一月もおわり

2011年01月31日 | Weblog
 一月が終わろうとしています。明日からは二月そして節分・立春となります。一年十二分の一が過ぎ去ろうとしています。

 

 日が西に傾いて来ると影が長くなります。これくらい足が長かったらおかしいですね。ジャイアント馬場も敵わない。影というものは踏まれても居たくない。影は踏んでいるようでも、決して踏む事ができないのです。踏んでいると思っても踏まれず影は踏む人の足の上に乗ってしまっているからです。当り前のことですけど。砕ける菓子の如しです。つまりあたり前田のクラッカー。http://www.rakuten.co.jp/maedaseika/

 

 裏山にまだ残るはだら雪。寒さを倍にします。一月の雪は気温が低いので消えにくいです。ここが夏にはジャングルのようになるなんて、今は想像もつきません。
 それにしても、夏の気温の5℃~7℃くらいを削って、冬に持って来ることができればと、ついつい思ってしまいます。

 

 路地もののほうれん草です。寒さがいちばん厳しいときですから、味も濃いですよ。うま味があります。こんなに濃い緑色の野菜は今時はほとんどないですから貴重です。

 



    軒も庭も降り埋めける雪の中に
              いや珍ら敷(しき)人の音づれ(訪れ)      良寛


   廃 歌

      霜柱厚い氷をうち溶かしみどりの風の春よ来い来い
      やりとりやかけひきばかりしてるうちにあえぎ暮らすは国の民なり
      こんどこそ良い日が来ると期待して選んだ人の懐寒し
      珍しき人の音づれかと思いきや訪問販売早く帰れよ
      つま先でついついと叩き渡れるか氷を試し日々の懐かし






      

水戸芸術館へ

2011年01月30日 | Weblog


 風が冷たい。天気は良いのに。そんな季節です。

 

 昨日は演奏会に行ってきました。水戸芸術館専属になっている水戸室内管弦楽団の指揮者でもある小澤征爾が来て指揮をするはずだったのですが、病気で来られなくなりました。

 それなので、別な指揮者で曲名も変えてやることにしました。そのおかげで間際になってもチケットを買うことが出来ました。

 演奏中は撮れません。始まるまえに一人ダブルベースの調整をしていました。

           

 客演の演奏家はチャイコフスキー国際コンクールで2007年にバイオリン部門で優勝した神尾真由子という人です。演奏はメンデルスゾーンのバイオリン協奏曲でした。

 すごい演奏で、いままでの印象と違ってたいへんバイタリティに富んだ演奏でした。ロマンチックな曲と長く思っていたのですが、こんなに力強く演奏するのかとびっくりしました。それでも、決してオーバーなものにならず曲を崩してしまったりするような内容ではないので不思議です。

 また、水戸室内管弦楽団はアマチュアではなく、プロの楽団で質はとても高いのだそうです。

  演奏家は違いますが、こんな曲です。
          http://www.youtube.com/watch?v=_0sDAdyMtnk 

 

 芸術館の中の一部です。まだお客さんが出そろわないうちで人もまばらです。繁華街にありますので、交通の便がいいからか、間際にならないと出そろいません。この写真の右手上にパイプオルガンがあります。
  
 
                                                       夕暮れ

   松吹きて横につらゝの山辺哉(かな)    来山


   廃 句

      木枯らしの松葉を鳴らす音高し       コーと言う音がでます
      草はらに凍てつく風の日暮れ時
      日曜日高速道路車の帯
      駆けだして片づけ急ぐ時雨どき
      耳元に木枯らしの音ウォーキング
      たこ焼きや焼きそばうどん暑い犬     サービスエリア
      日が落ちて寂しささそう枯れすすき


     補) 暑い犬  : ホットドッグ
      


 


うす晴

2011年01月29日 | Weblog


 今日は、うっすらと雲がかかってはいるようですが晴です。晴れてはいますが、空気がとても冷たいです。氷はとけているので気温は朝から比べればずっと高くなってはいると思いますが、冷たい空気だなという感じがして、普通は晴の日には要らないのですが、今日は暖房がないと寒いです。うす曇りという言葉はありますが、うす晴とは言わないですね。

 

 建物の間に伸びるクレーン。保育園は、コンクリートは完全に流し終わっているようで、周りに囲いがしてあるので、どの辺まで出来ているのかはよく見えませんが、少しずつサッシが入っているようです。それにより、大体どれくらい進んでいるのか察しがつきます。

