう一度測量をしてくれ」と迫ります。

結果は「丘」でなく「山」となりました。コメディー風でもあり、ウェールズ人魂が表れているのかなとも思わせる場面もありで、なかなか面白い映画です。この話は地理学上、山はどの高さ以上のものを言うのかという定義を元に作ってあります。イギリスでは「山」つまり mountain は1,000フィート(305m)以上なのだそうで、それ以下は「丘」 hill だそうです。この映画では最大で数メートル土を盛り上げたことになっています。そのくらいなら、人力でなんとかなる高さですね。

私たちのイメージでは、丘はほかの土地より高く、かと言ってそれほどは高くなく、きれいに草が生えていて赤い屋根の家が見えて、ヤギとか羊などが草を、、、、などというメルヘンを思い出すようなものを言いますが、この定義によれば日本なら「mountain:山」と言えるほどの高さまで 「hill:丘」 と言うことになります。

とすると、英語の「hill」は単なる丘ではないということに。「mountain」は高い山ですから 日本語の「山」で良いのでしょうが、もっと低い山は別な語である「hill」になってしまうので、山 = mountain ではないことになります。これらの英語にぴったりあう日本語はおそらく無いと言えるでしょう。いちばん近い語を《あてはめた》と思われます。

この映画、知らない人が多いと思いますが、なかなか面白い映画ですよ。

《補》
ご存じのようにイギリスはイングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの4つの地域に分かれます。ですので、イギリスのことをイングランドと言うと、本当は間違いです。英国のことはブリテンなどと言っています。しかし、外国の人たちは混同してイングランドと言っている人も多いようです。 イギリスは英語で The United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland と言うそうです。 長いです。 略して UK( United Kingdom )とか GB( Great Britain)と表記することがあります。「日本」という国名は比べれば短いです。 (英単語の改行表記は編集ソフトの関係のため正しくはありません)





セスバニアの花

2005年08月30日 | Weblog

セスバニアは高さが2mにもなりました。黄色い花も咲き始めました。種をまいたのだから、花が咲いて種はできるはずです。

さっそく蜂が来て蜜をすっていました。根っこはどのくらい下まで行っているのか。見てみたいですが、止めておきます。私にとって大切なのは、地面の上の部分ではなく下ですから。どれだけ深く根を伸ばし、固くなった層に入り込んでくれるかです。

葉っぱはネムの木と同じで、夜になると同じように葉が閉じます。緑肥にするには、このあたりでうないこんでしまうのかなと思っています。




ウドの花

2005年08月29日 | Weblog

ウドの花が咲きました。林の中の木の葉が何年もつもったところに出たウドなどは2mを越えるくらいに育っています。

来春は、十数本まとめて植え替えて置いたので、収穫が楽しみです。育てるのには自然のものですから手間がかからず、病虫害などの対策もゼロです。




盆踊り

2005年08月28日 | Weblog
すぐ近くの市民運動場で盆踊りが開かれました。町内のお囃子のグループ「石川囃子」の主催です。そのお囃子は我が町内独自の自慢のものです。

櫓の上で太鼓や笛の演奏があり、周りで踊るひとたちが。笛はとびっきり上手でした。歩いて行ったのですが、ずっとその笛のメロディーにうっとりしながら会場に向かいました。

子供が多かったです。しかし、時間が早かったせいかあまり人がそろってはいませんでした。暗いので写真はどうかなと思ったのですが、何とか撮れたようです。

知りあいが何人もいて、なかなか帰れませんでした。たまには盆踊りもいいですね。





栗の枝を折られる

2005年08月27日 | Weblog

台風の影響でモロコシが多少倒されましたが、別な箇所では栗の枝がおられました。枝の中はクワガタやカミキリの幼虫に食べられて、穴だらけでした。その穴だらけになったところに風が吹き付けるわけですから、茂った葉が風をまともに受けて負荷がかかって力つきたのでしょう。

折れたところを見ていたら、中に幼虫が入っていました。このあたりではテッポウ虫と言います。食べられるそうですが食べたことはありません。鶏にやったら取り合いをしながら食べていました。おそらくおいしいのでしょう。

台風が来るたびに、ほとんど必ずと言えるくらい枝が折られます。中には幹も折られてしまうものもあります。虫の駆除を徹底しないからです。栗の栽培の本を読んだことがあるのですが、どうもこの栗というものは、まだよく分からないのだそうです。


モロコシが倒される

2005年08月27日 | Weblog

台風の被害は少しありました。写真にあるとおりにモロコシが多少倒されました。これくらいは被害とは言えないでしょうが。その他には一本いっぽんずつ倒されたものがあります。実がついていますが、まだ色が変わってきていないので中身は出来ていないと思います。

