ひげマスター・ciciありむらのおとぼけ日記(ブログ五七五) 

好奇心旺盛!趣味はHP作成、カラオケ、似顔絵、ギター、映画、作詩、etc。特技はスナック芸

イシダイ

2009-09-20 06:14:51 | Weblog
 釣り好きの年配客Aさんと若手のお客B君がイシダイについて話し始めた。

 客A「イシダイは俺にとってあこがれの魚や。強烈な引きが堪(コタ)えられへんわ」
 客B「成魚は全長50cm程度やけど、日本記録は80㎝以上のが釣れたとか。凄い釣果やね」
 私 「あ、ちょうか(そうか)?標準よりもかなりサイズ超過やね」
 客B「イシダイの歯はウニやフジツボをバリバリ噛み砕く程、強いんやて」
 私 「Aさん歯が悪いやろ。イシダイ食べた後の歯を入れ歯にしたら?」
 客B「イシダイは黒い縞があるけど、老成するとこの縞が消え灰色になるねんで」
 客A「そうそう、ほんで口の回りの黒い縞だけが残るので“クチグロ”とも呼ばれてる」
 私 「お歯黒みたいやなあ。Aさんはお腹黒やなあ」
 客A「おっこるで~。イシダイは三重ではナベと言うんやで」
 私 「おナベがいてるんやったら、オカマもいてるやろな」

 一句:釣り好きは イシダイの引きに 興味引く
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石油

2009-09-19 05:33:03 | Weblog
 今、世間は不景気だが、中東諸国は石油で潤っている。 

 ママ「なんで中東に石油が多いのん?」
 私 「地域名がアブラやからや」
 お客「それて、アラブやろ」
 ママ「石油が採れるのはアラブだけか?」
 私 「いや、アメリカでも日本でも産出されるで」
 ママ「ほんだら日本も採って儲けたらええねん」
 お客「日本は埋蔵量が少ないねん。殆んど無い蔵量や」
 私 「無い蔵量?ほんだらママの胸と同じや。オッパイが無いからパットでマイ増量してるわ」 

 一句:うらやましい アブラで潤う アラブ人
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ニンニク

2009-09-18 04:56:17 | Weblog
 網焼きの話からニンニクを焼く話になった。

 客A「ニンニクは料理に使うと香りも味もアップするわ」
 私 「その上、スタミナがついてモリモリ元気が出て、アソコもアップするなあ」
 客A「マスターにはもう関係ないやろ」
 私 「イタイとこつくなあ、ニン・ニクたらしいなあ」
 客A「ニンニク、ホイル焼きにしたらうまいで」
 客B「皮を剥(ム)くのん面倒くさいやん」
 私 「皮?俺、かぶってるわ」
 客B「長い事、チェリー・ボーイてか?そんな事は無いやろ」
 私 「うーん、皮かぶり…違(チゴ)て、かいかぶりかな?」
 客A「ニンニクの皮、レンジでチンしたら剥けやすくなるで」
 私 「そうか、俺のチンもチンしたら剥けるかな?」

 一句:ニンニクで 話がモリモリ 盛り上がる
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若づくり

2009-09-17 05:41:43 | Weblog
 ホステス同士が勤め先の店のお客さんの事を話していた。

 客A「あの社長、10年ほど前に60歳て言うてたのに、今だに60歳て言うてんねん」
 客B「確かに最近若づくりをして若返ったけど10歳もサバよんだらアカンわ」
 私 「若づくりてその社長、学生服でも着てるんか?」
 客B「どこに70面(ヅラ)下げて学生服着る人がいてるのん」
 客A「この前、スーパーで奥さんと出会ったけど、白髪だらけでメッチャ更けてたで」
 客B「確か、社長と同じ歳のはずやけどなあ」
 私 「遊び人の亭主を持って苦労してはるんやろね」
 客B「マスターとことおんなじやん」
 客A「社長が奥さんと一緒の時に出会ったら、奥さんの事をどない言うんやろね」
 私 「きっと、(自分の)母親やて言うんと違うか」
 客A「アハハ、言いかねんな」

 一句:遊び人 妻を犠牲に 若づくり
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あれあれ…

2009-09-16 06:17:55 | Weblog
 歳をいくと会話をしている時に言葉が出てこない事がある。顔は鮮明に浮かんでいるのだが名前も出てこない。「ここまで出掛かってんのに…」と臍(ホゾ)を噛む時がある。
 今日はお客さんがカラオケを唄おうとするが曲名が出てこない…

 お客「アレ何やったかな?えーと…」
 私 「えとはネズミや」
 お客「誰もマスターの干支を聞いてない!えっと…」
 私 「えっとー(越冬)つばめ!」
 お客「♪ヒュールリー、ヒュールリララ~…何を唄わすねん!違うがな、アレやアレアレ」
 私 「オレオレで引っかかるのは年寄りやけど、アレアレて言い出したら、もう年寄りやなあ」
 お客「ホンマここまで出かかってんのになあ、曲名が出てけーへんわ」
 私 「因みに言いたいのんは『氷雨』やろ」
 お客「なんや知ってたんかいな。最初にそれを言うてや。引っ張ってもう、疲れるわ」
 私 「アレアレ詐欺に引っかかったみたいなもんやな」