 

 物置のひさしの下に保存してある白菜です。このようにしておくと、春まで食べていられます。直接雨がかかったり、霜がかかったりしなければ大丈夫です。
 白菜は大きいので、一個まるまるをすぐには食べきれませんから、ある程度取っておけば大丈夫です。

 

 林の中に捨てられたように建っている小屋。いくつかあるウォーキング・コースの一つの道の傍らにあります。何かに利用されていたんでしょうけど、周りを木立が囲ってしまいました。日本はこのように自然が最後には覆ってしまうようで、だから恵まれているのかなと思います。下界では禿げ山はないですからね。木を生やしておくから はやし なんでしょうかね。林さんが作ったハヤシライスなんちゃって。そういう話もあるとか。

 


   まだ夢を見てゐる牡蠣を食ひにけり    関 悦史


   廃 句

     また夢をみている猫の昼下がり
     ぐつぐつと煮えてる牡蠣が食いてえな
     子が育ち団地ひっそり動きなし
     お日さまの照りが弱いよ寒の午後
     ぐうたらが寝てもいられぬ寒き午後
     歩いてもあるいても寒い田舎道
     『相棒』の中途で客が「こんにちは」          



     


春を待つ芽

2011年01月28日 | Weblog
 よい話がない時は気持ちがすっきりしません。ところがこの頃はニュースと言うニュースはあまり良くない話ばかり。景気がよけりゃ、多少国会でもめたって 「 あははは。やってらぁ 」 くらいで済まることができるのですが、、こう失業者が多くなったり、インフルエンザの話で大騒ぎだったり、凶悪事件ばかりあったりすると、そうはいかなくなります。自然に気持ちが鬱積してしまいます。明るいニュースと言えばスポーツだけなんてのは困ります。

 

 まだ寒のうちですが、木の芽は少しずつ膨らんできています。静かに春を待っているんでしょうね。私たちも、いつ来るかわからない春を待つよりほかありません。
 あの国民全体が酔いしれたバブルの頃と言うのは、きっと季節で言うと燃えるような真夏だったんでしょうね。今は季節も景気も大寒です。

 

 毎日まいにち晴れです。ときどき曇りの日もあるだろうなんて言われそうですが、一時は曇っても一日中曇と言う日は今のところ無いですね。二度ほど雪がありましたが、それも一日中は降っていません。雪国の人たちにこの晴れを分けてあげたいですが、どうしようもありません。

 雪ならずとも、火山灰が降ったりして被害続出とか。口蹄疫のあとが鳥インフルエンザ。そして今度は火山灰と、踏んだり蹴ったり転がしたりと、たいへんお気の毒です。

  

 先月倒した栗の大木の根元付近ですが、腐ったとは言ってもまだまだ燃えにくいです。かなり硬くて太いので、少しばかりの火では本格的に燃えてくれません。少しずつ燃やして行けば、そのうちにだんだん灰になってくれると思います。 

 


     明日よりは春菜摘まむと標めし野に
                   昨日も今日も雪はふりつつ 山部赤人

  
    廃 歌

       明日よりは食べ過ぎないようにと云い聞かせ
                      今日はたっぷり食べておくかな
       明日は明日今日は今日なりと常日ごろ
                      言い聞かせつつ暮らしてあるが  だめだねえ
       居る気なら終日こたつで過ごせども
                      お日さま出てりゃ外が気になり
       日が暮れてあったか部屋で鍋の湯気
                      さあ食べるぞと言う時がいちばん
       廃句より廃歌の方が文字多し
                      言いたいことがなお言えるかな  
                         
         





鶏小屋の改造

2011年01月27日 | Weblog


 物を作る時は楽しいのですが、壊す時には時間もかかるし気が進まないですね。壊すには、材料ごとに選んで片づけなければなりませんし、必要以上に壊れないようにと気づかいも必要です。一気にどさっと捨てられれば楽なんですけどね。

 

 画面がごちゃごちゃして分かりにくいので、不必要な部分はセピア色にしてしまいました。鶏小屋を三分の一以下に縮めてしまいました。烏骨鶏を10年くらい前から飼っているのですが、一番多かった時が30羽くらいいました。

 しかしその後、鳥インフルエンザなどが流行ったりして、なんとなく飼いづらい気持ちになってきたので、子孫を残さないようにして飼っていましたが、自然に減って今は7羽ほどになりました。