風があまり強く吹かなかったので被害は無かったのでしょう。それにしても、けっこう強い作物だなと思います。これだけ背丈が高く(2mは越えているでしょう)なっても、たいして倒れなかったですから。

一方キビの方は背丈は1.5mくらいにしかならずに、網をかぶせてあって互いにつながっているようになっているせいか、倒れたものはありませんでした。できればスズメの被害がおよばないように、、、。


台風がきた

2005年08月26日 | Weblog

台風がやってきました。茨城県南部を通過。しかし、水戸は数十キロ離れているせいか、風は吹きましたが、さほど強い風とは思えないくらいでした。もっとも、深夜を過ぎる頃など眠っていたのでよくはわかりませんが。

いちおうお勝手の入り口に長靴とカッパを用意しておきましたが、これを使うこともありませんでした。使わずにすめばそれにこしたことはありません。

一昨日、雷が鳴って豪雨があったのですが、その際に少しのあいだ畑が冠水したので、昨日は畑のすみに1.5mくらいの深さの穴を掘って置いてみました。今朝行ってみたら縁から20cmくらいのところまで水が溜まっていました。写真はその後2時間くらい経過してからのものですが、かなり沈んでいました。

今回は冠水した様子はありませんでした。冠水してもすぐに沈みます。やはり深堀をしてもらっただけのことはあります。今年の夏は、カラカラ天気の時もありましたが、後半に入ってからは雨も適当にありますので、おそらく里芋などは出来がよいのではないかと期待しています。


畑のカッパドギア

2005年08月25日 | Weblog

トルコには面白い地形をしたところがあります。カッパドギアと言います。私は行ったことがないのですが、雨による浸食により土地が削られたときに、上に固い石があったのでそこは削られずに、柱のようになってしまったのだそうです。

さて、先日の豪雨で近くの川が氾濫して稲が倒れたりしたのですが、私のところの被害は畑が一時冠水しただけかと思っていたら、もろこしが多少倒されていました。それから、根本がけずられていた大豆がありました。

それで、私の畑には小石が無数にあります。昔、工務店に貸していたときに多少の砂利置き場にしたことがあって、それが取りきれなかった残りです。それを暇があれば取り除いています。「雑草は取ったあとでもまた出るが、石は取った分だけは減る。」と自分に言い聞かせ、ちょっとした時間があればとるようにしています。

一番よくとれるのは、トラクターで耕してから、すぐでもしばらくしてからでもよいのですが、雨が降ったあとです。雨の直後でも時間が経ってからでもよいです。とにかく、小石を覆っている土埃が洗われて小石が現れたときです。

今回は、その小石を取ってしまうのが惜しい現象が起きました。「まるでカッパドギアだ!!!」と感激してしまいました。あちこちにカッパドギアの遺跡が、、、、。ふだんはこのようなことは起きないのですが、強い雨だったので石の下の土が、つまり足下を洗われたためにこのようなことが起こったのでしょう。

洗われた土は、畑の低い部分に流れていったわけなので、土の流出という被害はありませんでした。

カッパドギアの事は http://mytrip.ld.infoseek.co.jp/my_turkey_trip_009.htm をごらんください。


木に登るトウガン

2005年08月24日 | Weblog

数年前に、自然に生えたトウガン。たぶん、もらってきて食べたものについていたものがこぼれて、芽を出したのが初めてだと思っています。最初は何という瓜だかわからないでしました。それで、とりあえず瓜くらいの大きさになったときに食べてみたら、ガリガリでさっぱりおいしくないのです。それで「何だろう?」と家内と二人で不思議に思って、そのまま育てていたところ、その瓜がだんだん大きくなって「トウガンだ!」とやっと分かりました。

これがいくつもなって、毎年堆肥のあたりと、それからあちこち種をばらまきますので、何本か生き残り生えています。トウガンは四方に大きく広がるので、ちょっとまずいというところは這っていった枝を切られたりしますが、運良く何本かは残って子孫を残します。

今年も堆肥のところに芽がでて、大きく広がっています。その枝が栗の木にはい上がり始めました。どこまで登るのか見物です。もし、はい上がった上の方であの大きな実が生ったらどうなるのでしょうか。

これもミニトマトと同じように、毎年場所を変えながら自然にでる生り物です。




ほおずき

2005年08月23日 | Weblog

浅草の「ほおずき市」に出されるほずきは、最初から観賞用として大切に栽培され、目につきやすい所に飾られて、人に「きれいだね」と見つめられます。派手な一生を送るわけです。

昨日の夕方、家の裏の方の草刈りをしていましたら、何か赤いものが見えました。「こんなところに」と、しばらく手をやすめて見入ってしまいました。中を手で軽く押して見ると虫には食べられていないようです。間違って刈ってしまったものは、実をとってきてみました。この種をまいたら芽がでるでしょうか。