 一句:アレアレと オレオレ詐欺で 歳、痛感
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植毛

2009-09-15 06:14:54 | Weblog
 以前、髪の毛が薄かったお客さんが、明らかに増えている。

 私 「髪の毛増えたな。若返ったやん」
 お客「植毛してん」 
 私 「植毛?植毛て、頭に種でも植えるんか?」
 お客「そう、頭に種を植えて、秋になったら稲が出てきて…」
 私 「それを見た人が、イイネぇ!」
 お客「そんな人はイネーよ。それはそうとマスターも植毛したら?」
 私 「俺は店でハゲを売りにしてるからなあ。植毛したら職もぅ(植毛)替えんとアカンわ」

 一句:植毛で 見た目も気分も 若返る
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結婚式

2009-09-14 05:21:22 | Weblog

 日曜日は妻の姪の結婚式だった。新郎は40歳、新婦は38歳。おそがけの結婚だ。
 2時に南堀江の結婚式場・TVBに着いた。チャペルで式を終え記念写真を撮ってから南船場の披露宴会場・レアルタへ行く。
 新郎の友人の祝辞代わりの「吟じます」が大いに受けたので、新婦の友人も祝辞の後に吟じた。結婚披露宴で吟じるのは今の若い子の傾向なのかな?
 その後、司会者がインタビューに各テーブルを回った。7番目に私たちのテーブルに来たので私がインタビューを受けた。
 司「どういう関係ですか?」
 私「妻の姪です。孫みたいに可愛いですわ。目ぃ(姪)に入れたら痛いけど…」
 司「新郎さんとは初めてですか」
 私「いえ、2年ほど前に初めて会いました」
 司「新郎さんの第一印象は?」
 私「ちょっと怖い顔していたので、引けを取らないように剃り込みを入れました」
 外野席から「おっちゃん、もともとハゲあがってたやん」のヤジが飛んだ。
 もっとダジャレを言いたかったが長引いてはいけないので、その後はありきたりの祝辞で締めた。
 因みにおじいさん(義父)の誕生日である。彼は「ワシの誕生日に合わせてくれてうれしい」と喜んでいた。
 披露宴は7時前に終わり、新郎新婦や若い人達はウメダでの3次会に行き、私達年寄り組は帰途についた。

 一句:この指輪 けっこん(結構)したと 新郎言う
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山口百恵ファン

2009-09-13 04:19:05 | Weblog
 50過ぎのお客さんが連続テレビ・ドラマの『赤いシリーズ』を見てから山口百恵のファンになったと言った。

 私 「百恵ちゃんのどこがエエのん?」
 お客「愁いを帯びた表情が好きや。赤いシリーズの主役の役がハマってたわ」
 私 「役がハマったら、女優は売れるなあ」
 ママ「仇役の秋野暢子もハマってたなあ」
 私 「そうや、顔がキツイから意地悪な役が向いてたなあ」
 ママ「なんや、私の方を向いて…」
 私 「誰もママが秋野暢子に似てるとは思てへんで」
 ママ「そうやろ~」
 私 「秋野暢子がママに似てるねん。ママの方が先に生まれてるから」
 ママ「なんや、私はキツイ、意地悪、その上に年寄りかいな!怒るで~」
 私 「マーマー、マーマー、そない怒りなやママ。冗談と違うねんから」
 ママ「冗談と違うんやったら、よけい悪いやん」
 お客「夫婦喧嘩はさておいて、秋野暢子、ファンからかなり嫌がらせを受けてたてなあ」
 私 「そう、執拗な嫌がらせやった。秋野暢子は、も・もうええって言うてたで」
 ママ「“も・もうええ”と“百恵”かいな。説明せんとアカンな、このダジャレは…」
 私 「せやけど、百恵ちゃんは三浦友和とはお似合いやなあ」
 お客「俺もお似合いやで」
 私 「友和と?」
 お客「なんでやねん!俺はホモか?」
 私 「ホモ恵ちゃんファンや」

 一句:百恵ちゃん 男性ファンに 夢与え
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ギンモクセイ

2009-09-12 05:24:04 | Weblog
 お客さんが加門亮の“銀木犀”を唄い終えた。

 私 「ギンモクセイがあるという事はキンモクセイもあるんやろね」
 お客「あるで。ギンモクセイは白色の小花を咲かせるねん」
 私 「それで、キンモクセイは?」
 お客「キンモクセイは赤黄色の小花を咲かせ、どっちも秋になるとエエ匂いさせてるわ」
 私 「ほんだら夏にエエ匂いさせるのがアシモクセイ(足も臭い)か?」
 お客「そんなもんあるかいな!」

 一句:ギンモクセイ 香りと話題と 秋運ぶ
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大阪の営業マン

2009-09-11 05:49:46 | Weblog
 久しぶりに群馬県から出張のお客さんが来た。接客中にカラオケ屋の営業マンが来て「機器のリースですが…」と言った。

 私  「カラオケの機械は要らんで、ウチは買い取りやから」
 営業員「買ってどれくらいになるんですか?」
 私  「江戸時代からやからだいぶなるわ」
 営業員「そうですか。古いからそろそろ新品に替えはったらと思いまして…」
 私  「古いのが今だに使えるという事は、機械が丈夫やからや。買い替えられへんわ」
 営業員「でも、新しい機械は新機能が満載ですよ」
 私  「俺ら年寄りは機能が仰山あっても使いこなされへん。無用の長物や。要らんわ」
 営業員「ちゃんと使えるように私が教えますよ」
 私  「そうか、タダでくれるんやったら貰うわ、置いていきや」
 営業員「カタログだったらタダで置いときます」
 私  「きっちり返すなあ。今日は接客中やからまた今度にしてんか」
 営業員「また来ますのでよろしく」
 お客 「さすが、大阪の商売人やなあ。やりとりが面白いわ」

 一句:漫才を 見るよう浪花の 商交渉
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