 それに、掘立小屋なので柱などは腐ったりしてきたので、思い切って小さくしました。元は土の色が黒くなっているところまでの大きさがありました。地面で飼っているので地鳥です。

 鶏を外に出して遊ばせているうちに、ほぼ一日がかりで壊して、囲いを作り直したりしました。中に入ったら、今までとガラッと様子が違うので「ここどこ?」なんて顔をしていて、一か所に集まってしまいました。

 

 鳥の話題をもう一つ。また雀が群がる時期になりました。ここは自動車修理工場です。屋根に沢山集まって一休みしていました。画面に入りきらない雀がほかに沢山います。比較的近くで撮れました。

 

 夕陽が雲を赤くしています。下の方は夕暮れで暗くなっています。

 
                                            偕楽園の紅梅


    道の辺の草を冬野に踏み枯らし
                  我れ立ち待つと妹に告げこそ     不詳
               あなたを待っていると誰か伝えてください


    廃 歌

      道の辺の草を踏みしめ歩く我
                   今日は何歩かもう腹へりぬ
      鶏小屋を壊す金網ごちゃごちゃに
                   このまま全部燃やしたくなり
      これカラス遊んでばかりいるでない
                   少しはここで手伝いなさい
      鶏小屋の改造まずは鶏糞の
                   始末をしてから取りかかるなり
      年賀状昨日書いたと思いきや
                   もう如月に手が届きそう







    


与作は木を切るヘイヘイほー♪

2011年01月26日 | Weblog
 地デジ地デジとNHKは繰り返していますが、民放はさっぱりです。金にならないことはやらないという方針なんでしょうから仕方がないかも知れません。

 でも、あまりにも知らんぷりなような気がします。自分たちだって、気が進まなかったかどうかは知りませんが、移行して電波を受けてもらうという利益?に預かるのですから、少しは協力しても良さそうに思うのですけど、知識不足の私のひとり相撲のような考えなのでしょうかね。ということにふと今日は気付いてしまいました。

 

 今日も良い天気です。しかし空気は冷たいです。陽だまりは温かいのですが、少しでも風があるとじっとしていと寒く感じます。冬だから仕方ないのだ、と思うのですがやっぱり暖かい方が良い。 のだ。

 

 数年前に、一部小さな木を残して全部伐採してもらった裏山の雑木なのですが、その後小さかかった木が育つのをじっと待っていたのですが、やっと伐採できるくらいに大きくなったので、今日は切り始めました。

 もちろん、椎茸の原木作りのためです。長さは決めていますが、端っこになった部分はやや長かったり、あるいは短かったり、つまりその場その場の都合で不揃いです。それが商品としての製品作りをしない者のやり方です。また、細いものはシイタケ菌の残り具合を見て、菌が余るようなら利用するつもりです。

 

 一本の木を切ると枝が沢山出ますので、その処分がたいへんです。今回はサヤエンドウなどの蔓のあるエンドウ類の手に使うつもりです。
 チェーンソーが切れない。やすり で研げば やすり が摩耗。さっぱり研げず用意不周到。
 久しぶりの与作は疲れたス。

 


      時うつり月日つもれる程なさよ
                花みし庭にふれる白雪        藤原為家


     廃 歌

        時うつりわが手のしわを眺むれば
                    あんなこと~こんなことあったっけ~
        
        時うつす鏡よかがみあればいい
                   タイムマシーンだ犯人分かる    コンビニ強盗検挙率悪し
        
        何をして良いのかさっぱり定まらず
                   わが家の猫は往ったり来たり

        白雪を年がいもなく踏み歩き
                   滑って転んですってんころり

        空を行く飛行機どこだと眺むれば
                   あっちの人も口をあんぐり


病院で過ごした午前中

2011年01月25日 | Weblog
 今日は病院に行ってきました。奥さんが昨晩のうちからきちんと念をおしておいてくれました。私も忘れないようにしていました。ですが、私の場合は当てにならない。すぐに忘れる。忘れないようにしているのですが、忘れちゃう。いろいろ印をしておくこともあるのですが、印をしたことを忘れてしまう。あまり何日もまえに印をしておくと、この印は何だったんだっけなんてことになります。病院からどーしたのと、電話がかかってきたこともありましたっけ。

 病院は二つの科にかかるので時間がかかります。最初が眼科、次が脳神経外科です。今日はおまけに脳神経外科の診察が終わったら、また眼科に舞い戻りしましたので、午前中いっぱいかかってしまいました。脳神経外科は脳梗塞ではありませんよ。梗塞ではなく拘束。これでも困る。脳の回転が高速なら良いんですけどね。

 

 昨年の6月にかかった病気のあとの通院の診察です。脳神経外科は今日でおしまいになりました。眼科は大事をとって、あと半年後に電話で予約して来てくださいと言われました。病院内は秋葉原の歩行者天国のように混雑していました。もっとも、秋葉原のようだと言ったって、メイドカフェのような服装した人はいませんでしたが。
                                          
                                 居たらたのしいな~~

 本を持って行ったのですが、全部読んじゃいました。毎日病院だとずいぶん本を読むことになるでしょうね。行きたくないですけど。メイドが居たら気が散って読めなかったかも。「 旦那様、隣のこのお席空いてます~?」 なんて言われちゃった日にゃ、もうメロメロに・・・。 おいおい何を興奮しているんだか・・・。  何せ、暇だったですからね。

  

 キヌサヤとスナップエンドウ(つるあり)にヒノキの枝の覆いをかけてやりました。風と寒さ対策です。あまり保護しすぎると育ちすぎ、そこの寒さが来ると凍ってしまうという心配があります。かと言ってほったらかしておくと風に振り回されて駄目になってしまいますから、適度な加減が必要です。人間の場合も同じ手口かな。

 
                                      家の間に伸びる何もクレーン

 
                                        人を騙すのも疲れたワイ


    遠山に日のあたりける枯野かな       高浜虚子


    廃  句

        遠山の金さん桜まだ早し
        待たされて本一冊を読みにけり
        帰宅して炬燵にセーフとすべり込み
        気病んで夢は枯野をかけめぐり
        お笑いを一席聞きつウォーキング
        にやにやと笑って歩く変なひと
        ポイントに振り回される年もあり


また雪

2011年01月24日 | Weblog


 辞書は、ますます引かなくなりました。辞書と言っても本になっている辞書のことです。その代り、電子辞書を愛用しています。私のは少し古いタイプなので、広辞苑と漢和、英和・和英くらいまでしか入っていません。100種類もの辞書類が入っているものが主流のようですが、そんなには要らないので、基本的なもの数種と、あとはオプションで選べるようになればいいのにと思っています。実現しないでしょうけど。

 

 しかし、この頃はこの電子辞書も引くのが億劫になってきました。そのはっきりした理由があります。それはネットの辞書を使えるからです。何かパソコンで作業をしているときに辞書を引くことがあります。ここの場合、ネットの辞書を引けばそれこコピーして貼り付ける(ペースト)。つまり今はやりのコピペがし易いからです。

 

 朝、目が覚めたら雪でした。ただし、あまり積もりませんでした。これはまだ明るくなりきらない時刻なので画面が暗いです。

 

 その後は晴れたり曇ったりで、暖かくはなりませんでしたが、雪自体があまり温度が低くなかったせいか、前回の雪で車に踏み固められて、それが凍って融けにくかったのですが、その雪を融かす役割をしたようです。雪が雪を融かす役割なんていう言い方は変ですが、水っぽい雪だったからでしょうね。

 

 ズームで大きく撮ろうとすると、飛行機を画面にいれるのが超むずかしくなってしまって、なかなか小さなデジカメでは飛行機を捕獲するのが難しいです。
 何度もチャレンジして、やっと捕えました。今回は文字もマークも写りました。

 
   冬の鯛遠き海よりきて紅(あか)し     百合山羽公(ゆりやまうこう)


    廃 句

       飛行機をうまく写せて大漁気分
       寝床から見るのも乙な雪景色
       キティちゃんオタクいたんだアメリカにも
       食欲を抑える呪文あれば良し
       本・テレビ睡眠薬は要らぬかな
       高速料無料のインター大渋滞
       睡眠かはたまた黙想?会議中     国会 
                
       


日曜日

2011年01月23日 | Weblog


 日曜日の朝は出勤する人がたいへん少なくなるので、ウォーキングがし易くなります。県道を横断するのがとても楽です。平日は危ないので出勤時間が過ぎてから歩き出すようにしています。
 信号でせき止められていた車がドッと一時つながってきて、それが途絶えたときにサッと横断しますが、あいにく反対車線にこれまたせき止められていた車が押し寄せることがあります。そしてそれが終わったかと思うとまたこちらの車線が、なんてこともたまにあります。

 

 いつも歩くところで毎日見かける車です。日産のセドリックと書いてあります。古い車が好きなんでしょうか。普段は乗っていないようです。今日のような日曜日にはこれに乗ってどこかに出かけるんでしょうか。

 セドリックという名前の車種も無くなるのだそうです。無くなったかも知れません。セドリックというのは「小公子」という小説に出てくる主人公の少年の名前ですね。そう言えば私が最初に乗ったサニーなんてのも、もう日産のホームページには出てこないですね。名前を応募してもらって付けた名前の車だったんですけどね。

  

 成長は遅いですが、元気なブロッコリーです。強いですね。

 
                                                 春を待つ庭


 


   水鳥のどちへも行かず暮れにけり          一茶


    廃 句

      水鳥のたいくつもせずじっと居り
      枯れ芝生ついうとうとと昼下がり
      木の葉積み犬連れリアカー行き来せり
      ほだ木切りいつ始めるか迷いけり      ほだ木=椎茸の原木
      干し芋に舌づつみ打つ昼下がり
      寒風の中で焚く火や芋蒸かし
      風おこり猫も目覚めぬ冬の午後


青い白菜

2011年01月22日 | Weblog


 大きめのジャンパーを着ているので歩くのが楽です。というのは、袖がそれなりに長いので、手を全部袖の中にいれてしまうと、とても暖かいからです。どんな手袋よりも暖かいです。一つでも寒さの条件を減らすことが外に出やすくなることになります。

 

 朝日を撮ったので、風景は暗くなりましたが、今日もとても良い日でした。寒さは緩んで日陰で凍っていた雪もどんどん融けています。大寒なのに寒さが緩むとは。助かります。

 

 丸くならなかった白菜は元気なものです。他のが寒さにやられ青息吐息で腐りかかっているというのに、これだけは全体が緑色をしています。なぜなのか不思議。この調子だと春になってから花が見られるかも知れません。

 

 昨日、そば屋さんに行く途中、せんべいの工場があったので寄ってみました。奥が工場で右手が販売店になっています。大きな工場であちこちに出荷しています。
 せんべい、あられ、どらやき、だんご、などなど。あるわあるわ、選ぶのに困ってしまうほどでした。

 

 
   牡蠣(かき)よりも海鼠(なまこ)の黙ぞ深からむ
                             相生垣瓜人(あいおいがきかじん)

   廃 ・・・

      牡蠣といえばいつだって食べたいなあ
      牡蠣フライ生牡蠣もよし鍋グラタン
      青空に大きく泳ぐ鷺の群れ
 
      夕されば家路をいそぐ人の群れ
                   今日一日の疲れ踏みしめ
      夕されば人っ子ひとり見えぬ道
                  淋しき田舎忘れられたり
      さびしさに耐えたる人の住まいかな
                  夕陽を浴びて黒いシルエット 
            



      


十割そば

2011年01月21日 | Weblog


 晴れてあったかな日です。晴れれば、陽の当らない寒い裏の部屋でなければ、日中は暖房は要らないです。の~~んびり散歩する人があっちこっちに見えます。私は足にアンクルウェイトをつけてサッサと歩いています。脈が100くらいになる歩き方がよいのだそうです。先日の 「 ためしてガッテン 」 からの知識です。

 今日は、いままでに13,000歩を越えています。携帯に万歩計がついていますからね。もっとも私のは携帯万歩計というよりも軽怠漫歩計ですけど。

                        

 アンクルウェイトというのは、足首に鉄の重りをくっつけて歩く、つまり足に負荷をかけるのだそうです。「 ためしてガッテン 」 ではスキーの三浦雄一郎がそうやって歩いていました。もっとも、彼は重くしたザックを背負ったりしていましたけど。私はそんなことしたら、次の日から歩けなくなっちゃいます。ところで、私のアンクルウェイトはそれぞれが0.5kgですので、負担には感じません。

                            

 奥さんの友達から薦められて、隣町まで そば を食べに行ってきました。 十割そば だそうです。
 そばのおいしさが分かるのは もりそば だそうです。ざる では海苔が乗るからだめなのだそうです。私にゃそんなことは分かりませんが、確かに もり か ざる がそばの味は分かりやすいくらいのことは分かりますので、せっかくの十割そば だと言うので、もり にしてみました。

 

 こんな林の中にあります。いろいろな種類の木が植えてあるそうで、やっぱり春から夏が良いとか。山野草もみられるようです。今は冬枯れの中ですから、樹影を愛でるような木ではないようですので、情緒は半減です。
 ところで、確かにおいしかったです。もり の他に そばがき も頼んでみました。これも、とてもなめらかでおいしかったです。

     

 ところで、ちょっと古いニュースになってしまいましたが、わが県出身の 癖の里 じゃなかった、稀勢の里がまた白鵬に勝っちゃっいました。驚きましたね。また連勝を止めてしまった。白鵬にとっては癖のある相手ですから 癖の里 です。

 

 カラスウリがまだ残っています。が、中身は食べられているようです。名前の通り、カラスが食べたのか、あるいは他の小鳥が食べてしまったのか。とにかく、食べたのは鳥のようです。

 
   数あるも淋(さみ)しき沖のたっぺかな    稲守
          たっぺ(竹瓮) : 水底に沈めて魚をとる竹の籠 


    廃 句

      数あるもいつも下手くそ廃句かな
      数あるもそんなに食べちゃだめ、饅頭
      数あるも中身喰われたカラスウリ
      数あるも淋しき岸の芦穂かな
      寒空に吹かれ騒ぐや芦穂かな
      北風が無けりゃあたたか大寒日
      足首がやたら重たいウォーキング





      


冬の日や

2011年01月20日 | Weblog


 「 おおさむこさむ山から小僧がとんできた ・・・ 寒いと言ってとんできた 」 という歌があります。今日から大寒です。毎日寒いですね。雪の地方の方々、申し訳ないです。こちらは今日も晴です。風が出てくると寒いです。午後は風が出ますが、それでもまた暖かい方と言えるんでしょうね。

 大と小を並べる言い方はどれくらいあるか分かりませんが、二つか三つしか思い当たるものがありません。大波小波。夕焼け小焼けは夕と小ですね。大石小石は並べれば言えなくもないですが、普段はそういう風には言いませんね。

 

 昨夜の東の空に出たお月さんです。満月は明るいのでぶれは少なかったようです。下に点々と白く見えるのは街灯かと思います。ほかに該当するものはありませんし。

 

 まだ日蔭は雪道です。踏み固められてしまったところは硬く凍って、つるつる滑るのでとても危ないです。名付けて 「 つるつるの小道 」。頭のことではありませんでっす。
 なお、これははめ込み画像ではありません ← 近頃はめ込み画とうたっている広告が多いですからね。

 

 リーフレタスは強いんですね。なんともないですよ。ただ、寒いので非常に育ちが悪いです。今どき寒さに耐えているので、苦い味などしなければ良いのですけど。いつも食べるのを忘れてしまうんですよ。リーフレタスじゃなくてリーブレタスに名前を変更しなくっちゃ。

  補) リーブ  =  leave = 放っておく

 


    The winter sun - a frozen shadow on horseback       Basho
                                                      A・ビニングトン

          冬の日や馬上に氷る影法師    芭蕉    の英訳

     廃 句

        The winter sun - a frozen shadow on the road
                  冬の日や路上に氷る影法師

        The winter sun - a fallen shadow on the path
           冬の日や小道に転ぶ影法師

        冬の日や家路を急ぐ影法師
        冬の日や猫と日向の昼下がり
        冬の日や青空仰ぎ大クシャミ
        

 

 


松過ぎ

2011年01月19日 | Weblog
 午前のあわただしさが過ぎ、気温もあがって静かなゆったりと時間が流れる、いわゆる昼下がりの頃が私は好きです。日が傾くのにはまだ早い。猫が昼寝から覚め、一歩いっぽ歩を踏みしめながら腹をすかせて帰ってくる時刻です。犬は円くなって日差しを浴び昼寝をしています。

 そのような時に、モーツアルトのピアノ協奏曲第20番の第二楽章はぴったりです。
    
http://www.youtube.com/watch?v=C6EZqKuGhKk
 第一楽章は、何か激しいものを内に含んだような強い雰囲気を持って始まります。ここも私は大好きです。
    
http://www.youtube.com/watch?v=HQE20OkiF74

 

 三月とは違い寒に降った雪はなかなか融けきれません。日蔭にはいつまでも残って、あすの朝にまた凍って硬くなります。
 寒と言えば明日から大寒です。寒いわけだ。大寒は大寒迎できず。

 

 大根は、もう地上に出ている部分はなんども凍ってしまっているので駄目です。地中に潜っている部分は、凍土になっていませんのでまだ食べられると思います。掘り起こすのも楽です。
 土寄せもなかなか大変です。それに畝間も広く取っていませんので土寄せは無理です。何の対策もしていません。

  

 電力会社の人たちが、電線にかかる枝切りをしていました。二三人でてきぱきとやっています。切る人と片づけの人。トラックを用意してあって、たちまち枝を集め載せて行ってしまいました。チームワークはとても良いですね。

 

 
    松過ぎの又も光陰矢の如く           高浜虚子


      廃 句

         松過ぎてあとはただただ寒いだけ
         松過ぎの雪はなかなか融けぬなり
         松過ぎて二日三日と休む店
         松過ぎてただ春来るを雪の松
         松過ぎの炬燵の読書至福なり
         松過ぎてモーツアルトの二十番
         松過ぎの風は足元渦をまき


干し芋

2011年01月18日 | Weblog


 あまり厳しい寒さが続きと、やっぱり夏の方が良いかななんて、ついつい思ってしまいます。夏も辛いと冬が好きなんてことに。そのような毎日ですね。
 人間だからやせ我慢をせずに、感じたように言うのも良いのかなと思います。侍のようにじっと我慢ばかりでなく、言葉に出して言った方が精神衛生上も良いかもしれません。

 

 この冬も干し芋作りにチャレンジです。もう飽きちゃったのですが、少しばかりですけど干し芋用の芋を作ったものですから、ちょっぴり作ってみようと思い立ちました。
 二時間くらい蒸かさなければならないので、そう多くは作っていられません。

 

 こんな風に数日乾かします。ネットはカラスに取られないようにするためです。乾かし過ぎると硬くなってうま味が無くなります。ビニール袋に入れて封をすれば湿気は戻ります。

 

 裏山です。下草は草が枯れて篠の葉の緑は残っています。寒くなければ良いところなんですけどね。
 木の葉は、その気になったら集めようかと思います。雑用ばっかりで嫌になりますので、その時の気分次第です。

 

 今日も良い天気でした。この空の色が好きです。田舎では空がよく見えます。
 雪が溶けて土には水分が多いので、霜解けになると田んぼのようにグチュグチュになります。
 多少風があるので、乾きは早いです。

 


   引きすてし車の数よ夜の雪           白雄
               車 = 牛車


   廃 句

     今日もまた無事に過ごせり残り雪
     青空に飛行機の音追う目線
     新しき竈重くて仕事増え        竈 = かまど
     そろそろか何度も芋に串を刺し    蒸けたかな?
     政道はこの頃滅茶苦茶でごじゃりまするがな
     正月も過ぎりゃ猫どもうるさいね
     料金がただだと高速やたら混み



白菜受難

2011年01月17日 | Weblog
 昨日の晩から朝にかけて降った雪はジワジワと溶けて土にしみこんでいます。しばらく降らなかったので、とても良いお湿りになりました。同じお湿りでも、気分のお湿りは困りますが、良いお湿りもあります。

 

 昼間はお月さんを撮るのが楽です。夜は三脚を使わないと無理です。人間は二脚で歩きますが、三脚も必要です。二人三脚と言いますが、支え合わないと、良いお月さんも見られなくなります。助け合いの人生です。なんちゃって。「 今日はおかしいね。」 なんて言われそうですが、そんなことを三脚からふと考えてしまいましたぞえ。

 

 夜は、横着するとこんなお月さんになります。これも面白いですけど。二脚ではぶれるのだ。

 

 白菜はこんな状態。毎年こうなります。あちこちの畑でこういう姿が見られます。もっとも、すこしずつ野菜つくりをする人が減ってきていますから、以前ほどは見られなくなりました。日本の野菜作りの衰退です。

 日本は、いま萎んできているのだそうです。まず人口。人口の減少がいろいろな産業に狂いを来してきているようです。単なる人口の減少ではなくて、若い人と、これからの日本を支える子どもの数の減少ですから大問題です。

 


      けさ見れば汀(みぎわ)のこほりうづもれて
                       雪の中ゆく白河の水    香川景樹
  

    廃 歌

       けさ見ればバケツの水のコチコチに
                    こほりてげんこつさっぱり利かぬ    イテテテテ
       
       けさ見れば畑の雪のしらじらと
                    やっぱりやめたと炬燵にもぐる     何の用事だったか

       けさ見れば民放ニュースあら探し
                    政治資金でキャバクラ支払?      誰なんだ